ツバメ |
つばくらめ桜見たさに舞い戻り 虚心
春告鳥は沢山ありますが、ツバメもそうした鳥の一つでしょうか。
相模湖も東京も今年は四月四日の土曜日には桜の花は満開になりました。相模湖の桜は町の観光協会が宣伝している「名物」です。その桜の花を撮ろうとカメラを担いで相模湖駅に出かけたらツバメが駅舎の周りを飛んでいました。街中の古い商家の開けっ放しの店先にも一組のつがいがいました。梁に掛けられた巣は去年のものでした。今年の巣はこれから造るのでしょう。
「ツバメが来る家は幸福な家だ」といいます。私の家にはいまだかつてツバメが巣を掛けたことはありません。
日曜日に夕暮れの裏山を眺めていたらツバメが飛ぶのを目撃しました。夜遅くまで雨戸を締めずにいたら蛾が窓ガラスに来て羽根を震わせていました。昼に窓を開けたまま外出したら虫が家に入っていました。モンシロチョウの飛ぶのも見ました。ツバメが活動する季節になったのでしょう。そういえば普段はビャービャーと騒がしいヒヨドリがまだまる裸の栗の木にとまって一日中ピィーチョロリチョロリと歌っていました。
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