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    2004年7月4日(2544号)


■【関東甲信越計量協会・計量士会合同連絡協議会】10月7日8日、新潟県新発田市で 昨年から計量協会と計量士会が合同開催

  関東甲信越ブロックの計量協会と計量士団体(計量士会)の合同の会合である「関東甲信越計量協会・計量士会合同連絡協議会」が新潟県の当番によって、10月7日(木)・8日(金)、新潟県の新発田市で開かれる。同連絡協議会は計量協会と計量士会がそれぞれに開いていた協議会を昨年初めて1つにまとめて開催したもので、今回は第2回目の会合となる。今年度は、協議会を全体会議(セレモニー)と部会に分けて実施。部会は計量協会と計量士会に分かれて審議し、部会終了後、全体で協議する。

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 関東甲信越ブロックの計量協会と計量士団体(計量士会)の連絡協議会は、設立等の歴史的背景からそれぞれ別個に当番制により協議会を開催してきたが、2002年10月3日に開かれた第45回関東甲信越計量協会連絡協議会で、計量士協議会との合同開催が決議され、昨年度から合同で開催することとなった。

 第1回目となる昨年度は千葉県の当番で、当面する諸問題、情報並びに意見交換等活発に議論され、歴史的計量団体の46年振りの新たな門出に相応しい有意義な大会となった。齊藤勝夫千葉県計量協会会長が議長を務め、計量器の検査等の現場的問題、適正計量管理事業所の指定拡大の促進、量目の適正化のほか協会組織の運営など12議題が協議された。

 今年度は、協議会を全体会議(セレモニー)と部会に分けて実施。計量協会と計量士会の2部会に分かれて審議し、部会終了後、全体で協議する。各部会ごとに事前に提案されている議題を部会単位で順次協議に入り議長采配により議事進行し、その後当日発言される議題を処理。部会ごとに協議し、協議した事項については全体会議で報告する。全体会議では、前回の会務会計報告及び同事後報告、部会の付議事項の報告及び同事項の審議、次回開催地の確認等をおこなう。

 また、前新潟県トキ保護センター長の近辻宏帰氏を講師に「朱鷺の現状と野生復帰」と題して講演会もおこなわれる。日時:2004年10月7日(木)、午後1時30分〜8日(金)、午後1時30分場所:華鳳(新潟県新発田市大字月岡134)議題:(1)関東甲信越各都県計量協会及び同計量士団体(計量士会)からの提案議題、(2)当日発言の提案議題

  2004年7月4日(2544号)


精密測定機器の4月生産額は71億円 18ヶ月連続で対前年比110%以上

 日本精密測定機器工業会のまとめによると、精密測定機器の2004年4月の生産額は71億3900万円で前年同期比121%である。出荷額は67億3600万円(119%)。

 内訳は、ゲージ(ブロックゲージ含む)が3億9800万円(前年同期比108%)、生産数量は16万2522個である。その他の工業用長さ計が21億3000万円(同130%)、数量26万4239個。精密測定機(光学測定機を含む)は46億1100万円(同119%)、数量2万3165台である。

 精密測定機器の生産額は、01年3月には91億2100万円を記録しているが、02年5月には45億7200万円まで落ち込んだ。その後緩やかに回復してきており、03年6月以降は約70億円台で推移している。04年3月は、年度末ということもあり89億4400万円を記録した。

 04年5月の経済産業省機械統計速報によると、5月の工業用長さ計(ゲージ(ブロックゲージ含む)とその他の工業用長さ計の合計)の生産数量は、45万6390個(前月比106・9%、前年同期比125・2%)、精密測定機(光学測定機を含む)は、2万2501台(97・1%、119・2%)である。
         
鉱工業生産指数3カ月連続で上昇 

 経済産業省が6月29日に発表した5月の鉱工業生産指数(速報、2000年=100、季節調整済み)は101・7と、前月と比べ0・5%の上昇。 3カ月連続の上昇となり、指数は2000年12月以来の高水準となった。出荷指数は1・4%増の104・5。 同省は基調判断について「生産は緩やかな上昇傾向にある」との表現を維持した。在庫指数は2・0%低下し89・5だった。

     2004年7月4日(2544号)

 

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