日本計量新報 2009年11月1日 (2796号) |
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関東甲信越地区 計量団体連絡協議会
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左から、協議会のようす、公演する小澤邦壽氏
講演は「新型インフルエンザの最新情報」
SI単位記号の表記で要望も
連絡協議会は8つの議題を討議した。議題は新しい公益法人制度への対応、指定定期検査機関制度によるハカリの定期検査などの安定的運営の実現方策の模索、適正計量管理事業所の指定拡大のために協会等団体が業務受託する方式の推進ならびに統計的手法による量目管理の実施の検討と自動計量器の確実な管理の実現、計量法改正によってアネロイド型血圧計、抵抗温度計、ボンベ型熱量計、ベックマン温度計が特定計量器から除外されることの不都合の認識、計量行政室ホームページに記載されている文書にはSI単位記号の完全表記が望ましい旨確認すべきこと、計量器コンサルタント資格取得の受講時間の大幅削減に対応する措置としての有能有資格者への「シニア」称号を東京都計量器コンサルタント協会として独自に付与する政策の勇躍実施の報告であり、いずれも提案趣旨が理解されて今後の協会活動などで推進されるべきことが確認された。
小澤邦壽群馬県衛生環境研究所所長（地方衛生研究所全国協議会会長）が「新型インフルエンザの最新情報」と題して講演した。小澤氏は新型インフルエンザウイルスとはどういうものかを解説し、今後の流行予測、対処法などを解説した。
富岡製糸場などを見学
計量士、計量器事業者、行政関係者など220名の大勢が参加した協議会は夜の懇親会、翌日の世界遺産登録を目指す富岡製糸場見学などを通じて計量業務に従事する者同士の交流がなされた。
病気を克服して東京計量士会の活動に復帰して活躍している出羽善衛計量士も、顔をあわせた人々とにこやかな笑顔で会話していた。清廉な人柄で愛されている同氏には、東京計量士会の3名の女性計量士ほか多くの人々が寄り添い、用意された車椅子を押して富岡製糸場などを見学して回った。
感謝状（敬称略）
▽松永智（埼玉県）▽楠本行男（千葉県）▽三橋克巳（神奈川県）▽片山喜美雄（長野県）
（詳細は次号）
日本計量新報 2009年11月1日 (2796号)
大和製衡 防水卓上形デジタル台はかり
「DP−6600N」を発売
定量計量作業に最適なチェッカ機能付
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大和製衡(株)（兵庫県明石市茶園場町5−22、川西勝三社長）は、防水卓上形デジタル台はかり「DP−6600N」を発売した。
本製品は、定量計量作業に最適なLED判別機能を搭載。3色LEDとブザーにより、定量詰めの計量作業が従来品に比べスピーディーに行えるようになった。また、質量値・設定質量値が一目で判る3データ表示機能により、作業者はより安心して作業でき、第三者からのチェックもしやすくなっている。
さらに、オールステンレスボディでIP65の防水・防塵設計。洗浄性に優れているため、常に衛生的で清潔な環境を保つことができる。
その他、加算式・減算式ランク選別機能や計数機能、ワイヤレス通信機能（工場オプション）などの優れた機能も搭載。1／6000の高精度を実現しており、農水産・食品加工業界のみならず、化学・薬品工場の事業所等、幅広い活用が期待される。
【検定】▽DP−6600N−6、DP−6600N−12＝検定外品▽DP−6600K−3、DP−6600K−6、DP−6600K−15＝検定品
【ひょう量／目量／最大風袋引量】▽DP−6600N−6＝6kg、1g、6kg▽DP−6600N−12＝12kg、2g、12kg▽DP−6600K−3＝3kg、1g、3kg▽DP−6600K−6＝6kg、2g、6kg▽DP−6600K−15＝15kg、5g、15kg
【計量方式】電気抵抗線式ロードセル
【本体寸法／質量】250W×348D×337Hmm、約7kg
【載皿寸法】250W×250Dmm
【使用温度範囲】マイナス10℃〜40℃
【防塵・防水性】IP65準拠
【電池寿命】連続約1000時間（アルカリ電池使用時）
【価格】▽DP−6600N（検定外品）＝11万5500円（税込）▽DP−6600K（検定品）＝12万750円
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