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日本計量新報 2014年10月12日 (3029号)

   

計量記念日全国大会
11月4日、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイで

特別講演は「新幹線50年の安全・安心技術と実績」
計量功労者の経済産業大臣表彰など

経済産業省と計量記念日組織委員会は、2014年度計量記念日全国大会を11月4日(火)、東京都港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイで開催する。主催は経済産業省(計量記念日式典)と、全国の計量関係機関、計量関係団体で構成する計量記念日組織委員会(記念行事とレセプション)。計量関係36団体と(一社)日本計量振興協会が協賛する。協力は、全国計量関係団体。


「何でもはかってみようコンテスト」「計量啓発標語」入選発表

計量記念日式典のようす(昨年)本大会は11月1日の計量記念日を祝って全国の計量計測関係者が集まって相互の交流を深めるとともに、特別講演などで最新の技術情報などを共有し、学術、産業の発展向上に役立てることを目的としている。
 大会は「計量記念日式典」と「記念行事」、「レセプション」で構成する。
 計量記念日式典では、「経済産業大臣表彰」、「産業技術環境局長表彰」受賞者を表彰する。
 記念行事では、小学生から公募していた「何でもはかってみようコンテスト」や、「計量啓発標語」の、入賞作・入賞者を発表し、表彰する。「計量啓発標語」の入賞作は、来年の計量啓発パンフレット『計量のひろば』に使われる。
 特別講演は「新幹線50年の安全・安心技術と実績」。講師は曽根悟工学院大学特任教授(鉄道講座の企画・監修担当)・東京大学名誉教授。
 事故による旅客の死傷者ゼロという記録を50年にわたって続けている日本の新幹線の安全・安心技術の思想・原理と時代による変化等を解説する。世界的に鉄道輸送サービスの利用者から見た信頼性が低下している実態のなかでの新幹線の優れた事例も紹介する。
 曽根悟氏は、1939年生まれ、1967年東京大学大学院工学系研究科修了、工学博士。1984〜2000年教授。2000〜2007年工学院大学教授。専門は交通システム工学。JR東日本旅客鉄道(株)安全研究推進委員会、JR西日本旅客鉄道(株)社外取締役、日本鉄道技術協会副会長などを歴任。
【日時】11月4日(火)、13時30分〜18時30分(受付13時〜)
【会場】ホテルインターコンチネンタル東京ベイ・5階ウィラード(東京都港区海岸1-16-2、電話03-5404-2222)
【参加費】1万円。ただし式典のみ参加の場合は無料。
【プログラム】
◇計量記念日式典(13時30分〜)=▽開会の辞▽経済産業省式辞▽来賓祝辞▽経済産業大臣表彰状授与▽産業技術環境局長表彰状授与▽受賞者代表謝辞▽閉会の辞
◇記念行事(14時30分〜)=▽組織委員長あいさつ▽何でもはかってみようコンテスト発表および表彰▽計量啓発標語発表および表彰▽特別講演「新幹線50年の安全・安心技術と実績」曽根悟工学院大学特任教授(鉄道講座の企画・監修担当)・東京大学名誉教授
【主催】経済産業省(計量記念日式典)・計量記念日組織委員会(記念行事とレセプション)
【協賛/協力】計量関係36団体・(一社)日本計量振興協会/全国計量関係団体
【事務局・問い合わせ先】(一社)日本計量振興協会=電話03-3269-3259、FAX03-3268-2553、kinenbi@nikkeishin.or.jp

   

日本計量新報 2014年10月12日 (3029号)

   

今年の計量記念日ポスター
ハローキティを起用
全国に2万7600枚配布

計量記念日ポスター今年の計量記念日ポスターは、世界中で人気のキャラクターである「ハローキティ」(Hello Kitty、愛称は「キティちゃん」)を起用。キャッチフレーズは、「計量は正確さが大切なんだよ。」で、日常生活のなかで正確に計量することの大切さを訴えるものになっている。11月1日はハローキティの誕生日という設定なので、キャラクターそのものが計量記念日の11月1日をアピールする。
 子供から大人まで広く長く愛されているキャラクター「ハローキティ」をポスターに起用することで、ポスターへの親しみやすさと興味を引きつけて、「私の暮らしで、正確に計量することが大切なことなのだ」という共感を生み、正しい計量の大切さをアピールすることができる。「ハローキティ」は、どの年代にも知名度が高く、親しみやすいキャラクターのため、より多くの人たちへ計量の大切さを訴えることができる。
 デザインは、中央で「ハローキティ」が体重を計り、右側でお母さんがパンやリンゴを計り、左側ではお父さんが車に入れるガソリンを計っている。背景が赤いために遠くからでもよく目立つポスターになっている。
 2万7600枚制作され、各地の計量協会会員、計量関係機関、地方計量行政機関や計量関係団体などへ配布された。(経済産業省のポスターは次号以下紹介)

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