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日本計量新報 2014年2月16日 (2999号)

   

全国計量行政会議開く
計量行政関係者らが集まり、情報や意見を交換

テーマごとの意見交換を実施
経産省、産総研、都道府県、特定市が活動報告

全国の計量行政関係者などが一堂に集う2013(平成25)年度全国計量行政会議が、2月7日、経済産業省で開催された。2部制で実施され、第1部は経産省、産総研、都道府県協、特定市協が連絡・報告、第2部では全員参加で充実した会議めざすために、テーマごとに議論・意見交換した。


2部構成で実施

全国計量行政会議は、計量法を適切に施行するため、計量行政機関相互の連絡、意見・情報交換を円滑に実施することを目的として設置され、経済産業省計量行政室、(独)産業技術総合研究所(産総研)、都道府県計量行政協議会、全国特定市計量行政協議会が合同して運営している。
 会議は、高野芳久経済産業省計量行政室長が開会あいさつし、2部構成で運営された。第1部は報告事項で、次の5件が報告された。
【報告事項】@各委員会における審議結果・活動報告(法令解釈委員会、適正計量委員会、技術委員会)A経済産業省からの連絡・報告(計量行政審議会・計量法関係法令の最近の動き等、国際関係の連絡・報告)B(独)産業技術総合研究所からの連絡・報告C都道府県計量行政協議会からの協議会活動報告D全国特定市計量行政協議会からの協議会活動報告
【資料配付のみ】▽指定製造事業者の指定状況▽特定計量証明事業者(MLAP)の認定状況▽指定定期検査機関等の指定状況▽2014(平成26)年計量士国家試験の実施▽計量法上の特定市町村
 

7つのテーマで意見交換

同会議は参加者数が200名を超える大きな会議ということもあり、情報交換を含めた参加者同士の交流が難しい。昨年度から新しい試みとして、第2部で全体での自由討論が実施されている。1時間程度テーマごとに議論・意見交換を実施した。参加者は事前の希望にもとづき7つのテーマでグループ(1グループは5〜10人程で構成し合計20のグループ)を構成し、全員参加で意見交換した。議論・意見交換後、各グループが5分程で内容を報告した。アンケートを参考に来年以降も会議の改革に取り組むことにしている。
【7つのテーマ】@定期検査A立入検査等(計量行政の実施)B計量証明事業C計量制度の普及・啓発のあり方D都道府県と特定市との協力E人材育成(計量士の育成・確保を含む)F全国計量行政会議および3委員会等の活用
 閉会あいさつは、大野若人東京都計量検定所長。
【参加者】▽経産省(計量行政室、製造産業局産業機械課)▽産総研(計測標準研究部門、計量標準管理センター)▽都道府県計量行政協議会(47都道府県の計量検定所等)▽全国特定市計量行政協議会(124特定市計量検査所等)▽日本電気計器検定所▽(独)製品評価技術基盤機構認定センター▽(一財)日本品質保証機構▽(一社)日本計量振興協会
(次号以下につづく)
 

   

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日本計量新報 2014年2月16日 (2999号)

   

大和製衡
防水形卓上デジタル台はかり
「DP−6700L」新発売

大和製衡(株)(兵庫県明石市茶園場町5−22、川西勝三社長)は、防水形卓上デジタル台はかり「DP−6700L」を新発売した。
 DP−6700Lは、ひょう量30kgまで計量できて、載台寸法354×354mmの省スペース設計。重量物の卓上での計量作業に最適。空容器を載台に載せるだけで自動的に風袋引きするので、風袋引き忘れを防げる。防塵・防水等級IP65準拠のオールステンレスボディで、食品加工、農水産、化学、工業などあらゆる業界での使用に対応している。文字高さ45mmの大きな液晶表示で、はっきりと数字が読み取れる。定量計量機能、チェッカ機能、ランク選別機能、計数機能を標準搭載。無線通信によるデータ管理、無線プリンタに対応しており、ペーパレス化・記載ミス防止・省力化に役立つ。USBメモリにも対応。
【特長】▽ひょう量30kgでコンパクトな載台の卓上型▽「自動風袋引き機能」を標準搭載▽防塵・防水仕様▽文字高45mmの液晶表示▽定量作業に最適な機能を標準搭載▽無線通信対応(オプション)
【仕様】▽載台寸法=354(W)×354(D)mm▽材質=ステンレ製(SUS304)▽防塵・防水性=IP65準拠▽製品寸法=356(W)×494・5(D)×552・5〜572・5(H)mm▽製品質量=約13kg

   

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