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計工連の新年賀詞交歓会と講演会
2019年1月16日、明治記念館で開催
講演会は「国際単位系SIの基本単位定義改定について」

                    

計工連の新年賀詞交歓会と講演会
2019年1月16日、明治記念館で開催
講演会は「国際単位系SIの基本単位定義改定について」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本計量機器工業連合会(計工連)の新年賀詞交歓会が2018年1月16日、東京都港区元赤坂の明治記念館で会員多数が出席、多くの来賓も出席して開かれた。新年交歓会のまえには講演会が開かれた。

■新年賀詞交歓会

 新年賀詞交歓会は、中本晃会長(写真は別項)があいさつした。

 来賓代表として上田洋二経済産業省製造産業局大臣官房審議官があいさつした。

 谷本淳副会長(オーバル代表取締役社長)の乾杯の発声で、広く交流を深めた。

 依田恵夫副会長(長野計器代表取締役会長)の、関東一本締めによる中締めで散会した。

 

■基本単位の定義改定に関して講演

 賀詞交歓会に先立って講演会が開催され、産業技術総合研究所の臼田孝計量標準総合センター(NMIJ)長が、「国際単位系SIの基本単位定義改定について」の演題で講演した。

 臼田氏は、単位とは何か、キログラムを例に4つの基本単位(キログラム、アンペア、ケルビン、モル)の定義改定の意義、改定への日本の貢献、今後の影響 (定義改定がもたらすもの)などに関して、わかりやすく解説した。

 日本計量機器工業連合会(略称は計工連)は、日本の代表的な計量計測機器関係企業および団体を会員とする計量計測機器の全国的な総合団体。

 

■計量計測機器業界の発展に貢献

 新年賀詞交歓会で中本会長は、次のようにあいさつした。

 先行き不透明な経済状況のなかで、モノづくりや科学技術においても競争が一段と激しさを増してきている。

 計量計測機器が『産業の発展そして社会生活の安心・安全』にこれまで以上に必要不可欠なものとなれるよう努力していきたいと考えている。

 ここ1〜2年日本産業界の一部で品質データの改ざん等の不祥事が多々見られたことから、2019年度も引き続き、会員企業に対してのコンプライアンス(法令遵守)の徹底を図っていく。

 本会は、2019年度は、昨年のIntermeasure2018展示会などの実績を踏まえ、ディジタル革命に向けた生産技術革新への対応、イノベーション創出に繋げるための技術開発支援事業、製品の技術的優位を確保するための標準化事業、さらには海外市場開拓のための諸外国の計量制度・市場動向の把握、また企業の人材育成のための研修事業などの事業に取り組み、計量計測機器業界の発展に貢献していく。

 

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