日本電気計測器工業会 2017年度定時総会開く |
日本電気計測器工業会(JEMIMA)は、5月26日の午後、クラブ関東(東京都千代田区大手町)において第58回定時総会を開催した。
総会は、小野木聖二会長があいさつのあとそのまま議長となって議事を進行した。
吉原順二専務理事から、第1号議案2016(平成28)年度事業報告および同年決算報告を承認し、第2号議案2017(平成29)年度入会金および会費算定(案)を決定した。第3号議案2017(平成29)年度事業計画(案)および同予算(案)を決定した。第4号議案は任期満了にともなう役員の選任がおこなわれた。事務局原案通りに理事が選任され、引き続き理事会を開催し、堀場厚氏(堀場製作所代表取締役会長兼社長)が新会長に選任されたほか別項のとおり新役員が選任された。
新役員は次のとおり。
▽会長=堀場厚(堀場製作所代表取締役会長兼社長)
▽副会長=海堀周造 (横河電機取締役、取締役会議長)、小野木聖二(アズビル代表取締役会長)
▽専務理事=吉原順二(日本電気計測器工業会)
▽理事=橋本裕一(アンリツ代表取締役社長)、谷本淳(オーバル代表取締役社長)、渡辺佳英(大崎電気工業代表取締役会長)、岡崎一英(岡崎製作所代表取締役社長)、大越祐史(小野測器取締役上席執行役員電子計測事業本部長)、小林一夫(菊水電子工業代表取締役社長)、西口統(島津システムソリューションズ取締役社長)、苅谷嵩夫(チノー代表取締役社長)、高橋俊夫(東亜ディーケーケー代表取締役副社長)、岡庭文彦(東芝産業システム・機器統括部計装機器事業統括部長)、三宅康雄(ハカルプラス代表取締役社長)、細谷和俊(日置電機代表取締役社長)、椙山繁(日立ハイテクソリューションズ常務取締役計装システム統括本部副統括本部長計装戦略本部本部長)、相馬伸一(富士電機パワエレシステム事業本部環境ソリューション事業部事業部長)、岡部英明(三菱電機電力・産業システム業務部長兼電力・産業システム技術部長)、水阪隆蔵(山里産業常務取締役)、小林久悦(理研計器代表取締役社長)
▽監事=小林哲郎(さつき法務顧問)、重盛徹志(新コスモス電機代表取締役会長)、嶋津忠彦(浜松ホトニクス取締役)
●堀場新会長のメッセージ
世界情勢が不確定さを増し、われわれを取り巻く事業環境の潮目が変わったと感じられる昨今ですが、計測・制御はあらゆる工業分野のマザーツールとしてその重要性は揺らぎません。
新会長に就任するにあたり、当工業会の事業を活性化してなお一層会員企業の皆様に貢献することを目指します。具体的には、当工業会の中長期計画と平成28年度にまとめた部会設置を根幹とする改革案を踏まえて、以下のような重点方針を打ち出します。
■委員会事業のダイナミックな再編=新たに理事をトップにおいた4つの部会を新設して、22の委員会を4グループに分けてその下に結集し、互いに関連する委員会の連携を強化して成果の拡大と会員への還元を図ります。
■計測展のさらなる改革=システム コントロール フェアとの合同展である東京展と、独自開催の大阪展の位置づけを整理して、東京展ではJEMIMAの貢献を強化し、大阪展はその特徴を明確にして方向性を確立します。
■JEMIMAの基盤強化=上記の重点方針を実現するために、工業会の運営に携わる事務局も大きく脱皮する必要があります。工業会の情報インフラを強化することと併せて事務局機能の効率化を図ります。
実際の施策展開は、企画運営会議を中心として立案し、実行してまいりますが、関係各位におかれてはなお一層のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。