日本計量新報 2010年10月10日 (2841号) |
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計量記念日全国大会
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昨年のようす
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大会は「計量記念日式典」と「記念行事」、「レセプション」で構成する。
計量記念日式典では、計量功労者を経済産業大臣、産業技術環境局長が表彰する。
記念行事では、小学生から公募していた「何でもはかってみようコンテスト」や、「計量啓発標語」の、入賞作・入賞者を発表し、表彰する。「計量啓発標語」の入賞作は、来年の計量啓発パンフレット『計量のひろば』に使われる。
特別講演は「スマートグリッドが切り開く未来」。講師は林泰弘(はやしやすひろ)早稲田大学大学院先進理工学研究科教授(電気・情報生命専攻)。スマートグリッド構築の背景、概念や機能、スマートグリッドで実現する経済、社会を展望する。
【日時】11月1日(月)、13時30分〜18時30分(受付13時〜)
【会場】ホテルインターコンチネンタル東京ベイ・5階ウィラード(東京都港区海岸1−16−2、電話03−5404−2222)
【プログラム】
◇計量記念日式典(13時30分〜)=▽開会の辞▽経済産業大臣式辞▽経済産業大臣表彰状授与▽経済産業省産業技術環境局長表彰状授与▽受賞者代表謝辞▽閉会の辞
◇記念行事(14時30分〜)=▽組織委員長のあいさつ▽何でもはかってみようコンテスト発表および表彰▽計量啓発標語表彰▽特別講演「スマートグリッドが切り開く未来」林泰弘(早稲田大学大学院先進理工学研究科教授〔電気・情報生命専攻〕)
◇レセプション(17時〜)
【主催】経済産業省・計量記念日組織委員会
【協賛】計量関係39団体・(社)日本計量振興協会
【協力】全国計量関係74団体
【事務局・問い合わせ先】(社)日本計量振興協会=電話03−3269−3259、FAX03−3268−2553、kk@nikkeishin.or.jp
(社)計測自動制御学会(SICE、曽禰寛純会長)が10月1日付で公益社団法人に移行した。公益法人移行により、学会基盤を維持強化し、公益事業の更なる充実発展を目指す。
公益法人への移行は2008年12月に施行された公益法人制度改革関連法令に基づくもの。内閣府公益認定等委員会の審査を経て、内閣総理大臣より移行認定を得た。
同会は2008年4月に、公益法人化を検討推進するSICE新公益法人対応準備委員会を設置し、申請作業を進めていた。2月24日開催の第49回定時総会で公益社団法人への移行認定に関して承認し、4月30日に内閣府公益認定等委員会に申請している。8月6日、臨時総会を開き、公益社団法人移行認定に関する定款、会員規程、会費細則を変更した。
2011年、同会が創立50周年を迎えることも契機として、公益目的事業を推進していくことにしている。
SICEの公益目的事業は次の5つ。(1)研究集会、講演会及び教育・育成のための講習会など、(2)調査・研究及び資料収集、(3)技術者の資格認定・付与、(4)啓発・普及のための体験活動など、(5)表彰およびコンクール。
同会の会員数は6378名(正会員5944名、学生会員408名、名誉会員26名、賛助会員197社(241口)〔2010年9月10日現在〕)。1961年設立。産業界の会員も多い分野横断的学会で、計測や制御分野の技術発展などを目的にシンポジウムや講習会などさまざまな活動を展開している。2010年は年次大会の国際会議を、単独開催としては初めて、海外(台湾)で開催した。
来年創立50周年を迎える同会は、「いつでもどこでもSICE」を目指し、地球・社会と産業のために計測制御分野における科学技術の進歩と応用に貢献する学会への変革を進めていくとしている。
経済産業省主催の第5回スマートメーター制度検討会が、10月4日、経済産業省で開催された。
議題は「スマートメーター情報の取扱について」(原則、提供情報、プライバシー・セキュリティーの確保)。
(詳細は次号以下)
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