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日本計量新報 2014年8月3日 (3020号)

   

自然博物誌
福井市の路面電車
新旧の車両が走る

福井鉄道F1000形電車福井鉄道770形電車

予備知識なしに訪れた街で意外なことを眼にすると嬉しくなる。福井市では街の中心部を走る福井鉄道の路面電車にアッと驚いた。越前武生駅(旧武生新駅)と福井市街で田原町、福井駅前を結ぶ計21.4km。普通のバス路線と並行運転をしている。このところ高岡市、富山市で路面電車を見ていて、嬉しい気持ちがずっと残っていたところに、喜びに追加があった。福井市の路面電車は古い車両と新しい車両で運行されている。路面電車は電気をエネルギーとして走行する。電気はどのようにして起こされているかと考えたら、原子力が思い浮かび、火力、水力、風力、太陽光が口をついた。地熱はどこへ行った。潮力があり、山小屋では川の流れでタービンを回すのを見た。この後、越前海岸の棚田を見物し、魚津で夕日を見て地物だけを握った鮨を2000円だして食べた。 (文章と写真は旅行家 甲斐鐵太郎)

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