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日本計量新報 2012年7月29日 (2927号)

国際標準推進戦略シンポジウム
新技術の認証を視野に入れた標準化推進

8月22日、イイノホールで
産総研と産業技術会議が開催

 (独)産業技術総合研究所(産総研)と日本を元気にする産業技術会議は、2012(平成24)年度国際標準推進戦略シンポジウム「新技術の認証を視野に入れた標準化推進」を、8月22日(水)、東京都千代田区のイイノホールで開催する。参加費は、シンポジウムは無料で意見交換会は2000円。定員500名。


本シンポジウムは、新技術の認証における日本の課題を整理、共有し、産学官がそれぞれの立場でどう取組みを強化すればよいのか、事例を交えて、今後の方向性を議論する。
 拡大する国際市場のなかで、新技術の市場を開拓していくためには、戦略的な国際標準の推進が不可欠である。欧米の認証機関は、将来有望と目される領域に関していち早く認証し、社会への適合性評価を速やかに実施している。新技術の市場を開拓し新産業の成長を図るためには、日本も、認証に積極的に取組む必要がある。
 日本を元気にする産業技術会議は、産総研と日本経済新聞社が2011年10月1日付で発足させたもの。日本の主要企業や主要大学からの参加、協力や支援をえて、イノベーションの基盤を固めるのが目的。
【日時】8月22日(水)、13時〜17時30分
【会場】イイノホール(〒100−0011、東京都千代田区内幸町2−1−1、http://www.iino.co.jp/hall/access.html
【主催】(独)産業技術総合研究所/日本を元気にする産業技術会議
【定員】500名
【参加費】シンポジウム=無料、意見交換会=2000円
【申し込み方法】参加申込フォームから(http://unit.aist.go.jp/ispd/ci/2012sympo/form.html
【申し込み締め切り】8月5日(日)、定員になり次第締め切り
【問い合わせ先】産総研イノベーション推進本部国際標準推進部国際標準推進戦略シンポジウム事務局=〒305−8568、茨城県つくば市梅園1−1−1中央第2、電話029−862−6221、FAX029−862−6222、電子メールhyoujun-sympo-ml@aist.go.jp
【プログラム】▽来賓挨拶=河村延樹(経済産業省大臣官房審議官)▽挨拶講演「標準化・認証への戦略的取り組み」=野間口有(産総研理事長)▽基調講演「世界をリードしてきた光触媒における研究戦略とISO」=藤嶋昭(東京理科大学学長)▽パネル討論「新技術の認証を視野に入れた標準化推進」=滝順一(日本経済新聞社論説委員〔モデレータ〕、山内徹(経済産業省産業技術環境局認証課長)、梶屋俊幸(パナソニック(株)技術品質本部参事)▽水間毅(交通安全環境研究所理事)▽高野裕文(日本海事協会風車認証事業室長)、柊平洋夫(テュフラインランドジャパン(株)官庁・産業界対応室シニアエキスパート)▽森曜子(日本適合性認定協会認定センター部長補)▽一村信吾(産総研副理事長)▽閉会=三木幸信(産総研理事)▽意見交換会

日本計量新報 2012年7月29日 (2927号)

タニタ ネット対応型 スリープスキャン開発
家庭用もリニューアル

(株)タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、谷田千里社長)は、眠りの深さや状態を計測し、インターネット上のクラウドサーバでリアルタイムに遠隔管理することができるネット対応型の睡眠計スリープスキャン「SL−511」を開発した。これを使うことで、利用者は同社が運営するスリープスキャン専用サーバへアクセスし、いつでもどこからでも、解析結果を確認することができる。運輸事業者、介護・見守りサービス事業者、ホテル事業者などを中心に販売を計画している。これと合わせ、使い勝手を高め解析ソフトウエアをリニューアルした家庭用の睡眠計スリープスキャン「SL−503」「SL−504」の2機種を、8月10日に発売する。価格は「SL−503」が3万1500円(税込み)、「SL−504」がオープン。
 「SL−511」は本体がマット型のセンサーで、測定者が寝具の下に敷いて眠るだけで、自動的に計測を開始。計測した睡眠データは、無線通信でインターネット上にあるスリープスキャン専用のクラウドサーバに転送し、解析する。利用者はこのサーバにアクセスすることで、いつでも確認することができる。
 家庭用睡眠計の新商品として発売する「SL−503」「SL−504」は、従来のスリープスキャンで必要だった寝具に合わせた感度調整を自動化し、操作方法をシンプルにしたのが特徴。さらに「SL−503」には、多人数の睡眠データを一元的に扱える管理機能を付加した。

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