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日本計量新報 2013年10月13日 (2983号)

   

関東甲信越地区計量団体連絡協議会
10月25日(金)、千葉県浦安市のホテルオークラ東京ベイで
各都県提案の議題を討議 記念講演は「今を生きる」

2013(平成25)年度関東甲信越地区計量団体連絡協議会が、千葉県の当番で、10月25日(金)、千葉県浦安市のホテルオークラ東京ベイで開催される。約190名が参加し、計量功労者表彰式を挙行、各都県提案の議題を討議する。記念講演は、福島祥郎オリエンタルランド前社長による「今を生きる」。懇親会を開催して交流する。


今回は2順目のスタート

関東甲信越地区計量団体連絡協議会は、関東甲信越地区の計量協会と計量士会が合同で、各都県が持ち回りで開催している。かつては計量協会と計量士会はそれぞれ独自で協議会を開催していたが、2003(平成15)から合同開催している。前回で持ち回りが一巡し、2順目の開催が千葉県((一社)千葉県計量協会〔惠藤敏郎会長〕、千葉県計量士会〔堀栄蔵会長〕)から始まる。
 同協議会は、年に一度、関東甲信越地区の計量協会と計量士会の会員が集まり、当面する計量に関する諸問題を討議するとともに、相互の交流を深め、親睦促進をはかっている。
【期日】10月25日(金)
【場所】ホテルオークラ東京ベイ(千葉県浦安市舞浜1−8)
【参加予定人数】約190名
【主催】▽関東甲信越地区計量協会連絡協議会▽関東甲信越地区計量士連絡協議会
【開催担当協会】▽(一社)千葉県計量協会▽千葉県計量士会
【方式】全体会議方式
【スケジュール】
▽受付12時30分〜13時20分
▽運営要領説明13時30分〜13時40分
▽表彰式13時40分〜13時50分
▽連絡協議会13時50分〜15時50分
▽記念講演16時05分〜17時05分=演題「今を生きる」(福島祥郎オリエンタルランド前社長)
▽懇親会17時15分〜19時

各都県提案議題(順不同)

【(一社)埼玉県計量協会】「計量法関係ガイドライン集」の公開の要望について
(提案理由・説明)
 2005(平成17)年10月、東京千代田区の九段会館で開催された関東甲信越地区計量協会・計量士会合同連絡協議会において当時の(社)新潟県計量協会・計量士部会から「計量法関係ガイドライン集」の公開の要望が提案された。主旨は、一般的に指導基準や審査基準、要領や要綱等は情報開示されているのが通例であるので、計量法関係指針も公開をしてもらいたいとの要望と思われる。
 このときは、2005(平成17)年の計量行政審議会が開始された直後でもあり、答申に対する期待を含め動向を注視した経緯と考える。その後、2008(平成20)年4月に計量制度検討小委員会報告書内容を答申とする旨の発表があったが、法改正・運用解釈の大幅変更がないまま、今年6月の「計量法関係法令の解釈運用等について」の改訂に至っている。
 計量法の効果的運用、とりわけ適管制度や量目制度そして定期検査制度の運用はますます重要になってきていると考える。各制度において適正計量の実施の確保を担う計量士や計量関係者の役割は高まっており、全国的にバランスのとれた運用と判断が実施される必要がある。そのために運用の指針となる「計量関係ガイドライン集」の積極的な公開を各自治体に要望したいと考える。(次号以下につづく)

   

日本計量新報 2013年10月13日 (2983号)

   

計量のひろばNo.56
今年は「はかり」の検査

計量記念日ポスター計量記念日にあわせて(一社)日本計量振興協会が毎年発行している、計量啓発パンフレットの「計量のひろば」。A4判3つ折り、両面カラー印刷。コンパクトで、配布に適した形をしている。
 今年発行の56号の特集は、「定期検査 消費生活情報 ご存知ですか?『はかり』の検査」。

6つの質問に答える

 消費者からの6つの質問に答える形で、計量制度と、取引・証明に使うはかりの定期検査について説明している。
 6つの質問は、
1.計量法をご存じですか?
2.このシールをご存じですか?
3.どんなところで、どんなものが使われているのでしょうか?
4.誰が検査を行うのでしょうか?
5.検査に合格しない「はかり」はあるのでしょうか?
6.「計量法」における取引・証明とは?

 今回の特集は、わかりやすいのが特徴。消費者に身近でありながら、あまり知られていない、はかりによる適正な計量を確保するための制度「定期検査」に関して、消費者が理解しやすいように説明している。実際に使われている「はかり」を使用場所ごとにカラー写真で紹介しているのが好評だ。
 ちょっぴり歴史にもふれている。「定期検査の昔」として、「秤(はかり)改め」を解説している。一罰百戒の江戸時代は、偽秤(にせばかり)を使うだけで死罪となるなど、現在と比べると刑罰がとても重いことがわかる。
 昨年の一般公募の「計量啓発標語」の優秀作品や、「何でもはかってみようコンテスト」の優秀作品も掲載している。
 「計量のひろば」は5万3000部作成。全国の計量協会など、計量関係機関へ配布した。

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