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日本計量新報 2014年12月21日 (3038号)

   

エー・アンド・デイ
安全・安心でしかも安価
本質安全防爆構造の電子天びんEK-EPシリーズを発売

(株)エー・アンド・デイ(東京都豊島区東池袋3-23-14、古川陽社長)は、同社の従来製品に比べて価格が約半分の安価な「本質安全防爆構造の電子天びんEK-EPシリーズ」を、2014(平成26)年12月10日、販売を開始した。


石油関連やガス・ガソリン・薬品等の取扱い場所、化学合成プラントなどでは、それらの可燃性ガスや可燃性物質の蒸気が空気中で空気と混合すると燃発性のガスになる。このガスが電気火花、または熱などの着火源に触れると、爆発等の事故が起こる可能性があるため、そうした危険な場所では、安全に取扱い作業ができるよう、特別に設計された防爆機器を使用しなければならない。
■製品開発のコンセプトEK-300EP
 エー・アンド・デイでは、以前から、化学産業をはじめとした可燃性のガスや蒸気を扱う多くの現場から、安全・安心で、しかもできるだけ安価な防爆はかりを求められていたので、強い要望に応えるため開発した。
【商品の主な特長】
(1)求めやすい価格(従来比1/2)=EK-EPシリーズは、ユーザーが本当に求める要望にフォーカスをしぼり、最新技術の投入と無駄な機能や装飾を省くことで、従来同等品の約半額という価格が可能となった。
(2)最新の国際的な規格に適合=EK-EPシリーズは、危険エリアで使用される機器に求められる最新の規格「工場電気設備防爆指針(国際規格に整合した技術指針 2008)」に適合している。
(3)ロングセラーモデルEKシリーズの「使いやすさ」を継承=EK-EPシリーズは、同社のロングセラーモデルであるEKシリーズの特長を受け継いでいる。高い精度(高分解能30000分の1)とコンパクトなサイズに加え、多量の部品などの数量を数える時に便利な「個数モード」、目標の計量値に対する必要な残り分を表示する「%(パーセント)モード」などの機能を持っている。表示部には、見やすい文字高16mmのバックライト付き大型液晶パネルを採用した。
【共通仕様】▽本質安全防爆構造=ExibUBT3(1種・2種の危険場所での使用可能)▽労検番号=第TC20644号(EK-300EP)/第TC20645号(EK-3000EP/EK-12KEP)▽適用危険場所=ガスまたは蒸気(1種場所、2種場所)▽電源=単3型アルカリ乾電池4本▽動作時間=約250時間(バックライトオフ時)▽税抜価格=8万9000円
【個別仕様】▽型式(ひょう量/最小表示)=EK-300EP(300g/0.01g)、EK-3000EP(3000g/0.1g)、EK-12KEP(12000g/1g)▽計量皿寸法=EK-300EPは直径110mmの丸皿、EK-3000EPおよびEK-12KEPは33(W)×70(D)mmの角皿▽質量=EK-300EPは約1.2kg、EK-3000EPおよびEK-12KEPは約1.5kg(電池含まず)▽最大計数値=EK-300EPおよびEK-3000EPは3万個、EK-12KEPは1万2000個▽最小単位重量=EK-300EPは0.01g、EK-3000EPは0.1g、EK-12KEPは1g▽%最小表示=0.1%▽100%最小質量=EK-300EPは1g、EK-3000EPは10g、EK-12KEPは100g

   

日本計量新報 2014年12月21日 (3038号)

   

2014年度計量士技術講習会
15年1月、3講座を日本計量会館で

(一社)日本計量振興協会は、2014(平成26)年度計量士技術講習会として、「リフレッシュ基礎コース通信講座」、「実務コース」(電子式非自動はかりの校正と不確かさの評価の実務、分銅校正の不確かさの評価と校正実務)、「専門コース」(計測管理)の3講座を、東京都新宿区の日本計量会館で開催する。
■実務コース(電子式非自動はかりの校正と不確かさの評価の実務)
【日時】2015(平成27)年1月27日(火)、9時20分〜16時45分
【会場】日本計量会館
【参加料(テキスト代含)】会員計量士1万円、会員外計量士1万5千円
【定員】20名
【応募締切】2015(平成27)年1月20日
【特記】ノートパソコンを持参のこと。パソコンを持参できない人は、電卓(平均値・分散・標準偏差・√の計算ができるもの)を持参のこと。
■実務コース(分銅校正の不確かさの評価と校正実務)
【日時】2015(平成27)年1月28日(水)、9時20分〜16時45分
【会場】【参加料】【定員】【応募締切】【特記】は前述と同じ。
■専門コース(計測管理)
【日時】2015(平成27)年1月29日(木)、30日(金)
【参加料(テキスト代含)】会員計量士2万円、会員外計量士3万円
【定員】30名
【会場】【応募締切】は前述と同じ。
【申し込み先・問い合わせ先】同会推進部=電話03-3268-4925、FAX03-3268-2553、ホームページhttp://www.nikkeishin.or.jp/

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