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日本計量新報 2015年3月29日 (3050号)

   

2014年12月計量計測機器生産額
電気計測器310億円、分析機器198億円
精密測定機器は86億円

経済産業省が公表した2014年12月分の生産動態統計確報によると、計量計測機器の生産金額のうち、電気計測器310億円(工業会統計)、分析機器198億円、精密測定機器は86億円となった。電気計測器は前年同月比20.0%増、分析機器は同21.2%増、精密測定機器同17.3%増。暦年(2014年1月〜12月)は、電気計測器3442億円(工業会統計)、分析機器2195億円、精密測定機器は1011億円。


医用測定器は9.0%増

医用測定器は78億6900万円(9.0%増)である。生産数量は55万664台(13.3%増)。前月比は、生産金額23.5%増、生産数量12.3%増。
 医用測定器の暦年は、913億7800万円(12.3%増)。生産数量は638万6764台(2.0%減)。

精密測定機器は17.3%増

精密測定機器は85億8400万円(17.3%増)。
【内訳】(1)工業用長さ計(ゲージ、ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ)27億4300万円(30.2%増)、生産数量49万7160個(2)精密測定機(光学測定機を含む)58億4100万円(12.1%増)、生産数量2万6122台。
 精密測定機器の暦年は、1010億8300万円(19.9%増)。
【内訳】(1)工業用長さ計(ゲージ、ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ)320億3400万円(30.1%増)、生産数量586万8126個(2)精密測定機(光学測定機を含む)690億4900万円(15.7%増)、生産数量29万250台。

積算体積計は34億円

積算体積計は、34億3900万円(6.6%増)。
【内訳】(1)ガスメータ16億4100万円(5.7%減)、生産数量16万6436個(3.8%増)(2)水道メータ8億1800万円(2.2%減)、生産数量13万5300個(13.5%減)(3)積算式ガソリン量器9億8000万円(51.0%増)、生産数量4397個(142.7%増)。
 積算体積計の前月比生産金額は、19.5%減。
 積算体積計の暦年は、485億4200万円(3.4%減)。
【内訳】(1)ガスメータ241億800万円(5.9%減)、生産数量235万9765個(5.9%減)(2)水道メータ142億200万円(2.6%減)、生産数量286万2660個(0.0%)(3)積算式ガソリン量器102億3200万円(1.8%増)、生産数量3万4662個(3.3%減)。
(次号以下につづく)

   

日本計量新報 2015年3月29日 (3050号)

   

計量士国家試験で出題ミス
2つの正答をいずれも正解に

3月1日に実施した、第65回計量士国家試験の環境計量士(濃度関係)の専門科目である「化学分析概論及び濃度の計量」の問題(問22)で出題ミスがあった。本問については正答が2つあり、経済産業省は2つの正答をいずれも正解とする。
 同省は、受験者、関係者にお詫びするとともに、今後、再発防止に努めるとしている。
 なお、3月31日に経済産業省ホームページで正解番号の公表をおこない、5月下旬には官報および経済産業省ホームページで合格者の発表をおこなう予定である。
 【問22】の「JISK0128用水・排水中の農薬試験方法」で、EPNは電子捕獲検出器を用いたガスクロマトグラフ法で、オキシン銅は高速液体クロマトグラフ法で測定することが規定されている。したがって、1も4も正解である。

   

日本計量新報 2015年3月29日 (3050号)

   

産総研
「非自動はかりJIS改正説明会」資料を公開

(独)産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)は、法定計量セミナー資料「非自動はかりJIS改正説明会」をウェブサイトで公開した。
 PDFファイルで、27ページ、容量は818KB。https://www.nmij.jp/~dsmnt-tech/pttrn-appr/guide/NMIJ-LMS-2015%20March%20Seminar%20Text.pdfからダウンロードできる。内容は以下の通り。
■非自動はかりJISB7611-2:2015=@主な改定内容A検定/検査に関する附属書の構成B手動指示はかりの技術要件の変更C表記事項の変更D検定用表示装置E省令(特定計量器検定検査規則)への引用
■非自動はかりJISB7611-2:2015=@検定の効率化A検査の効率化B附属書JEC過去の技術基準

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