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日本計量新報 2009年10月4日 (2792号)

計測標準フォーラム合同講演会
10月30日、東京都大田区で

基調講演は永村知之氏
「地球温暖化対策と計量」

計測標準フォーラムの合同講演会が、2009年10月30日(金)、東京都の大田区産業プラザPiOで開催される。基調講演セッションのほか、並列講演セッション、ポスター発表等、計量・計測に関した多岐にわたる発表を予定している。


   

計測標準フォーラムの合同講演会は年に1度、(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)と日本NCSLIが主催して開催するもので、約500名の計量・計測の関係者が集う。
 基調講演セッションの後、計量標準セッションと日本NCSLIセッションの2つの並列講演セッション、さらに、NMIJ及び各団体からのポスター発表等がある。

基調講演は、(株)三菱総合研究所の永村知之氏による「地球温暖化対策と計量」。

【日時】2009年10月30日(金)、講演会10時〜16時55分、懇親会17時10分〜18時30分

【場所】大田区産業プラザPiO(〒144−0035、東京都大田区南蒲田1−20−20

【参加費】事前登録4000円、当日5000円

【事前登録の方法】10月16日(金)まで にNMIJのWEBサイト内にある申し込みフォーム(http://www.nmij.jp/public/event/2009/forum2009/form/)から登録し、4000円を下記銀行口座に振り込む(振込1件につき1名)。FAXでの登録を希望する場合は、下記の電話番号まで。
 振込依頼人名には、必ずオンライン登録の整理番号と氏名(カタカナ)を記入(FAX登録の場合は、折り返しFAXで整理番号通知する)。

▽振込先=三菱東京UFJ銀行三鷹中央支店(店番525)

▽口座番号=普通口座1048723

▽名義=非営利団体日本NCSLI事務局(ヒエイリダンタイニホンエヌシーエスエル)

【当日登録の方法】5000円を当日支払う。

【問い合わせ先】(独)産業技術総合研究所計量標準管理センター計量標準計画室、担当・岸本、電話029−861−4118、Eメールjmf2009@m.aist.go.jp

【主催】(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)、日本NCSLI

【後援】経済産業省

【同時開催】チュートリアルセミナー(有料)=▽電気(低周波)▽電気(高周波)※いずれも、先に計測標準フォーラム合同講演会本体に申し込むこと。

プログラム(予定)

【A会場】

(1)10時10分〜10時50分=基調講演「地球温暖化対策と計量」永村知之((株)三菱総合研究所)

(2)11時〜11時25分=「光周波数コムによる長さの国家標準」稲場肇((独)産業技術総合研究所計量標準総合センター)

(3)11時30分〜11時55分=「ものづくり産業を支える高精度三次元形状測定」高辻利之、大澤尊光、佐藤理(以上(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター)

(4)12時〜12時25分=「不確かさガイドへの取り組みと国際対応」石毛浩美((独)製品評価技術基盤機構認定センター)

(5)14時30分〜14時55分「半導体製造・テスト工程における不確かさ評価、及び工程管理への活用」青柳聡(UL MSS Japan(株)〔元テキサス・インスツルメンツ(株)〕)

(6)15時〜15時25分=「遺伝子組換えダイズ認証標準物質の作製」安井明美( (独)農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所)

(7)16時〜16時25分=「基準太陽電池の校正と太陽電池の計測のトレーサビリティ」猪狩真一((独)産業技術総合研究所太陽光発電研究センター)

(8)16時30分〜16時55分=「小規模事業所のJCSS取得経過と今後の課題」中野隆((有)大和精機)

【B会場】

(1)11時〜11時25分=「直流抵抗校正用室温型電流比較ブリッジの評価」阿部隆行(日本電気計器検定所)

(2)11時30分〜11時55分=「溶融石英型および空気型標準キャパシタの諸特性評価」堂前篤志((独)産業技術総合研究所計量標準総合センター)

(3)14時〜14時25分=「モノづくり現場におけるJCSS現地校正(現場計測器のJCSSトレーサビリティ)」宮嶋伸五 ((株)村田製作所)

(4)14時30分〜14時55分=「高感度微小電流計(エレクトロメータ)の開発と10fA測定における校正手法の提案」沢木鉄也、川村信行(以上(株)川口電機製作所)、加藤昌弘、黒澤忠弘、齋藤則生(以上(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター)

(5)15時〜15時25分=「スターリングエンジンによる低温温度校正装置の開発」本田真一(神栄テクノロジー(株))

(6)16時〜16時25分=「サウンドレベルメータの校正と不確かさ評価」平寛((社)日本品質保証機構)

(7)16時30分〜16時55分=「精度管理(不確かさ)とリスクを考慮して合否判定基準を決定する方法」山口徹((株)山武)

【ポスターセッション】

◇(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター

▽時間周波数科=セシウム原子時計による時間の単位「秒」の実現とその高精度化

▽長さ計測科=プリズムペア干渉法を用いた固体屈折率標準の開発

▽力学計測科=圧力標準の開発・維持・供給の現状

▽音響振動科=材料強度標準の研究−マクロからナノまで−

▽温度湿度科=還流式高湿度発生装置の特性

▽流量計測科=ガスメーターの型式承認試験時における小型流量試験装置について

▽物性統計科=液中粒子数濃度標準の開発

▽電磁気計測科=交流ジョセフソン電圧標準の開発動向:期待される各種方式

▽電磁波計測科=周波数測定に基づくマイクロ波電力標準の開発

▽光放射計測科=光検出器を用いた新たな測光標準の開発

▽量子放射科=医療分野と防護分野で活用されるβ線吸収線量標準

▽計量標準システム科=計測分野におけるソフトウェア認証

◇日本電気計器検定所=ディジタルマルチメータ3458Aにおける調整後の値の変動について

◇(財)日本規格協会=測定不確かさ評価と規格の関係

◇(財)日本品質保証機構= ▽レーザーパワーメーターの標準供給について▽ウルトラミクロ天びんの感度評価のための微小分銅について

◇(財)日本適合性認定協会=骨材のふるい分け試験における粗粒率の不確かさ

◇(財)化学物質評価研究機構=多成分混合標準液による少数成分の混合標準液への値付けの信頼性について

◇(独)製品評価技術基盤機構=標準物質総合情報システム(RMinfo)及び国際標準物質データベース(COMAR)のご紹介

◇(社)日本計量振興協会=計量・計測管理システムの国際規格ISO10012の概要とその活用について

日本計量新報 2009年10月4日 (2792号)

計量史をさぐる会2009
10月16日(金)、(株)イシダ滋賀事業所で
工場見学と6件の研究発表

「計量史をさぐる会2009」が10月16日(金)、(株)イシダ滋賀事業所で開催される。今回は、工場見学と6件の研究発表、懇親会を予定している。

本会は、計量史に係わる研究者、技術者、収集家らによる同好の交流の場として、毎年開催。計量の歴史に関する話題の提供や見学会、研究発表を企画している。

日本計量史学会と(社)計測自動制御学会力学量計測部会の共催。協賛は、(社)日本計量振興協会・東京産業考古学会・日本技術史教育学会、後援(株)日本計量新報社。

【日時】10月16日(金)13時10分〜

【場所】(株)イシダ滋賀事業所「テクノビル8階ホール」(滋賀県栗東市下鈎959−1、電話077−553−4141(代)、FAX077−551−0350)

【プログラム】◇工場見学(13時10分〜14時)◇研究発表(14時10分〜17時)=▽はかりの歴史について(仮題、(株)イシダ)▽祇園祭山鉾重量測定(福井貫二)▽古墳の長さの計量単位(岩田重雄)▽国際科学史学会・計量史セクションに参加して(松本栄寿、黒須茂)▽江戸時代の地方枡に関する実測結果(2)−弥惣枡と備前枡について−(大網功・黒須茂・小宮勤一)▽ボルダの振子を追って(黒須茂)

【懇親会】18時〜20時、クサツエストピアホテル2階「瑞光の間」(草津市西大路町4−32、電話077−566−3333、宿泊希望者は「日本計量史学会参加」として申し込む=7800円〔朝食付、税サ込〕)

【参加費】▽研究発表・懇親会=8000円▽研究発表のみ(資料代込)=2000円

【問い合わせ先】日本計量史学会事務局(非常駐)=〒162−0837、東京都新宿区納戸町25−1日本計量会館、電話・FAX03−3269−7989、Eメール jimukyoku@shmj.jp、WEBサイトhttp://www.shmj.jp/

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