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2007年8月26日 (2688号)

産総研NMIJが標準物質セミナー

分析展コンファレンスとして、8月30日開催

(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)は「2007分析展」((社)日本分析機器工業会主催)のコンファレンスとして、8月30日に「NMIJ標準物質セミナー」を開催する。会場は、千葉県千葉市の幕張メッセ国際会議場2F国際会議室。参加費は無料。使い方の詳細や分析の個別相談も実施する。


標準物質の需要は急速に高まっている。産業界の要求に供給が追いつかない現状がある。産総研NMIJは、標準物質セミナーで標準物質に関する最新の知見を紹介する。

【日時】2007年8月30日(木)、13時30分〜16時30分

【会場】幕張メッセ国際会議場2F国際会議室(千葉市美浜区中瀬2−1)

【参加費】無料(当日会場での申込みも受け付けるが、事前登録を推奨。)

【問い合わせ先】(独)産業技術総合研究所計量標準管理センター(担当・岸本)=電話029−861−4120、FAX029−861−4099、nmij-seminar20@m.aist.go.jp

【プログラム】▽あいさつ・概要説明=千葉光一(NMIJ副研究部門長)▽NMIJ−CRMの認証書の読み方=梅原博行(同標準物質認証管理室)▽SIトレーサブルな膜厚標準物質−極薄膜・超格子標準物質−=藤本俊幸(同材料評価研究室)▽ファインセラミックス用窒化けい素微粉末(直接窒化合成)=野々瀬菜穂子(同無機標準研究室)▽燃料中硫黄分分析用標準液−クリーン燃料開発のために−=北牧祐子(同有機標準第1研究室)▽臨床検査用標準物質−クレアチニン認証標準物質−=高津章子(同バイオメディカル標準研究室)▽PCB分析用絶縁油・重油標準物質=鎗田孝(同有機標準第2研究室)▽RoHS指令対応重金属分析用プラスチック標準物質−化学分析用ペレット及び蛍光X線分析用ディスク標準物質の使い方−=大畑昌輝(同無機標準研究室)▽個別相談

「2007分析展」は、8月29日〜31日開催

ンファレンスとして「NMIJ標準物質セミナー」が開かれる「2007分析展」は、8月29日(水)〜31日(金)の3日間、千葉県千葉市の幕張メッセ国際展示場4・5・6ホールで開催される。入場無料。問い合わせは事務局まで(電話03−3292−0642)。

2007年8月26日 (2688号)

島津製作所 電子上皿天びん
「Amidia TX/TXBシリーズ」

(株)島津製作所(京都市中京区西ノ京桑原町1、電話075−823−1110、服部重彦社長)は、電子上皿天びんの高機能機シリーズと低価格機シリーズの中間に位置する新シリーズとして、電子上皿天びん「Amidia(アミディア)TX/TXBシリーズ」(電磁力平衡式のTXシリーズ4機種とロードセル搭載のTXBシリーズ8機種、計12機種)を発売した。

TXシリーズは、アルミニウム合金から一体成形によって製作した同社独自開発の質量センサー“ユニブロック”を搭載し、上位機並みの高機能を備えながら、操作性・使い勝手と低価格化を図った。

TXBシリーズは、質量センサーにロードセルを採用し、低価格化を図り、操作体系・機能をTXシリーズと同一にし、高機能な電磁力平衡式電子天びんにひけをとらない操作性・使い勝手の良さを実現した。

両シリーズは、メニュー操作専用のキーを独立させ、十字キーによって、携帯電話のメニュー操作のように簡単に操作が行える。その他、同社独自の“応答性・安定性調整機能”を備えており、測定作業途中に作業を中断することなく、表示の安定や反応スピードをアップさせることができる。測定データは、エクセルなどのアプリケーションに直接取り込むことができる。さらに、簡単なキー操作と分銅を載せるだけで校正が行える機能や、上下限値に対する合否を判定する機能、個数測定機能などを備えている。

【仕様】[TXシリーズ]▽ひょう量=220g〜3200gまで▽最小表示=0.001g〜0.01gまで▽価格=11万5000円〜12万9000円(税抜き)、計4機種[TXBシリーズ]▽ひょう量=220g〜6200gまで▽最小表示= 0.01g〜1gまで▽価格= 5万8000円〜7万8000円(税抜き)、計8機種


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