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 2003年2月23日(2480号)


■「はかり」のJCSS校正事業者を初認定 メトラー・トレドと村上衡記製作所−質量分野で「はかり」の認定は初めて−   

   計量法トレーサビリティ制度のJCSS校正事業者に質量の「はかり」で、メトラー・トレド(株)と(株)村上衡器製作所が2月5日付で認定された。質量分野で「はかり」の認定は初めて。JCSS校正事業者認定制度は1993年に創設され、02年4月からは質量分野ではこれまでの分銅・おもりに加え、質量計(はかり)の校正もJCSSロゴマーク付きの校正証明書を発行できる認定の対象になった。(関連記事6、8面)

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 メトラー・トレド(株)

 メトラー・トレド(株)技術サービス事業部(カール・ラング社長、東京都大田区)は、2月5日付でひょう量31gから1500sまでの電子天びん・はかりの校正を行うJCSS校正事業者の認定を取得した。3月1日からJCSSロゴマーク付きの校正証明書を発行する新事業を開始する。

 認定番号は0077。同社はすでに98年5月6日付で、分銅とおもりの認定を取得している。同社がJCSS認定を取得したはかりは、電磁力平衡型はかり、電気抵抗線式はかり。校正範囲、最高測定能力の詳細はhttp://www.nite.go.jp/asse/jcss/pdf/jigyousya_f/D0077M.pdfを参照。

 校正する電子天びん・はかりの校正は、メトラー・トレド(株)はかり校正室(常設施設校正)及びはかりの据付け場所(現地校正)で行う。
 同社は、はかりのJCSS校正事業の開始により、売上10%増への貢献を見込んでいる。

【問い合わせ】メトラー・トレド(株)技術サービス事業部(担当:校正管理部桑山)=東京都大田区平和島6−1−1東京流通センターBW2−8、рO3−3767−4540、Fax03−3767−4544、E-mail: Shigemitsu.Kuwayama@mt.com

(株)村上衡器製作所

 (株)村上衡器製作所(村上和雄社長、大阪市旭区)は、2月5日付で、ひょう量1gから1600 sまでのはかりの校正を行うJCSS校正事業者の認定を取得した。認定番号は0066。同社はすでに96年6月18日付で、20sまでの分銅とおもりの認定を取得している。同社がJCSS認定を取得したはかりは、電磁力平衡型はかり、電気抵抗線式はかり、誘電式はかり。校正範囲、最高測定能力の詳細はhttp://www.nite.go.jp/asse/jcss/pdf/jigyousya_f/D0066M.pdfを参照。

 校正する電子天びん・はかりの校正は、同社の校正室(常設施設校正)及びはかりの据付け場所(現地校正)で行う。

 同社はまた同日付で、分銅(50s〜1000s)、おもり(20s〜1100s)で、JCSS校正の範囲を拡大した。

【問い合わせ】(株)村上衡器製作所=大阪市旭区赤川2−10−31、рO6−6928−7571、Fax06−6928−1099、E-mail:sales@murakami-koki.co.jp

 2003年2月23日(2480号)

 
 2003年2月23日(2480号)

 

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