日本計量新報 2009年7月5日 (2780号) |
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品質工学研究発表大会ひらく
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大ホールでの発表 |
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17回を迎えた品質工学研究発表大会。今年の大会テーマは「技術者パワーを発揮させる品質工学」。技術者が技術開発に専念するために必要なトップマネジメントの意識改革、長期的視野に立った汎用性の高い加工技術や要素技術の蓄積、顧客が必要とする商品の開発等を考察した。
壇上発表とポスター発表合わせて111件の発表があった。セッションはQEの推進と活用、機械系、生活系等多くの分野に分かれていた。同じ生活系でも、「煉羊羹における『硬さ』の識別能力評価」「サツマイモ栽培条件の最適化研究」「品質工学による家庭用暖房機の評価」等、全く異なる切り口で発表され、活発な質疑応答があった。
大会で発表された研究事例の中から(財)精密測定技術振興財団品質工学発表賞を決定した。
特別講演は、(財)日本総合研究所所長・多摩大学学長の寺島実郎氏の「日本創生と技術開発」。
【(財)精密測定技術振興財団品質工学賞発表賞】
▽金賞＝「直動滑り摩擦における摺動特性の研究(株)」常田聡（日精樹脂工業(株)）▽銀賞＝「ハイポイドギヤ高速加工条件の最適化」三石智洋（マツダ(株)）、坂東武夫（同）▽銀賞＝「複合機向けカートリッジ販売台数の将来予測」西山岳 （コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)）、伊藤生育（同）、田村希志臣（同）▽銀賞＝「リスクマネジメント強化による輸出管理業務プロセス変革」平川和樹（(株)東芝）、田口一郎（同）
【品質工学会会長賞】「省エネ発光体の評価方法の研究（第一報）－機能性材料の形成条件の最適化－」市川伸彦 （富山商船高等専門学校）、山本桂一郎（同）、早川幸弘（同）、水谷淳之介（同）、高田賢治（(株)ハウステック）、府和直子（同）
【品質工学研究発表大会実行委員長賞】「中部・関東地方の地震予測の方法(2)」早川幸弘 （富山商船高等専門学校）、水谷淳之介（同）、山本桂一郎（同）、鴨下隆志（応用計測研究所(株)）、矢野宏（同）
日本計量新報 2009年7月5日 (2780号)
産総研関西センター
AIST関西懇話会2009
新営棟竣工記念講演会及び見学会
(独)産業技術総合研究所関西センター（神本正行所長）は、7月17日(金)新営棟竣工記念講演会及び見学会を開催する。
産業基盤研究棟が竣工し、大阪扇町サイトから計測標準研究部門計量標準技術科（計量器の型式承認、基準器検査等の法定計量業務が中心）が移転して7月から業務を開始する。現在も大規模な施設改修中のため、隣接する池田市保健福祉総合センターの会議室で講演会を行い、産業基盤研究棟の見学を予定している。
【日時】7月17日(金)、13時30分～17時10分
【場所】池田市保健福祉総合センター大会議室（4階）（大阪府池田市城南3－1－40）、及び産業技術総合研究所関西センター
【定員】100名（申し込み先着順）
【参加費】無料
【交流会費】3千円
【申し込み・問い合わせ先】(独)産業技術総合研究所関西産学官連携センター内講演会事務局（清水潔、伊藤佳子）電話072－751－9606、FAX072－751－9621、Eメールkansai-koho@m.aist.go.jp
日本計量新報 2009年7月5日 (2780号)
人事異動（7月1日付）
経済産業省知的基盤課計量行政室
計量行政室長に吉川雅之氏
【転入】▽計量行政室長吉川雅之（市原市理事）▽計量行政室課長補佐吉岡勝彦（大臣官房政策評価広報課長補佐）▽計量行政専門職島田正樹（（独）産業技術総合研究所計量標準管理センター計量標準計画室、計測標準研究部門流量計測科流量計試験技術室兼務）
【転出】▽岡村雄治（計量行政室長、資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課企画官［液化石油ガス担当］へ）▽中尾圭介（課長補佐、東京都産業労働局商工部創業支援課長へ）▽長野智博（計量技術専門職、（独）産業技術総合研究所計測標準研究部門力学計測科質量計試験技術室研究員［併・計測標準研究部門法定計量技術科科付］へ）
（室長経歴等は次号以下）
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