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日本計量新報 2013年7月21日 (2973号)

   

中部7県計量協議会開く
7月4日、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で

各県協会実施事業を報告
功労者の表彰式を実施

中部7県計量協議会のようす 中部7県計量協議会が、7月4日、石川県金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で、石川県計量協会の主催によって開かれ、会員と来賓など約120名が参加した。協議会は中部地区の計量関係者が集い、各県提案の議題を討議した。功労者13氏を表彰した。講演は、植茶泰男氏による「『金沢の魅力』〜今金沢が熱い!〜」。懇親会も開催し懇親を深めた。


表彰式を挙行し、13氏を表彰した(表彰者別項)。受賞者を代表して田畑勝氏が謝辞を述べた。
冨木昭光中部7県計量協議会会長  協議会で、冨木昭光中部7県計量協議会会長(石川県計量協会長)があいさつした。冨木氏は、商取引や生産工程、安心・安全や消費者保護、適正な計量の実施や品質の基盤として、計量管理推進を展開していくことが最も大切であることを強調した。
 来賓を代表して、高野芳久経済産業省計量行政室長、根田和朗(独)産業技術総合研究所総括研究主幹、宮本外記石川県商工労働部長、山野之義金沢市長、宮下茂(一社)日本計量振興協会会長(代理:河住春樹専務理事)が祝辞を述べた。
 この協議会は計量協会関係と計量管理関係がそれぞれに開いていたものを一つにまとめて開くようになって久しい。したがって計量管理関係の議題が登場することが多かったが、今回は各県が実施している事業を互いに紹介しあう、という議題。
【提案議題】各県協会の実施事業の内容について(富山県提案)
【提案趣旨】@行政からの委託事業以外で各県協会の実施している事業内容についてうかがいたい。たとえば、当協会では、委託事業以外の事業内容は、電子天びんの検査・材料試験機の検査・日本郵政グループ計量管理業務・基準器検査集団受検などを実施している。A今後の事業展開について、新たに実施する予定の事業があればうかがいたい。たとえば、当協会では、JCSS分銅での校正・検査業務もできる体制づくりをしている。
 議事は各県があらかじめ届けてある印刷物の文書を読み上げるという形式で、各県が推進している事業を紹介した。
 印刷物にない報告として、富山県計量協会副会長の塩風平氏が愛知県の計量士と計量管理関係の活動内容を照会し、愛知県計量連合会副会長の阿知波正之氏が説明した。
 次期開催県は、福井県。

講演を実施

 講演は、植茶泰男氏による「『金沢の魅力』〜今金沢が熱い!〜」。植茶氏は、金沢の魅力、金沢の歴史、金沢観光スポットみどころ、を紹介した。
 講師の植茶氏は日本ビクター退職後金沢に在住し、石川県ウォーキング協会理事、いしかわ観光特使などを努め、金沢の魅力を広報している。
 18時から懇親会を開催し、交流を深めた。

表彰者(敬称略)

【福井県】▽宇原好彦((株)北陸環境科学研究所)▽ 松本宇剛((株)タツノ福井営業所)【三重県】▽大津征夫((株)大津屋)▽竹中啓之(クレハエラストマー(株))【富山県】▽増山一郎(富山衡器(株))【愛知県】▽河村哲二(アイレックス(株))▽林孝一((有)林計量事業所)【静岡県】▽塚本和芳(塚本スケール(有))▽中村徳人(日本軽金属(株)清水工場)【岐阜県】▽服部伸司(計量士)▽西尾朝夫(名鉄自動車整備(株))【石川県】▽中本敏明((株)七宝商事)▽田畑勝(八交自動車工業(株))

   

日本計量新報 2013年7月21日 (2973号)

   

産総研計量標準総合センター(NMIJ)国際度量衡局長の講演会
7月26日(金)、つくばセンター第3事業所

 (独)産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)は、マーティン・ミルトン(Dr.MartinMILTON)国際度量衡局(BIPM)局長の講演会を、7月26日(金)、産総研つくばセンター第3事業所で開催する(https://www.nmij.jp/~imco/event/2013/lecture0726.pdf)。
 参加費は無料だが、事前登録が必要。
 1875年に締結されたメートル条約に端を発する近代度量衡(計量標準)は人類のさまざまな活動を支える極めて重要な技術インフラとなっている。講演では、国際的な取り組みの成果に加えて、計量標準の技術革新にともなう国際単位系(SI)基本単位の再定義の話題などが提供される予定。
【日時】7月26日(金)、11時〜12時
【場所】産業技術総合研究所つくばセンター第3事業所、第3−9棟3階第6会議室(303室)
【講演題目】"Metrology:Worldwide Achievements and Future Opportunities"
【事前登録】電子メールで名前と所属を登録(seminar-imco-ml@aist.go.jp)
【参加費用】無料
【アクセス】入構受付は3−1棟。受付後3−9棟へ。
【問い合わせ先】計量標準管理センター国際計量室=電話029−861−4149、電子メールseminar-imco-ml@aist.go.jp

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