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日本計量新報 2010年12月19日 (2851号)

電気計測器売上見込、前年度比17%増
電気計測器の中期予測2010〜2014

11年度以降も需要が回復
12月3日発

(社)日本電気計測器工業会(小野木聖二会長)は、工業会の統計データをもとに2014年度までの電気計測器の需要を予測し、冊子『電気計測器の中期予測2010〜2014年度』を発行した。冊子『電気計測器の中期予測2010〜2014年度』は有料で頒布している。

 
中期予測発表会のようす
 
 

緩やかな回復基調

2008年9月のリーマンショック以降の経済の激変により、PA計測制御機器、半導体・IC測定器、一般電気測定器など同工業会の主力製品は大きな影響を受け、電気計測器全体の09年度売上実績は前年度比16.2%減の6149億円(国内+輸出=4784億円、海外拠点=1365億円)と大幅な減少となった。

10年度は、中国を中心とした輸出の大幅な増加などにより、売上高は前年度比16.7%増の7176億円(国内+輸出=5772億円、海外拠点=1404億円)の見込み。

項目別予測のダイジェストは、『日本計量新報』2852号(2011年1月1日発行)にも掲載予定。

「電気計測器の中期予測」冊子を頒布

(社)日本電気計測器工業会は、今回の予測内容を詳述した冊子『電気計測器の中期予測2010〜2014年度』を頒布している。

【発行日】2010年12月3日

【価格(税込・送料別)】一般8400円、JEMIMA会員3150円

【掲載内容】▽序文▽第1章=本書の使い方▽第2章=中期予測の概要▽第3章=電気測定器(一般)の中期予測▽第4章=半導体・IC測定器の中期予測▽第5章=PA計測制御機器の中期予測▽第6章=指示計器の中期予測▽第7章=放射線計測器の中期予測▽第8章=環境計測器の中期予測▽第9章=電力量計の中期予測▽工業会自主統計

【申し込み先】JEMIMAウェブサイト(http://www.jemima.or.jp/

【問い合わせ先】(社)日本電気計測工業会需要予測委員会(事務局・赤羽)=電話03−3662−8182

日本計量新報 2010年12月19日 (2851号)

チノー
防水形中心温度計 MF500

 
防水形中心温度計MF500
 

(株)チノー(東京都板橋区熊野町32−8、苅谷嵩夫社長)は、防水形中心温度計「MF500」を発売した。

食品内部温度を簡単に測定できる、針状センサを持った携帯形の温度計。IP67の防水構造で、水洗いできる。価格は税込7140円。

その他の特長は以下の通り。

(1)マイナス40℃〜260℃と広い温度範囲。

(2)わずか2秒の高速応答でサーミスタ式温度計の5分の1の速さ。

(3)見やすい大きな液晶表示。

(4)1mの高さから落としても壊れない耐衝撃構造で、落としても安心。

(5)電池寿命は1日3時間使用で2年以上。

(6)品質重視の日本製。別売で検査成績書、トレーサビリティ証明書を発行。

【主な仕様】

▽測定温度範囲=マイナス40〜260℃▽精度定格(周囲温度25℃の場合)=測定温度マイナス9.9〜99.9℃で0.5℃±1digit、上記測定温度以外で1.0℃±1digit▽応答性=2秒(90%応答)▽表示部=LCD表示、3桁▽表示分解能=0.1℃(測定温度マイナス9.9〜99.9℃、1℃(上記以外測定温度)▽使用環境=周囲温度範囲マイナス10〜50℃、周囲湿度範囲0〜80%RH(ただし結露しないこと)▽電池寿命2500時間(25℃で)▽オートパワーオフ=30分(キー操作でオフも可能)▽外形寸法=W55×H45×D183mm▽質量=約60g

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