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日本計量新報 2010年7月25日 (2831号)

計販連総会開く
7月15日、北海道旭川市で

設立50周年機に発展目指す
記念講演は「未来へ繋げるもの」

全国計量器販売事業者連合会(計販連、石蔵利治会長)は7月15日、北海道旭川市の旭川グランドホテルで、2010(平成22)年度通常総会を開催し、約50名が参加した。総会は諸議案を原案どおり承認した。感謝状贈呈式と優秀従業員表彰式を挙行した。講演会を開催し、森禎宏NPO法人旭山動物園くらぶ理事長が「未来へ繋げるもの」と題して講演した。計販連は今年設立50周年を迎えた。石蔵会長のもと、50周年を契機に新たな発展をめざしている。


開会の辞は、中島一行副会長。石蔵利治会長があいさつした。

総会は、2009(平成21)年度事業報告、同収支決算書を承認した。2010(平成22)年度事業計画(案)、同収支予算(案)を審議し、原案どおり決定した。

感謝状を茶木拓治氏(旭川計量機(株))に贈呈。優秀従業員として、柴田信吾(北海道イシダ(株))、谷仁(同)、鈴木聖(旭川計量機(株))の各氏を表彰した。

石蔵会長はあいさつで次のように述べた。2010(平成22)年7月3日、計販連は設立50周年を迎えた。これを契機に、今後の計販連の発展と相互連携や会員の増強を目指していきたい。50年の間に、計量器は大きく変化し、進化してきた。計量器はあらゆる分野で製造、品質管理、取引・証明などに使われており、必要不可欠な機械の一つである。また、昔から公器といわれており、製造者・販売者・使用者が計量器の正しい使用方法、管理・法定検査や保守などを十分にしなければならない。計販連は、計量器メーカー、ユーザー、ディーラーと日常的に接する機会が多い販売業者の団体であり、地域における専門業者としての役割は、ますます重要度を高めてきている。

計販連の4月1日現在の会員数は、個人会員48社、賛助会員9社。

総会後、講演会を開催した。森禎宏NPO法人旭山動物園くらぶ理事長が「未来へ繋げるもの」と題して講演した。「旭山動物園くらぶ」は動物園を守り、サポートするNPO法人で、結成から11年目、法人格取得後5年になる。森氏はエネルギッシュな2代目理事長で、同法人の活動のなかから未来へ繋げるものを明らかにした。

翌16日は、希望毎に別れて、旭川市内観光とゴルフコンペを実施した。

日本計量新報 2010年7月25日 (2831号)

INTERMEASURE2010
第24回国際計量計測展、出展募集
11月24日〜26日、東京ビッグサイトで開催

(社)日本計量機器工業連合会(宮下茂会長)は、INTERMEASURE2010(第24回国際計量計測展)を、11月24日(水)〜26日(金)、東京都江東区の東京国際展示場(東京ビッグサイト)東ホールで開催する。今年は「センサエキスポジャパン2010」、「第5回総合検査機器展」と同時開催する。入場料1500円(招待券持参者無料)。出展を募集中である。出展要項は、http://intermeasure.jp/exhibition/outline.html

来場者に『計量計測機器総覧2010/2011』を無料進呈する。

同展は、2年に1度開催する計量計測業界最大規模の総合展示会であり、あらゆる産業の研究開発、設計、製造、品質管理などで使用される最先端の計量計測機器・システムを展示・紹介する。

今回のテーマは「地球を、未来を、技術で“はかる”」。環境、安全・安心、エネルギー、品質などに関連する計量計測機器の展示とともに、大学・研究機関から関連する最新の研究内容を展示・プレゼンテーションする。また期間中、計量計測に係わる基調講演、セミナー、シンポジウム、出展者による製品・技術説明会などのイベントを開催する。

前回の出展数は92社・団体・研究機関の240小間。来場者数は関連する同時開催イベントを含めて6万名を超えた。今回は、3つの展示会の同時開催でいっそうの広がりが期待される。

【問い合わせ先】「INTERMEASURE2010」事務局((社)日本計量機器工業連合会)=〒162−0837、東京都新宿区納戸町25−1、電話03−3268−2121、FAX03−3268−2167、電子メールjmif@keikoren.or.jp

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