新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。2007年の年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年は消費生活の安全・安心・信頼が特に求められた一年でした。また内外でも、天災、不祥事、事件等相次いで発生した悲しい年でもありました。
内政を見ますと小泉政権から若い安倍政権に変わり、経済は景気回復軌道に乗って来ていると報道されていますが、中小零細企業はその実感はまだ伝わって来てません。予断は許されないと思います。安倍政権に本当の景気回復のための仕事を期待したいものです。
私は計販連の会長に就任し、今年で早満二年を迎えます。これも偏に会員並びに計量関係者の温かいご指導とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
計販連会員は、計量のプロとして計量を通じ社会に貢献する使命があります。世の流通は複雑化し、インターネットによる通販が今年は更に普及する事でしょう。計量に係わりない雑貨を扱う通販事業者が横行します。これでは計量の安全が確保出来ません。
計販連会員は、また販売事業者は、日常プロとしての責任と自覚を持ち、営業活動をしております。
また、我々の事業の一環でもある計量器コンサルタント(計コン)制度は、販売事業者唯一の資格であり、この資格が世に大きくクローズアップされつつあります。
この制度を更に普及拡大のため、昨年から(社)日本計量振興協会と計販連の共同事業に取り組み、各地方計量協会に協力を求め、積極的に展開し、地計協の活性化、地域の振興に寄与する目的で計コン有資格者の育成と、新たに計コン取得者を誕生させたいと走ります。
会員及び地域の販売事業者は今年こそ一致団結し、資質向上のための研鑽を重ね、資格取得して下さい。これからの事業は資格が必要とされます。大変重要です。
消費生活者への安全・安心・信頼を我々販売事業者が積極的にPR活動し、世に認知度を高めるチャンスです。
勿論この資格により社業の発展に大きく貢献することになりますので、会員はじめ他団体の皆様ご理解の上、本年も絶大なるご協力を賜ります様宜しくお願い申し上げます。
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