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日本計量新報 2015年1月18日 (3041号)

   

計量団体・業界・機関合同賀詞交歓会開く
全国各地でも新年会開催し、1年が始まった

加島日計振会長が主催者あいさつ
片瀬経産省産業技術環境局長、三木産総研理事が祝辞

計量計測関連業界の新年賀詞交歓会が各地で開かれている。計量計測関係の 団体と本紙が主催11する「計量団体・業界・機関合同賀詞交歓会」が1月9日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で開かれ、主催団体の関係者、経済産業省、産総研、関東地区の計量行政関係者などが参集した。全国各地でもこれから2月初旬まで計量関係団体の新年会が開催される。


内山田竹志計行審会長が乾杯の発声
中締めは脇治日電検理事長

2015計量団体・業界・機関合同賀詞交歓会のようす「計量団体・業界・機関合同賀詞交歓会」は11時開会。加島淳一郎(一社)日本計量振興協会(日計振)会長が主催の11団体1社を代表してあいさつした。来賓を代表して片瀬裕文経済産業省産業技術環境局長と三木幸信(独)産業技術総合研究所理事・計量標準総合センター(NMIJ)代表が祝辞を述べた。内山田竹志計量行政審議会会長(トヨタ自動車叙代表取締役会長)が、乾杯の発声をし、参会者は新年のあいさつを交わした。中締めは、脇治日本電気計器検定所理事長。

使命と役割を誇りにすべき

加島淳一郎日計振会長加島日計振会長はあいさつで、次のように述べた。
 アベノミクスによる円安や株高でやや明るい雰囲気になっていたが、消費税増税などの影響もあり足踏み状態が続いている。しかし、大企業の好調はつづいており、2015年はゆるやかな回復が期待されている。政官民が一体となった経済再生の取り組みを進めるチャンスである。
 計量制度は1891(明治24)年の度量衡法の制定以来、51(昭和26)年の計量法制定、92(平成4)年の見直しと、時代の変化に対応して適宜見直しされている。その使命と役割は一貫して変わらず、脈々と活動が受け継がれていることは誇りにすべきことである。
■計量制度の見直しが求められる
 ただ、最近の経済社会の急速な変化にともない課題も浮き彫りになってきている。@地方計量機関の執行体制の低下A高齢化による計量技術者の不足Bグローバル化対応の遅れなどである。これらの課題に取り組んでいかなくてはならない。計量器の規制に関しては、自動はかり、放射線測定器などを規制することへのニーズが生じている。現行の計量制度の見直しが求められている。
 計測技術の活用で生産性の向上を図ることや、ISO10012の導入で品質改革を図ることなどが今後の企業内の有効策の1つになると考えている。
(次号以下につづく)

   

日本計量新報 2015年1月18日 (3041号)

   

NMIJ法定計量クラブ
非自動はかりJIS改正の説明会
2月27日(金)、東京・秋葉原で開催

(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)法定計量クラブは、今年度にJIS改正が予定されている非自動はかりに関して、行政機関等および事業者を対象とした説明会を、2月27日(金)、東京・秋葉原で開催する。
 研究会は「第1部:法定計量セミナー」と「第2部:事業者向け説明会」の2部構成。「第1部:法定計量セミナー」への参加は行政機関等(都道府県、特定市、指定定期検査機関)のみとなる。
【日時】2月27日(金)、▽第1部(法定計量セミナー)=13時15分〜14時45分▽第2部(事業者向け説明会)=15時〜16時30分
【場所】秋葉原UDXビル北8階会議室1(東京都千代田区外神田4−14−1)
【申し込み方法】ホームページ専用申込フォーム(https://www.nmij.jp/~dsmnt-tech/legal-met-sec/tokusetu/)から
【申し込み締切】2月13日(金)(定員に達ししだい、募集終了)
【問い合わせ先】(独)産業技術総合研究所計量標準総合センターNMIJ法定計量クラブ事務局(法定計量科法定計量室西川一夫)=電話029−861−4058、FAX029−861−4055、電子メールhoutei-club-ml@aist.go.jp
【プログラム(内容・講師は第1部、第2部で同じ)】
◇第1部法定計量セミナー▽13時=開場、受付開始▽13時15分=開会のあいさつ(小谷野泰宏〔NIJ法定計量クラブ長〕)▽13時20分=特定計量器JISの最近の動向について(20分)(講師:伊藤武〔法定計量科法定計量室〕)▽13時40分=非自動はかりJIS改正に伴う説明(50分)(講師:長野智博〔法定計量科型式承認技術室〕)▽14時30分=質疑応答(10分)▽14時40分=閉会のあいさつ(小谷野泰宏〔同〕)▽14時45分=第1部終了
◇第2部事業者向け説明会▽14時50分=開場、受付開始▽15時=開会のあいさつ▽15時5分=特定計量器JISの最近の動向について(20分)▽15時25分=非自動はかりJIS改正に伴う説明(50分)▽16時15分=質疑応答(10分)▽16時25分=閉会のあいさつ▽16時30分=第2部終了

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