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2008年・関係団体の行動の基本

指名計量標準機関として国際活動に参画

日本電気計器検定所理事長 山下弘文 


山下弘文理事長

 新しい年を迎え、計量関係事業が今年一年平穏かつ順調に推移することを皆様とともに祈念したいと思います。
 私ども日本電気計器検定所にとりましては、昨年は関係各位のご支援の下で、充実した事業実施をなしえたものと感じております。昨年の年頭に大野前理事長が触れました検定手数料の引き下げも、時期に遅れが生じましたが、年末に実施され、関係の方々のご期待に応えることができました。今年は新手数料の下で着実な運営を進めなければならず、職員一同さらに気を引き締めて事業に取り組むこととしているところです。
 また、当検定所の役割の一つである電力量関係の標準管理機能に関連して、さらに一段と活動を充実させることが昨秋固まりました。(独)産業技術総合研究所が日本を代表する役割を担っておられる国際度量衡委員会の活動のうち、電力量関係分野について指名計量標準機関の役割を果たすべく、当検定所が直接にそこの国際活動に参画することが各国に承認されました。与えられた役割を確実に果たすべく、積極的な活動をしなければならないのが新年のもう一つの課題です。
 計量事業を取り巻く国内の環境は、技術の発展や社会情勢に対応して今年も変化の動きが続くことと思います。電力量計の世界でも従来と異なるタイプの計器が出てくるなど、私どもが対応しなければならない課題があり、事業のさらなる効率化を求めつつ、そういう要請に応えていく努力を各地の支社・事業所を含めて展開して行かねばならないと考えています。
 しかしながら、何よりの基本は、検定所が受け持っている計量器の信頼性の担保の役割をしっかりと維持していく、これを崩すようなことがあってはならないということです。昨年の計量記念日での受賞標語のとおり、正確な計量を通じて「信頼社会の第一歩」の一翼を担っていることを職員一同とともにしっかり頭において、今年も過ごしたいと思います。
 関係各位のご支援をお願いいたします。

(以上)

 
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