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日本計量新報 2011年11月27日 (2895号)

近畿計量大会開く
11月18日、ホテルグランヴィア和歌山で

3つの講演を実施
近畿計量協議会長感謝状を贈呈

 近畿地域の2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)の計量協会など計量団体が共同して開く2011(平成23)年度近畿計量大会が、和歌山県計量協会の当番主催によって11月18日(金)13時から、JR和歌山駅前のホテルグランヴィア和歌山6階を会場で開催され、計量協会会員および来賓など230名が参加した。



仁坂吉伸和歌山県知事がメッセージ

近畿計量大会に際して仁坂吉伸和歌山県知事は次のようなメッセージを寄せている。「本県は9月に押し寄せた台風12号による豪雨のため被害を受け、経済的にも打撃を受けている。『まけるな和歌山』のキャッチフレーズのもと、災害からの復旧・復興に県全体が一丸になって取り組んでいる。地域経済を元気にするために、技術開発支援やブランド力強化、販売促進などの施策を図るが、そのために計量行政の適正かつ合理的な運用が求められ、計量制度は重要である」。
 記念講演の一つ「熊野古道の魅力」の講師である辻林浩氏(和歌山県世界遺産センター長)は説明の合間に、「台風12号によって熊野古道に大きな被害がでており、この復旧と復興に皆さまのご理解と協力を願いたい」と繰り返し述べた。

井尻勝康氏に感謝状

同協議会席上、(株)和歌山計量器サービス前代表取締役社長の井尻勝康氏に、近畿計量協議会長感謝状が贈呈された。

星野雄一計量行政室長らが来賓祝辞

近畿計量大会は、畑山忠椈a歌山県計量協会会長が主催者あいさつ。来賓を代表して、経済産業省産業技術環境局知的基盤課星野雄一計量行政室室長、仁坂吉伸和歌山県知事(代理:下宏副知事)、飯塚幸三(社)日本計量振興協会会長、が祝辞を述べた。
 3部構成で特別講演を開催した。第1部は根田和朗氏(産総研)による「アジアにおける計量制度の概要と実情について」、第2部は稲永英和氏(金門製作所)で「JCSS制度の課題と活用例」、第3部は、辻林浩氏(和歌山県世界遺産センター長)による「熊野古道の魅力」。次年度は奈良県。
 引き続いて懇親会。

日本計量新報 2011年11月20日 (2894号)

日本包装技術協会
公益社団法人に
11月1日に登記、移行

(社)日本包装技術協会が、11月1日に公益社団法人に移行し、(公社)日本包装技術協会としてスタートした。
 同会は、包装や物流分野だけでなく、ユーザー各産業および学会や消費者団体など、幅広い分野からのメンバーで構成する団体であること、また、近年の包装は常に社会のニーズに対応し、人々の暮らしを支える極めて公共性の高いテーマとして取上げられており、同会活動もこうしたテーマにもとづいて開催されていることなどから、公益社団法人に移行することにした。
 本年2月2日開催の臨時総会で公益社団法人への移行を決議し、内閣府へ移行認定の申請をした。10月21日付で内閣総理大臣から公益社団法人への移行が認定され、11月1日付で特例民法法人の解散および新法人の設立登記をした。
 同会では「公益法人制度の理念に基づき、基本事業である包装適正化の推進や次代を担う包装人材の育成などの事業をさらに充実させると共に、産官学の分野のみならず消費者との連携をより深化させ、包装の持つ役割や社会的意義を広く啓発して」いくとしている。
□来年10月に「TOKYO PACK 2012」が開催
 同会は、2012年10月2日(火)から5日(金)の4日間、東京ビッグサイトで「TOKYO PACK 2012(2012東京国際包装展)」を開催することにしており、11月1日から出品受付を開始した。

日本計量新報 2011年11月20日 (2894号)

秋の叙勲

【旭日小綬賞】宮下茂(元長野計器(株)社長、(社)日本計量振興協会副会長、元(社)日本計量器工業連合会会長

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