What's New計量新報記事計量計測データバンクOther Data会社概要出版図書案内リンク

 

 2001年11月11日(2421号)

有楽町駅前の交通会館イベントプラザで「計量のひろば」開設
■11月1日計量記念日行事、全国各地で計量の街頭宣伝を実施

----------------------------------------
東京は有楽町駅前の交通会館イベントプラザで
「計量のひろば」開設
----------------------------------------

 11月1日の計量記念日を期して計量協会など全国の計量関係団体が、国民に計量制度と計量の役割を広報するさまざまな取組を一斉に実施した。こうした計量記念日行事は都道府県段階や市町村段階でそれぞれ独自の企画で行われている。地方紙の計量と計量制度を広報しているほか、テレビ、ラジオに働きかけているところがあり、また自治体広報誌がこの時期に定期的に特集を組むなどの事例もみられる。11月1日は街頭で宣伝ティッシュやチラシを配布したり、計量展を開くことなどが普及している。

 東京都計量検定所と(社)東京都計量協会は共同で「都民計量のひろば」を、今年も11月1日(木)午前10時から開催した。

 都民に計量を身近なものとしてPRする行事として毎年開催しているもので、今年の会場は東京の有楽町駅向かい「交通会館」1階イベントプラザ。「くらしと計量〜計っていますかあなたの健康〜」をテーマに、都民に計量に親しんでもらった。会場には、身長・体重・体脂肪率・骨密度・血圧・肺活量を測定する「健康計測エリア」や、重さがまちまちの秋の味覚を組み合わせて2001グラムに挑戦するゲームコーナーなどを設け、日常生活に密着した計量を体験してもらった。

 健康コーナーの中でも人気が高かったのが、骨の健康状態を5段階で評価する骨密度の測定。初めて測定したという20代の女性は「ふだん計る機会がないのでやってみましたが、思っていたよりも骨が弱いと診断されてショックです」と感想を述べていた。

2001グラムに挑戦コーナー   血圧コーナー

 2001年11月11日(2421号)

 
■日本計量機器工業連合会が会員企業にアンケート−景気、業績で厳しい見方

 (社)日本計量機器工業連合会(藤原菊男会長)は、会員企業を対象に「景気・業況・施策等に対する会員の意見調査」を実施したが、景気、業況について会員各社は一段と厳しい見方をしていることがわかった。同会は、年2回「景気・業況・施策等に対する会員の意見調査」を実施しており、本年7月末より1ヶ月間、全会員を対象に調査をおこない、69社から回答があった。景気停滞、先行き不透明感が増していることなどから、景気、業況について会員各社は一段と厳しい見方をしている結果となった。会員の経営環境についても悪化が49%と前回の23%から一転して増加傾向にある。

 来春の採用計画については、「今春と同等」46%、「今年より増やす」が20%あるものの「今年より減らす」「採用を見送る」が併せて28%と慎重な対応をしている。

 産官学との共同開発研究については、ほぼ半数(48%)が実施している。

<<<<<<<<記事目次       本文一覧>>>>>>>>

Home


(株)日本計量新報社