日本計量新報 2011年10月9日 (2889号)
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計量記念日全国大会
11月1日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイで
講演は自然災害の発生と予測
計量功労者の経済産業大臣表彰など
経済産業省・計量記念日組織委員会は、2011(平成23)年度計量記念日全国大会を11月1日(火)、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイで開催する。主催は経済産業省と全国の計量関係機関、計量関係団体で構成する計量記念日組織委員会。計量関係37団体と(社)日本計量振興協会が協賛する。本大会は11月1日の計量記念日を祝って全国の計量計測関係者が集まって相互の交流を深めるとともに、特別講演などで最新の技術情報などを共有し、学術、産業の発展向上に役立てることを目的としている。
「何でもはかってみようコンテスト」「計量啓発標語」入選発表
大会は「計量記念日式典」と「記念行事」、「レセプション」で構成する。
計量記念日式典では、「計量関係功労者」、「計量制度運営等貢献者」を表彰する。
記念行事では、小学生から公募していた「何でもはかってみようコンテスト」や、「計量啓発標語」の、入賞作・入賞者を発表し、表彰する。「計量啓発標語」の入賞作は、来年の計量啓発パンフレット『計量のひろば』に使われる。
特別講演は「近年の自然災害の発生状況と予知・予測について」。講師は岡田義光(独)防災科学技術研究所理事長。日本における近年の自然災害の発生状況を概観し、それぞれの災害に関する計量計測(観測)の内容や、それによって明らかにされつつある核災害の発生メカニズムを概説する。そして、現在、災害の予知・予測はどこまで可能になっているのかや、今後の大災害の発生可能性などに言及する。
【日時】11月1日(火)、13時30分〜18時30分(受付13時〜)
【会場】ホテルインターコンチネンタル東京ベイ・5階ウィラード(東京都港区海岸1−16−2、電話03−5404−2222)
【プログラム】
◇計量記念日式典(13時30分〜)=▽開会の辞▽経済産業大臣式辞▽計量関係功労者表彰状授与▽計量制度運営等貢献者表彰状授与▽受賞者代表謝辞▽閉会の辞
◇記念行事(14時30分〜)=▽組織委員長あいさつ▽何でもはかってみようコンテスト発表および表彰▽計量啓発標語発表および表彰▽特別講演「近年の自然災害の発生状況と予知・予測について」岡田義光((独)防災科学技術研究所理事長)
◇レセプション(17時〜)
【参加費】1万円(計量記念日式典のみ参加は無料)
【申込】10月18日(火)までにFAX、郵送、電子メールで
【主催】経済産業省・計量記念日組織委員会
【協賛】計量関係37団体・(社)日本計量振興協会
【協力】全国計量関係63団体
【事務局・問い合わせ先】(社)日本計量振興協会=電話03−3269−3259、FAX03−3268−2553、kinenbi@nikkeishin.or.jp
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日本計量新報 2011年10月9日 (2889号)
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計量記念日ポスター、計量のひろば
全国の計量関係機関、団体へ送付
ポスターは3万枚、ひろばは6万部作成
(社)日本計量振興協会は、「計量記念日ポスター」と計量啓発パンフレット『計量のひろば』を作成し、全国の計量関係機関と団体に送付した。ポスターは3万枚、ひろばは6万部作成した。オートレースの補助を受けている。
ポスターモデルは吉原由香里氏
「計量記念日ポスター」のモデルは、女流囲碁棋士の吉原(旧姓梅沢)由香里氏。計量・計測の正確さを支える計量のトレーサビリティの重要性を訴えている。下欄には、希望により団体名などを入れることができる。
『計量のひろば』は放射能の特集
『計量のひろば』は、今回からA4判3つ折りとして、携帯、閲覧に便利な大きさになった。
東京電力福島第一発電所の事故以来、国民の最大級の関心事項である放射能を特集。放射能について知っておきたい基礎知識や、日常生活で受ける放射能についてなど、これまであまり国民になじみがなく、正確な理解が難しい放射能と放射線に関して、わかりやすく説明されている。
裏面には昨年の計量啓発標語の最優秀作品と優秀作品を掲載している。
経産省もポスター作成
経済産業省は、「11月1日は計量記念日」とするポスターを約4400枚作成し、都道府県、特定市を含め、380程の団体に送付した。11月の「計量強調月間」をアピールするためのもの。
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日本計量新報 2011年10月9日 (2889号)
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人事異動
(独)産業技術総合研究所
▽計測標準研究部門計量標準技術科校正試験技術室長の兼務 根本一(計量標準技術科長)
▽計測標準研究部門計量標準技術科主任研究員 上田升三(計量標準技術科校正試験技術室長)
(2011年10月1日付)
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