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日本計量新報 2012年4月22日 (2914号)

社名が山武から「アズビル」に
グループ各社も「アズビル」を冠する社名に統一

 

azbil(以下アズビル)グループの(株)山武(本社:東京都千代田区丸の内2−7−3)は、かねてからブランドの統合ならびに強化のために「アズビル(azbil)」に社名を変更するため準備を進めていたが、2012年4月1日に同社およびグループ企業に「アズビル」を付した社名に変更した。また同時に役員人事もおこない、代表取締役社長に曽禰寛純氏が就任。小野木聖二前社長は、代表取締役会長に就任した。


 

▽新社名=「アズビル(株)」(英名:Azbil Corporation)
▽変更日=2012年4月1日
 今回の社名変更は、同社グループの理念である「人を中心としたオートメーション」とその象徴である「azbil(アズビル)」を制定してから5年が経過し、国内外に浸透してきたことから、昨年の創業105周年を契機に社名を「山武」から「アズビル」に変更することを決め、実施の時期を2012年4月1日としていた。
 社名変更の狙いは、次の3つ。▽3つの名称(グループ理念、グループ名称、グループ各社の社名)を統合することにより、グローバルブランドに発展・強化すること。▽顧客と多面的な接点をもち、「商品と現場ソリューション」の両面から顧客の課題解決に貢献する企業集団として、azbilグループの認知度を向上させること。▽良き企業市民としての自覚向上とその実践をグループ一丸となり進めていくこと。
 同グループでは、長期目標の「世界トップクラスのオートメーション企業」実現に向け、施策をより強力に推し進め、事業構造ならびに業務構造の改革に向けた強い意思とグループ全体の企業価値向上に努めていくことを織り込んでいる。
 また山武商会をアズビル商事に、金門製作所をアズビル金門に変更するなど、国内グループ各社も同日に社名変更を実施した。

2012年4月1日付で変更したグループ各社の新社名は以下の通り。▽新社名(旧社名)の順
▽アズビル(株)((株)山武、山武コントロールプロダクト(株))
▽アズビル商事(株)((株)山武商会)
▽アズビル山武フレンドリー(株)(山武フレンドリー(株))
▽アズビルあんしんケアサポート(株)(山武ケアネット(株)、安全センター(株))
▽アズビル セキュリティフライデー(株)(セキュリティフライデー(株))
▽アズビル金門(株)((株)金門製作所)
▽アズビル金門青森(株)(株)青森製作所)
▽アズビル金門和歌山(株)(和歌山精器(株))
▽アズビル金門白河(株)(白河精機(株))
▽アズビル金門白沢(株)((株)金門白沢)
▽アズビル金門会津(株)((株)金門会津)
▽アズビル金門原町(株)((株)金門原町)
▽アズビル金門唐津(株)((株)金門唐津)
▽アズビル金門エンジニアリング(株)(金門環境設備(株)、北海道金門工事(株)、(株)東北金門工事)
▽アズビル京都(株)((株)山武瑞穂)
▽アズビル ロイヤルコントロールズ(株)(ロイヤルコントロールズ(株))
▽アズビル太信(株)((株)太信)

代表取締役社長に曽禰寛純氏が就任

 曽禰寛純氏が、4月1日付で代表取締役社長・執行役員社長に就任し、前代表取締役社長・執行役員社長の小野木聖二氏は同日付で代表取締役会長・執行役員会長に就任した。 今回の社名変更を機に取締役・執行役員の新しい体制のもと、経営トップの交代を行い、同社グループの長期目標で掲げた「世界トップクラスのオートメーション企業」の実現に向け、事業構造ならびに業務構造の改革、およびグループ全体の企業価値向上に努めていく。

曽禰寛純

そね・ひろずみ)
▽1955(昭和30)年1月16日生▽1979(昭和54)年3月東京工業大学大学院修了制御システム工学専攻▽同年4月同社入社 ▽96(平成8)年4月工業システム事業部システム開発統括部システムマーケティング部長▽98(平成10)年10月 山武産業システム(株)移籍同社マーケティング部長▽2000(平成12)年6月同社取締役マーケティング部長▽03(平成15)年4月同社執行理事アドバンスオートメーションカンパニーエンジニアリング本部長▽05(平成17)年4月執行役員経営企画部長▽08(平成20)年4月執行役員常務経営企画部長▽09(平成21)年4月執行役員常務就任(現任)、安全センター(株)代表取締役社長就任(現任)、山武ケアネット(株)代表取締役社長就任(現任)、▽10(平成22)年6月取締役就任▽12(平成24)年4月 代表取締役社長・執行役員社長

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