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日本計量新報 2012年9月16日 (2933号)

   

第63回計量士国家試験
2013年3月3日(日)、全国9カ所で

願書受付期間は10月12日(金)〜31日(水)
試験案内はダウンロード可

 第63回計量士国家試験が2013年3月3日(日)、全国9カ所で実施される。試験案内(願書含)の請求・配布期間は10月1日(月)〜31日(水)まで。受験願書の受付期間は10月12日(金)〜31日(水)まで(当日消印有効)。今回から試験案内はインターネットでダウンロードできるようになった。


 

【試験地】北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄
【試験日】2013年3月3日(日)
【試験区分】環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)、一般計量士
【試験案内(願書含)請求・配布期間】10月1日(月)〜31日(水)
【受験願書受付期間】10月12日(金)〜31日(水)(当日消印有効)
【受験手数料】8500円の収入印紙(受験願書に貼付)
【合格発表(予定)】2013年5月末頃
【受験資格】誰でも受験できる。
【試験案内(願書含)の配布】
@インターネットでのダウンロード(ダウンロード可能期間〔10月1日(月)〜31日(水)〕)
A郵便での請求。
(1)請求期間=10月1日(月)〜31日(水)(土日祝日除く)。
(2)請求先=〒100−8799、日本郵便銀座支店留、(株)日通総合研究所内計量士国家試験係、電話03−4226−3000(土日祝日を除く9時30分〜17時)
(3)請求方法=請求先に郵便で申込。
◇用意するもの=▽返信用封筒に使う角型2号(A4サイズ)の封筒▽返信用封筒に貼付する部数分の切手▽返信用封筒を入れる請求用封筒▽請求用封筒に貼る切手
◇返信用封筒に記入する項目=▽案内書および願書の送付先(郵便番号・住所・氏名・電話番号)▽請求用封筒に記入する項目▽請求先(郵便番号・住所・会社名)▽請求者の連絡先(郵便番号・住所・氏名・電話番号)
【提出書類】
▽計量士国家試験受験願書(試験科目の一部免除を受けようとする者は、既に合格した計量士区分の合格証書の写しを受験願書裏面に貼付)▽特別措置に関する申請書(障がい等のため、試験の受験に際して何らかの措置を希望する者)▽変更届(受験願書の郵送後に住所や氏名に変更があった場合)
【受験願書の提出先】簡易書留による郵送。封筒の表には「計量士国家試験願書在中」と明記。
▽提出先=〒100−8799、日本郵便銀座支店留め、(株)日通総合研究所内計量士国家試験係、電話03−4226−3000(土日祝を除く9時30分〜17時)
【第63回計量士国家試験についての問い合わせ先】(株)日通総合研究所内計量士国家試験係=電話03−4226−3000(土日祝日を除く9時30分から17時、2013年3月3日の試験日については、7時30分から17時まで)
【計量士制度全般に関する問い合わせ先】経済産業省産業技術環境局計量行政室=電話03−3501−1688、FAX03−3501−7851、電子メールkeiryoushi-shiken@meti.go.jp

   

日本計量新報 2012年9月16日 (2933号)

   

2012年度第1回国計連開く
「知的基盤整備特別委員会」中間報告書
BIPM時限作業委員会の報告も

 2012年度第1回国際計量研究連絡委員会(小野晃委員長)が、9月4日、東京都港区の泉ガーデンコンファレンスセンターで開かれた。
 国計連は(独)産業技術総合研究所理事長の諮問委員会。計量標準、標準物質および法定計量に関するわが国全体の意向が国際取り決めなどにおいて反映するような活動をしている。
 議事内容と報告者は次のとおり。
 @我が国の知的基盤整備の現状と課題について=薮内雅幸経済産業省知的基盤課長、ABIPM時限作業委員会報告およびSI再定義に関わる検討状況=三木幸信産総研理事、B放射性物質の食品への影響と食品総合研究所の緊急対応について=川本伸一食品総合研究所食品安全研究領域長、C東日本大震災からの復興に向けた産総研の取り組み=柚木彰産総研計測標準研究部門放射能中性子標準研究室長、Dその他(計量関連国際会議の動向等)=臼田孝産総研計量標準管理センター長
■「知的基盤整備特別委員会」中間報告の概要説明
 @に関しては、薮内氏が、8月15日に公表された「知的基盤整備特別委員会」中間報告の概要を説明した。本報告は、これまでの整備状況を評価し、ユーザーの視点に立った、わかりやすく使いやすい、知的基盤の新たな整備・利用促進の方針および具体的方策を盛り込んだもの(関連記事5面)。
■BIPMの方向性を審議中
 Aは三木氏が、A改定のための研究の現状を説明するとともに、曲がり角にきているBIPM(国際度量衡局)の役割、使命、目的、長期戦略、ガバナンスに関する検討のため、CIPM(国際度量衡委員会)により設立された「BIPM時限作業委員会」(三木氏も委員)を設置し、集中審議しているとし、21項目におよぶ検討項目や重要な知見および勧告を紹介した。2013年3月までに最終報告を作成する。
■食品への放射性物質の影響に関する取り組み
 Bは、放射性物質の食品への影響とこれに対する食品総合研究所の緊急対応を、情報発信、放射性セシウムのスクリーニング法の検討、調理過程での動態解析(中華麺はゆで調理により放射性セシウムが半減するなど)を例に説明した。
■放射性セシウムを含む玄米標準物質を作成
 Cは、東日本大震災からの復興に向けた産総研の取り組みを、情報発信、汚染測定支援、土壌などの放射能測定、技能試験、放射性セシウムを含む玄米標準物質、基準文書作成などの内容で説明した。期待が大きい玄米標準物質は8月31日から頒布を開始した(関連記事8面)。
■国際度量衡委員に臼田孝氏選出
 Dは、臼田氏が計測標準・法定計量に関する主要国際会議を紹介した。また、国際度量衡委員会(CIPM)は、国際度量衡委員の補充選挙を実施し、臼田孝産総研計量標準管理センター長を含む3名を選出したことを報告した。

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