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全国計量器販売事業者連合会 2017年度定時総会開く

 



 

販売事業者は計量の安全・安心に直接関わる

計量器コンサルタント制度普及に全面協力

会員拡大で販売事業者の結束はかる

 

 全国計量器販売事業者連合会は、2017(平成29)年度通常総会を713日の昼から、関東・茨城県水戸市「ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸」で開催した。13日の昼は、総会と表彰式を挙行し、夜は出席者全員による懇親会を開催し、交流を深めた。

 14日は偕楽園・常盤神社、徳川ミュージアム、弘道館を見学した。昼食をすませたあと各自帰路についた。

 計販連は、全国の計量器販売事業者が加盟する団体。総会は、親睦を深めるため全国で持ち回り開催している。今年は、茨城県水戸市「ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸」で開催した。

 全国各地の有力な計量器販売事業者などで組織されている全国計量器販売事業者連合会(略称:計販連、石蔵利治会長)は、計量・計測機器の流通に大きな影響力をもち日本の計量器産業の振興と日本経済の発展に寄与している。計量器販売事業者を中心に組織されている計販連は、専門性を活かして顧客(ユーザー)への的確なアドバイスや、使用目的に合致した計量器を提供することなどにより、適正な計量の実施のために重要な社会的機能をはたしている。また計量行政や計量制度に関して、販売者と計量器使用者の意見を反映させるようつとめている。そのために会員拡大をはかるとともに、研修会などによる販売事業者自身の知識や技術の習得に力を注いでおり、計量器の販売に必要な知識を有するものに与えられる資格である「計量器コンサルタント制度」の普及拡大にも力を入れている。

総会・表彰式を開催 713日、茨城県水戸市で

2017(平成29)年度総会と表彰式

 総会は予定通り15時に開催した。まずは来賓を紹介した。つづいて 西野佳成副会長が開会の辞を述べ、当日都合により欠席した石蔵利治会長の代わりに鍋島孝敏副会長からあいさつがあった。

 定款により鍋島孝敏副会長を議長にして、出席者報告の確認、議事録署名人を選任し、提案議題を審議した。

 第1号議案の2016(平成28)年度事業報告、第2号議案の2016(平成28)年度収支決算書を承認した。

 任期満了に役員改選がおこなわれ、事務局原案のとおり承認された。

 報告事項12017(平成29)年度事業計画(案)、報告事項22017(平成29)年度収支予算(案)を原案どおり承認した。

 休憩をはさみ、つづいて表彰式を挙行し、感謝状1名、優秀従業員表彰2名を表彰した。

 浜田鉄平副会長から閉会の辞があり、総会を終了した。

懇親会と見学

 夜は懇親会を開いた。まずは岩下貞治顧問からあいさつがあり、つづいて新入会員を紹介された。

 地元の宮田欣二茨城県計量協会長から祝辞があり、同氏の音頭によって乾杯した。

 途中に水戸の観光大使とキャラクターが舞台に立ち、地元観光を宣伝し、会場内を巡って出席者と記念写真におさまっていた。

 翌日は偕楽園・常盤神社、徳川ミュージアム、弘道館などを見学した。

 

計量器購入のための助言者

 

■計販連は1960年に創立

 

 全国計量器販売事業者連合会は、1960年に創立した、個人会員57社、賛助会員15社(201677日現在)からなる全国ネットの計量器の販売事業者の連合組織。計量関係団体はメーカー団体がいくつかあるが全国組織の販売者団体としては唯一の存在で、計量関係の有力団体である。

 会員企業はそれぞれの地域で有力な地位を占める計量器販売事業者が多く、地域の計量センターとして、「適正な計量の実施の確保」のため重要な社会機能を果たしている。また、(一社)日本計量振興協会には団体会員として加入している。

 

■「計販連」会の概要

 

 同会の活動目的は、計量器販売事業者の団結、親和によって計量器販売事業者の改善、進歩を図り、計量界の発展に寄与することとしている。

【主な活動内容】計量器販売事業に関する知識および技術の向上▽計量器コンサルタント制度の普及・育成▽計量器市場の開拓推進▽計量器販売事業に関する調査、研究、指導▽計量器販売事業に関する流通機能の改善▽関係官公庁に対する連絡および建議▽関係諸団体との連絡強調▽会員相互の親睦ならびに斡旋

【会員の特典】▽計量に関する最新の情報提供を受けることができる。▽各種講習会・説明会の開催案内が得られる。(会員割引制度あり)▽各種計量相談、照会事項等▽ 計機厚生会グループ保険の加入▽表彰制度

【問い合わせ】全国計量器販売事業者連合会事務局、 〒1620837、東京都新宿区納戸町251日本計量会館内、電話0332680577FAX0332684924

 

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