高田誠二 | 丸善(株) B6判、122ページ |
1,600円(税別) |
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毎日のニュースのなかで必ずと言っていいほど出てくる単位。本書は、身近な単位を具体例を出して分かりやすく解説している。 |
フレデリック・サイツ著 松本栄寿・小浜清子訳 |
玉川大学出版部 186ページ |
2,000円(税別) |
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「パリといえば?」との問いに大多数の人がエッフェル塔を回答の中に入れるだろう。そのくらい現代ではパリのシンボルになっている「エッフェル塔」の話である。 玉川大学出版部 東京都町田市玉川学園6−1−1 電話042−739−8935 |
小泉袈裟勝・山本弘:著 | 財団法人日本規格協会(〒107−8440、東京都港区赤坂4丁目1−24、電話(03)3583−8007) | 各1,200円(税別) |
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『単位のおはなし』『続 単位のおはなし』の初版は、それぞれ古代以来の計量単位の歴史にも造詣の深かった故小泉袈裟勝氏が、緒方健二氏と組んで親しみやすい文章とイラストで難しい取決めを分かりやすく解説したもの、小川集氏と組んでJIS
Z 8202を分かりやすい文章とイラストで解説したものであった。今回わが国の計量単位が国際単位系の単位に統一されたのを機会に、単位に関わる内外の工業規格に詳しく、計量法や日本工業規格の単位のSI化にも多大な貢献をした山本弘氏が加筆・修正した。ひろく一般の読者はもとより、計量・計測の専門家の方々も手頃な解説書として、さらには参考書として手元に置くようお薦めする。 『単位のおはなし 改訂版』◇第・部 量・単位・単位系▽1、量と単位と標準▽2、基本単位と組立単位・単位系▽3、単位系の整理▽4、国際単位系(SI)へ▽5、大きい単位・小さい単位▽6、組立単位▽7、単位系の要件▽8、単位制度のお目付役▽9、メートル法の計量法▽10、SI化されたJISと計量法▽11、尺貫法などの切捨て順序◇第・部 個々の単位のおはなし▽1、原器から光の速さまで▽2、キログラムは安泰▽3、秒−古代から変わらない単位▽4、電流−アンペア▽5、セルシウス度とケルビン▽6、光度−カンデラ▽7、物質量−モル▽8、面積と体積▽9、密度と比重▽10、線密度と繊度▽11、力・重量▽12、仕事、エネルギー、熱量、電力量▽13、ワットと馬力▽14、水銀柱からパスカルへ▽15、流量・質量流量 『続 単位のおはなし 改訂版』◇第1部 空間及び時間▽1、平面角・角度▽2、立体角▽3、長さ▽4、面積▽5、体積▽6、時間▽7、速度・速さ▽8、加速度▽9、粒度◇第2部 周期現象及び関連現象▽1、周波数・振動数▽2、回転速度◇第3部 力学▽1、質量▽2、比重▽3、線密度・繊度▽4、力▽5、圧力▽6、応力▽7、粘度▽8、動粘度▽9、仕事・エネルギー▽10、工率・仕事率◇第4部 熱▽1、熱力学温度▽2、セルシウス温度▽3、熱・熱量◇第5部 電気及び磁気▽1、電流▽2、電荷・電気量▽3、電位・電位差・電圧・起電圧▽4、静電容量・キャパシタンス▽5、磁界の強さ▽6、磁束密度・磁気誘導▽7、磁束▽8、自己インダクタンス・相互インダクタンス▽9、(電気)抵抗(直流)▽10、(電気の)コンダクタンス(直流)▽11、無効電力◇第6部 光及び関連する電磁放射▽1、光度▽2、光束▽3、輝度▽4、照度▽5、屈折度・めがねレンズの度◇第7部 音▽1、音程▽2、音圧レベル▽3、騒音レベル▽4、対数減衰率▽5、音の大きさ 6、振動加速度レベル◇第8部 物理化学及び分子物理学▽1、物質量▽2、質量分率▽3、体積分率▽4、ピーエッチ濃度▽5、相対湿度▽6、触媒活性◇第9部 原子物理学及び核物理学▽1、原子質量定数▽2、放射能・壊変率▽3、エネルギー▽4、断面積・ミクロ断面積▽5、放射線量▽6、吸収線量▽7、線量当量 ◇ 【発行日】2002年7月15日(改訂版) |
ISOを理解するための50の原則 ★価格は本体価格です。 |
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矢野友三郎:著 | 日科技連出版社、158ページ | 1,700円(税別) |
本書は、ISOを語る前に知っておきたいグローバル・スタンダードの常識や新しい国際規格の動向について、どのように理解すればよいのかを、50のポイントにしぼって解説してある。わかりやすく図解してあるため、ISO9000、ISO14001を中心とする国際規格の知識が手に取るようにつかめる。 目次 ◇第一章知っていますか?国際規格ISOができるしくみ=▽50年を迎えたISOの歴史▽標準化のX軸、Y軸、Z軸▽国際規格と国家規格との関係▽AからZまであるISO規格▽200を超えるISO専門委員会▽ISO規格は誰がつくるのか▽ISO規格の作成とその手続き▽新しいISO出版物(TS、PAS、ITA)とISOの著作権▽人より先にISOの動きを知る方法▽ISOとWTO/TBT協定の関係◇第二章もっと気楽にISO、考え方の転換=▽もともと規格は経営戦略のツール▽いろいろなISOマネジメントシステム▽マネジメントシステム規格の考え方のポイント▽第3のISOマネジメント規格、労働安全衛生マネジメント▽組織を守るリスクマネジメント規格、2000年秋にJIS化▽インターネット時代の個人情報保護マネジメント規格▽食品マネジメント規格、HACCP(ハセップ)▽人間工学(使いやすさ)のマネジメント規格、ISO13407▽顧客を満足させる苦情処理マネジメントシステムのJIS規格▽IT時代の情報セキュリティマネジメントシステム、ISO17799◇第三章なぜ、ISO9000品質システムが導入されるのか=▽品質システムの国際語、ISO9000▽合理性を優先するISO9000▽ISO9000の2000年改正▽新しいISO9001の要求事項▽ISO9001から生まれるセクター規格▽ISO9000シリーズとQS−9000▽サービス産業へ広がるISO9000シリーズ▽ISO9000と政府調達▽ISO9000ファミリー、プロジェクトマネジメント:ISO10006▽ISO9000ファミリー、計測管理:ISO10012◇第四章なぜ、日本がISO14000の審査登録で世界一なのか=▽地球サミットからはじまったISO14000▽環境経営のシステム規格、ISO14001▽ISO14000シリーズにはどんな規格があるか▽なぜ、ISO14000が注目されるのか▽こんなにあるISO14001のメリット▽ISO9000の3倍で広がるISO14001▽水俣市など地方自治体もISO14001取得▽ISO14000シリーズ、サイトアセスメント:ISO14015▽ISO14000シリーズ、環境ラベル:ISO14020▽ISO審査登録機関、研修機関のネットワーク◇第五章企業を取り巻く認証制度=▽基準認証5分野とワンストップテスティング▽ISOの審査登録制度のしくみ▽JAB(財団法人日本適合性認定協会)の役割▽意外と知られていないISO/IECガイド▽世界が注目するISO17025(旧ISO/IECガイド25)▽ISO規格を支える計量標準▽測定の信頼性を示すJNLA(試験事業者認定制度)▽認証標準物質とISOガイド30、31、32、33、34、35▽企業活力を生み出す知的基盤◇付録・工業標準と計量標準(大きく変わる計測、計量標準の世界)=▽計量標準とISO1000(国際単位系(SI))▽ワンストップテスティングを支える計量標準▽計量標準の国際相互承認(グローバルMRA)▽日米間での計量標準の相互承認▽計量標準の整備◇付表◇参考文献◇索引 矢野友三郎(やの・ともさぶろう)=一九五四年生まれ、筑波大学大学院博士課程企業科学専攻修了、ペンシルバニア大学大学院国際開発学科修了。現在、通商産業省工業技術院標準部勤務。 (一五八ページ、千七百円、株日科技連出版社=東京都渋谷区千駄ヶ谷五−四−二、TEL〇三−五三七九−一二三八) |
「はかる」世界−「魂のはかり」から「電気のはかり」まで ★価格は本体価格です。 |
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松本栄寿:著 | 玉川大学出版部、 214ページ |
2,600円(税別) |
「はかる」ことは人の五感、五体を基準とすることから始まった。今日では五感で直接とらえられないものまで正確にはかることができるようになっている。 本書は、古代から現在のエレクトロニクス時代までのはかる道具のルーツとその発明に情熱をかけた人々を紹介し、よく知られている「はかる」ことの由来から、ブラックボックス化して知ろうにもできない「はかる」ことの原理までをわかりやすく解説している。 目次 ◇プロローグ◇一、「はかる」−はかるの意味は=▽時(とき)をはかる−何時かあと何分か▽「数える」「はかる」−定性から定量へ▽人の五感と五体−感覚から量へ▽電気とはかる−存在を知るからデジタルへ◇二、「はかる」とりきめ−共通の尺度・とりきめを=▽メートル法制定のドラマ−すべての時代にすべての人のために▽日本の子午線測量伊能忠敬−メートル法と同時代の測量▽日本もアメリカもメートル法へ−メートル法の推進▽電気「オーム」単位制定のドラマ−海底電信の苦悩とケルビン卿▽メートル法は電気にも−国際単位系「SI」へ◇三、「はかる絵」は語りかける−版画の世界・信仰の場の絵の中に=▽「米屋の嫁」−一升ますの物語▽「ジェームズ・ワット」−蒸気から動力を▽「フランクリンと雷」−雷は電気か▽「大天使ミカエル」−魂をはかる◇四、「はかるモノ」は語りかける−はかる道具・はかる計器の数々=▽「つりあい」をとって−両替天びん・銀ばかり▽角度を細かにはかる−チコ・ブラーエから電気計器にも▽火の薬をはかる−デュポンの火薬▽弱いシグナルはガルバノメーター−蛙の脚から万能の計器に▽エジソンの電気料金−白熱電球から始まった電気メーター▽永久磁石を使った「電気をはかる」−ウエストンとボルト・アンペア▽音のメカニズムで周波数を読む−オルゴールのコームから▽電気の波・音声を見る−教授用オッシログラフ▽電気の天びんブリッジ−バランスは耳と目で▽はかる計器のデザインは−アラベスクから現代へ▽銀時計型からマルチメーター−テスターは誰にでも▽主役の交代−「はかる」もエレクトロニクスへ▽デジタルは細かになんでも−デジタルは万能か▽光を使って−明るさ・虹のCD・リモコンへ◇エピローグ◇参考文献◇人名索引◇事項索引 松本栄寿(まつもと・えいじゅ)=一九三五年、福島県会津若松市生まれ。静岡大学にてエレクトロニクスを学び、計測器メーカーの技術者となる。一九九四年メリーランド大学技術史単位取得。同年スミソニアン協会アメリカ歴史博物館客員研究員、学習院大学非常勤講師歴任。現在、横河電機技術館準備室学芸員。 (玉川大学出版部=東京都町田市玉川学園六−一−一、TEL〇四二−七三九−八九三五) |
海洋観測物語 ★価格は本体価格です。 |
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中井俊介:著 | 成山堂書店刊、334ページ | 4,600円(税別) |
海洋学の進歩とその研究に、海洋観測はなくてはならず、これに携わる要員も重要である。また海洋学は紙と鉛筆や計算機だけでできる学問ではなく、現場を踏むことが必要になる。<br> 同書は、海洋観測指針でも系統立った教科書でもない、一種の回顧談。海の観測や調査はどのように行われてきたのか理解するには最適といえる。海洋観測を通してわが国の海洋学発展の資料として役に立つ。 目次▽第1話=海洋観測事始め▽第2話=朝潮丸時代の思い出▽第3話=定点観測▽第4話=凌風丸による三陸沖定期観測▽第5話=観測法の進展▽第6話=海洋観測機器の進展▽第7話=1950年代海洋観測関連の話題▽第8話=深海観測が始まるまで▽第9話=深海底の観測▽第10話=固体地球の観測と地震津波▽第11話=離島観測と鳥島のアホウドリ▽第12話=深海生物の採集▽第13話=釣り合い浮きと中層深層の測流▽第14話=凌風丸航海、観測の合間に▽第15話=東京大学海洋研究所の設立▽第16話=淡青丸の海洋観測(物理・地学分野)▽第17話=淡青丸の海洋観測(生物・水産分野)▽第18話=研究船白鳳丸の建造▽第19話=白鳳丸の試運転から初航海へ▽第20話=研究船の共同利用▽第21話=KH−68−4次白鳳丸南十字星航海▽第22話=採水機器の今昔と海水の塩分▽第23話=温度計測の今昔と計量基準▽第24話=海洋観測計算の変遷▽第25話=研究船とリクリエーション▽第26話=白鳳丸の海洋観測(生物・水産分野)▽第27話=白鳳丸の海洋観測(物理・地学分野)▽第28話=海洋観測の動向▽第29話=民間の海洋調査会社▽第30話=海洋観測の展望 中井俊介(なかい・としすけ)=一九二八年三重県出身、一九五〇年三重水専(現三重大学)卒、水産庁内海区水産研究所、中央気象台海洋課を経て一九六五年東京大学海洋研究所助手、一九八三年東京大学講師、現在(株)マリン・ワーク・ジャパン技術相談役、日本海洋学会五〇周年記念賞受賞、海洋調査技術学会、日本気象学会会員、気象予報士。 ((株)成山堂書店=東京都新宿区南元町四−五一、電話〇三−三三五七−五八六一) |
学会出席・研究留学のための理科系の英会話 ★価格は本体価格です。 |
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廣岡慶彦:著 | ジャパンタイムズ、158ページ | 2,000円(税別) |
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同書は、国際会議や研究留学先でのあいさつ、学会・講演での発表の仕方、質疑応答の仕方などさまざまな場面で使える英語の表現を厳選して紹介している。 |
単位の世界をさぐる ★価格は本体価格です。 |
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矢野宏:著 | 講談社刊・ブルーバックス新書判、250ページ | 780円(税別) |
単位のことを書くのに「単位のことに興味がない」といってはばからなかった著者が「単位」の用語調べの中で計測にとって重要な標準と単位とのかかわりを見出し、さらに戦後の品質管理用語にあった「標準」から、やがて計量管理、品質工学とのかかわりの道のりを探り、それらをまとめている。 |
おはなし品質工学 <改訂版> ★価格は本体価格です。 |
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矢野宏:著 |
日本規格協会刊・おはなし科学・技術シリーズ、265ページ |
1800円(税別) |
1980年代末の「おはなし品質工学」執筆以降、品質工学は著しい変化を遂げ、様々な課題も背負うようになった。今回の<改訂版>では、品質工学の変化・発展のさまを「技術開発の方法論として眺めたらばどうなるか」という今までとは異なる観点からとらえている。 「品質工学って何?」「どうやって勉強したらいいの?」という人たちに是非読んでほしい一冊である。目次◇プロローグ私のタグチメソッド入門▽研究所長が戦犯▽ 品質を欲しければ品質を測るな |