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日本計量新報 2010年1月24日 (2806号)

第8回全国計量士大会
3月5日(金)、東京のインターコンチネンタル東京ベイで

測定の不確かさの概念をどう広めるか
講演は「計量トレーサビリティに関する国内外動向」

(社)日本計量振興協会(日計振、飯塚幸三会長)は第8回全国計量士大会を、3月5日(金)、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイ5階ウィラードで開催する。基調講演は今井秀孝氏による「計量トレーサビリティに関する国内外動向」。同協会の計量士関係事業の取り組み状況、中小企業向け計量研修の取り組みについて報告するとともに、「グローバル化時代における計量士の進む道」をメインテーマに、「測定の不確かさの概念をどう広めるか」について、2件の事例報告をもとにフリーディスカッションする。

 
昨年の全国計量士大会のようす
 

「不確かさ」で2件の事例報告

今大会は、今井秀孝(独)産業技術総合研究所顧問が「計量トレーサビリティに関する国内外動向」と題して、基調講演する。

現況報告は、同協会の計量士関係事業の取り組み状況と中小企業向け計量研修の取り組み。

意見交換のメインテーマは、昨年に引き続き「グローバル化時代における計量士の進む道」であり、「測定の不確かさ概念をどう広めるか」をサブテーマに開催する。「不確かさ」を生産現場や計量管理の実務に生かすための事例報告をし、計量士の職域拡大や将来展望について、意見交換をする。

交流を深めるため、懇親会も開く。

前回は「グローバル化時代における計量士の進む道:質量標準とトレーサビリティ」に関して意見交換し、国際化の中で計量標準の活用にどう対処するかや、計量士の業務の拡大を図る際の課題などを討議した。

全国計量士大会は、日計振の計量士部会・運営委員会が企画立案し、計量制度の変化や技術革新に関わる最新情報を参加者に提供するとともに、相互の情報交換の場を設け、計量士の資質と地位の向上を支援することを目的として毎年開催している。

【日時】3月5日(金)、13時30分〜18時30分

【場所】ホテルインターコンチネンタル東京ベイ5階ウィラード(〒105−8576、東京都港区海岸1−16−2、電話03−5404−2222、http://www.interconti-tokyo.com/

◇開会(13時30分〜)

プログラム

◇主催者挨拶=飯塚幸三(社)日本計量振興協会会長

◇来賓挨拶=吉川雅之経済産業省計量行政室長

◇基調講演=「計量トレーサビリティに関する国内外動向」(今井秀孝(独)産業技術総合研究所顧問)

◇状況報告

(1)日本計量振興協会の計量士関係事業の取り組み状況(河住春樹(社)日本計量振興協会専務理事)

(2)中小企業向け計量研修の取り組みについて(日高鉄也日高計量士事務所所長)

◇意見交換(フリーディスカッション)

▽メインテーマ=グローバル化時代における計量士の進む道

▽サブテーマ=測定の不確かさの概念をどう広めるか

▽コーディネーター=阿知波正之(愛知県計量士会)

▽事例報告=(1)生産現場における不確かさの適用について〔生産部門〕(田中亀仁〔トヨタテクニカルディベロップメント(株)〕)(2)大規模店舗の計量管理と不確かさについて〔流通部門〕(藤田益司〔埼玉県計量士会〕)

▽フリーディスカッション

◇懇親会(4階ルグラン)=17時〜18時30分

【参加費】正会員所属計量士=6000円、上記以外=1万円

【問い合わせ先】(社)日本計量振興協会推進部=〒162−0837、東京都新宿区納戸町25−1、電話03−3268−4925、FAX03−3268−2553、電子メールkb@nikkeishin.or.jp

日本計量新報 2010年1月24日 (2806号)

計工連が講演会・新年交歓会開く
4つの問題クリアすれば、日本は立ち直る

 
桑野幸徳氏が講演
 

(社)日本計量機器工業連合会(計工連、宮下茂会長)の「第105回代表者懇談会」(講演会ならびに新年交歓会)が1月13日、東京都新宿区のグランドヒル市ヶ谷に開かれ、会員や、同会事業に関わる官公庁、公共機関の来賓など約160人が出席した。

太陽光発電技術研究組合理事長・工学博士の桑野幸徳氏が「新しい潮流の流れが始まった-エネルギー、環境、社会はどう変革するか」の演題で講演した。講演会は15時開会。

16時10分から新年交歓会が開かれた。宮下茂会長があいさつした。来賓を代表して永塚誠一経済産業省製造産業局次長があいさつした。乾杯の発声は、前会長で同会名誉顧問の藤原菊男氏。杉時夫副会長((株)東京計装社長)が中締めをした。

(5面へつづく)

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