新年明けましておめでとうございます。2011年を迎えまして、一言ご挨拶を申し上げます。
我が国の経済も、一昨年のリーマンショックに端を発する全世界を襲った金融危機の影響を受け、昨年も厳しい国内景気でした。景気低迷による販売実績の低迷と雇用情勢の悪化と先行き不透明感のある景気動向は、私ども計量販売に携わる事業者にとっても試練の年でありました。
しかしながら、2011年は僅かに明るくなるのではないかと期待いたしております。最近は国内株価も1万円を越え、今年の年末に向けては1万2000円という強気の見方も出てきております。また、為替相場も徐々に円安傾向に推移するのではないかと考えられています。尖閣諸島や北方領土問題、北朝鮮と韓国の緊張など、多少の地勢学的な不安要因もありますが、世界の中での日本の位置づけは、先端技術や高品質の製品など不動の地位を保っております。
我々計販連の会員の多くは、国内販売を中心に活動いたしております。
やはり、我々会員企業は、国内景気の回復とデフレ脱却。そして雇用拡大による個人消費の改善を望んでおり期待もいたしております。よりユーザーに近い所で営業活動を展開している私共は改めて計量の安心安全と細かな顧客のニーズに対応していかなければならないと決意を新たにいたしております。
今年も計販連の会員拡大と計量コンサルタント制度の拡充に鋭意努力して参ります。関係各位のご指導ご鞭撻を切にお願い申し上げて新年のご挨拶といたします。
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