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日本計量新報 2013年10月6日 (2982号)

   

JCSS20周年記念シンポジウム 12月2日(月)、東京都千代田のイイノホールで
20年の歩みと展望を紹介
メインテーマは「JCSSは『安全とあなたの未来を支えます』」

中国、四国の計量関係者が年に一度集まって交流する「2013年度中国四国計量協会連絡協議会」が山口県の当番で、10月18日(金)、下関市の山口県国際総合センターで開催される。協議会は各県提案の議題を討議する。計量功労者を表彰するほか、講演会を開催する。講師は(公財)下関海洋科学アカデミー専務理事の石橋敏章氏。演題は「海響館を10倍楽しむ」。懇親会も開催する。


JCSSのさらなる発展の場

11月1日に20周年

1993(平成5)年に創設されたJCSS(計量法トレーサビリティ制度)は、11月1日に20周年を迎える。JCSSは計量標準供給制度と校正事業者登録制度で構成されており、校正事業者登録制度をNITE認定センターが実施している。

5つの講演を予定

シンポジウムのメインテーマは「JCSSは『安全とあなたの未来を支えます』」。5つの講演を予定している。
 日本のモノづくりを計測の信頼性確保で支えてきたJCSSの20年の歩みを振り返り、これからの展望として、計量標準の開発状況や中小企業・公設試験研究機関等との関わりについても紹介する。
 経済産業省が開催した「新たな知的基盤整備計画及び具体な利用促進に関する検討会」(小野晃座長)で、「計量標準に関する新たな整備計画・利用促進方策」が策定された。利用促進方策では、中堅・中小企業による計量標準の利用拡大、公設試験研究機関の活用による中小企業支援促進が求められている。本シンポジウムでは、これらテーマに関する講演により、新たな計量標準ユーザーの開拓やJCSSのさらなる利用拡大に繋がることを期待している。

新たな出会いの場に

同時開催で、JCSS登録事業者による展示会を開催。事業紹介コーナーや相談コーナーを設置して参加者同士の情報交換、交流の場を設ける。NITE認定センターは「本シンポジウムをJCSSのさらなる発展を祈願する場としつつ、参加者の皆様にとって、JCSSを通じた新たな出会いの場としてご活用頂きたい」としている。
【日時】12月2日(月)、13時30分〜17時
【会場】イイノホール(東京都千代田区内幸町2丁目1-1)
【定員】500名
【参加費】無料(事前登録制)
【申し込み】Webサイトから(http://www16.nittsu.co.jp/event/contents/evboshu1/)
【内容に関する問い合わせ先】NITE認定センター20周年記念シンポジウム事務局=電話03-3481-8242、電子メールJCSSevent@nite.go.jp
【申し込みに関する問い合わせ先】日通旅行(株)総合営業部総合営業第1グループ内(担当:吉野、太田)=〒105-0004、東京都港区新橋1-5-2日通旅行ビル2階、電話03-3573-8343、FAX03-3573-8348、電子メールjcss_20@nittsu.co.jp
【プログラム】
▽13時30分〜13時40分=来賓挨拶(経済産業省)
▽13時40分〜14時=開会・講演1:JCSSの20年を振り返って(仮)((独)製品評価技術基盤機構理事長安井至)
▽14時〜14時30分=講演2:日本のモノ作りを支える計測の重要性について(ダイヤ精機(株)代表取締役社長諏訪貴子)
▽14時30分〜15時=講演3:東京都立産業技術研究センターにおける試験事業の高品質化と海外展開支援への取り組み((地独)東京都立産業技術研究センター経営企画部経営企画室主任研究員岩永敏秀)
▽15時〜15時50分=展示および休憩:登録事業者によるJCSSの取り組み等の紹介、相談コーナー
▽15時50分〜16時20分=講演4:当社のJCSS業務の展開について(仮)(山里産業(株)標準室長代理丸野耕一)
▽16時20分〜16時50分=講演5:計量標準開発の現状と課題、今後のJCSSへの貢献(仮)((独)産業技術総合研究所計量標準総合センター代表三木幸信)
▽16時50分〜17時=閉会挨拶((独)製品評価技術基盤機構認定センター所長藤間一郎)

   

日本計量新報 2013年10月6日 (2982号)

   

今年の計量記念日ポスター
安めぐみさんを起用 3万1000枚配布

計量記念日ポスター今年の計量記念日ポスターは、モデルに安めぐみさんを起用。キャッチフレーズは、「計量が正確であってこそ、安心して暮らせるんですね。」で、生活面における安心の基礎としての計量の役割を訴えている。
 主婦でもある安さんをモデルに起用することで、生活者の「私の暮らしに計量は大切なことなのだ」という共感を生んで、正しい計量の大切さをアピールすることができる。安さんは、どの年代にも知名度が高く、多くの人たちへ計量の大切さを訴えることができる。
 上欄には「11月1日は計量記念日」の文字。
 左から下にかけては、円形に、生活に関連が深い、電気メーター、ガソリンメーター、体重計、血圧計、水道メーター、ガスメーターがイラスト化して配置されている。下欄には「11月は計量強調月間です」の文字と、ポスターを配布する団体名が入る。
 このポスターは3万1000枚制作され、各地の計量協会会員、地方計量行政機関や計量関係団体などへ配布された。

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