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 2001年9月23日(2414号)


10MN用基準器■(株)エー・アンド・デイ、力分野のJCSS校正業務開始

関連会社リトラ(株)がJCSS認定事業者に
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 (株)エー・アンド・デイ(東京都豊島区東池袋3−23−14、 古川陽社長、電話03−5391−6126)は、計量法トレーサビリティ制度で国家計量標準とのつながりを証明するJCSSロゴマーク付校正証明書の発行業務を力分野で開始する。同社の関連会社であるリトラ(株)(埼玉県日高市大字原宿7番地5)が平成13年8月10日付で「力」分野における校正事業者として、(独)製品評評技術基盤機構(NITE)から認定されたもので、認定番号は0099。

 同社の特色は、国内最大「10MN(圧縮)」から国内最小「10N(圧縮/引張)」まで1社でカバーする試験能力を持つ唯一の事業者であることである。
 「10MN」用基準器は、(独)産業技術総合研究所所有の標準器と同じ間口を持ち、一方「10N」という小容量は同社でのみ試験が可能である。
 校正点数も通常8点に対し、標準で10点と細密に実施するなど、ユーザーの立場に立ったサービスを目指す。

 校正事業範囲は以下のとおり(範囲、最高測定能力の順)。

【圧縮力】▽10N以上500N以下、±0・01%▽100N以上5kN以下、±0・01%▽1kN以上20kN以下、±0・01%▽3kN以上200kN以下、±0・02%▽50kN以上1MN以下、±0・01%▽250kN以上6MN以下、±0・02%▽250kN以上10MN以下、±0・03%

【引張力】▽10N以上500N以下、±0・01%▽100N以上5kN以下、±0・01%▽1kN以上20kN以下、±0・02%▽2kN以上20kN以下、±0・01%

 2001年9月23日(2414号)


■計量標準総合センター講演会「産業・貿易を支える計量標準の現状・将来」テーマに

10月4日、東京港区の石垣記念ホールで開催
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(独)産業技術総合研究所と(財)日本産業技術振興協会(JITA)は、計量標準総合センター(NMIJ)講演会を、10月4日、東京都港区赤坂の石垣記念ホールで開催する。
 今回のテーマは「産業・貿易を支える計量標準の現状・将来」。

【日時】10月4日(木)、10時〜17時
【場所】石垣記念ール(三会堂ビル9階)(東京都港区赤坂1−9−13、電話03−3582−7451)
【参加費】聴講無料(資料購入希望者は資料代2600円)
【プログラム】
▽開会挨拶▽来賓挨拶=小谷泰久(経済産業省知的基盤課長)
▽NMIJの概要説明▽特別講演・物質解析技術開発における信頼性確保と標準物質=池田昌彦((株)堀場製作所分析センター シニアマネージャー)
▽特別講演・ISO/IEC 17025認定取得の課題=世取山幸寿((社)日本電気計測器工業会、アンリツ(株))
▽e−measureへの期待▽拡がる高精度実用長さ標準器−ブロックゲージの国際比較を中心にして−
▽有機標準物質の開発と計測手法▽閉会挨拶
【申込先】(財)日本産業技術振興協会知的財産部広報課=〒105−0001、東京都港区虎ノ門1−19−5虎ノ門1丁目森ビル5階、TEL03−3591−6272、FAX03−3592−1368
【問い合わせ先】(独)産業技術総合研究所成果普及部門計量標準管理部計量行政調査室=〒305−8563、つくば市梅園1−1−1中央第3、TEL0298−61−4120、FAX0298−61−4099

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