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日本計量新報 2014年7月6日 (3016号)

   

経済産業省が組織変更
計量法関連はすべて計量行政室の担当に

7月1日から施行
経済産業省組織令、同規則を改正

7月1日付で経済産業省が組織変更し、計量法関連の業務はすべて計量行政室が担当することになった。知的基盤課は廃止され、国際標準課と国際電気標準課が新設された。


計量法施行規則の関連部分も改正

6月13日付で経済産業省組織令、6月30日付で経済産業省組織規則と計量法施行規則が改正された。7月1日から施行。

基認証政策課の所属に

計量行政室はこれまで産業技術環境局知的基盤課に置かれていたが、産業技術環境局基準認証政策課の所属になった。

わかりやすくなった

計量行政室が管轄する業務も、これまでの「適正な計量の実施の確保に関する事務(資源エネルギー庁の所掌に属するものを除く。)」から、「計量の標準の整備および適正な計量の実施の確保に関すること(資源エネルギー庁の所掌に属するものを除く。)」および「計量行政審議会の庶務に関すること」(経済産業省組織規則第25条)となった。
 これまで知的基盤課が所管していた計量標準の整備、計量証明関連、計量行政審議会の庶務なども計量行政室の所管業務になった。
 資源エネルギー庁が所管する一部の業務を除いて、計量法関連の業務はすべて計量行政室の管轄になり、わかりやすくなった。
 これにともない、計量行政室が所属する基準認証政策課の所管する業務内容が変更になり、知的基盤課は廃止されて、国際標準課と国際電気標準課が新設された。(詳細次号以下)

   

日本計量新報 2014年7月6日 (3016号)

   

中部7県計量協議会
7月10日、福井市のホテルフジタ福井で

功労者の表彰式を実施

中部7県計量協議会が、7月10日、福井県福井市のホテルフジタ福井で開催される。中部地区の計量関係者が集い、各県提案の議題を討議する。功労者表彰も実施される。講演は、東洋一福井県恐竜博物館特別館長による「『福井の恐竜たち」。懇親会も開催する。

各県協会実施事業の情報交換

中部7県計量協議会は、中部地方の7県の計量関係団体で構成しており、持ち回り当番制で協議会を開催している。かつては計量管理・計量士の人びとと、販売・製造業など計量協会の人びとが別々に中部地区ブロックの会議を開いていたが、現在は中部地区のブロック会議を1つに合同して開催するようになっている。毎年100から120名ほどの中部7県の計量関係者が集まって、各県から提案された議題を討議し、懇親を深める。
 協議会では計量功労者の表彰式も実施している。
【提案議題】各県の計量団体の法人化について(三重県提案)
【提案趣旨】計量団体の法人化については、現在未法人化の各県は、今後どのように考えているか。また、法人化されている県については、法人化に踏み切った理由や利点等のアドバイスをお願いする。

講演は「福井の恐竜たち」

講演は、東洋一福井県恐竜博物館特別館長による「福井の恐竜たち」。講師の東洋一氏は日本の古生物学者。日本の恐竜研究の第一人者で、福井県立恐竜博物館特別館長を勤める。同館は日本を代表する恐竜博物館。

   

日本計量新報 2014年7月6日 (3016号)

   

品質工学会が研究発表大会開催

第22回品質工学研究発表大会が、6月26日、27日の2日間、東京都品川区の「きゅりあん」で開催された。101件の発表があった。今大会のテーマは「品質工学の果たすべき役割を探る−マクロ視点で問題解決からの脱却−」。壇上発表、ポスター発表(オーガナイズドセッション、自由討論)、特別討論会、表彰式などが実施された。
■品質工学賞発表賞
【金賞】
有害物質を出さないことから作らないことへ(2)−毒性推定システムの研究−=戸枝孝由(コニカミノルタ(株)・正会員)、木田修二(コニカミノルタ(株))、飯島裕隆(同)、朝武敦(同)、山内正好(同)、高木俊雄(同・正会員)、田村希志臣(同・同)
【銀賞】
▽MTシステムによる赤潮発生判別の試み=水野健一郎(広島県立総合技術研究所・正会員)
▽はみがきチューブ接着工程の最適化=安藤欣隆(ヱスケー石鹸(株)・正会員)
▽画像シミュレーション技術を用いた構想設計の最適化検討=近藤芳昭(コニカミノルタ(株)・正会員)、田村希志臣(同・同)
■実行委員長賞
▽着磁条件による磁石表面の磁束密度分布制御=山村英記((株)東海理化・正会員)
■会長賞
▽合成樹脂材を用いた養殖かき採苗法の検討=高辻英之(広島県立総合技術研究所・正会員)、水野健一郎(同・同)
(大会の詳細次号以下)

   

日本計量新報 2014年7月6日 (3016号)

   

行政不服審査法施行で関係法令を整備
−計量法の関連条文も改正−

6月13日、「行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」が公布され、計量法の関連条文も改正された。
 計量法で改正された条文は、第163条(審査庁)、第164条(不服申立ての手続における意見の聴取)、第165条(計量調査官)。

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