大阪府計量協会は、2020年6月24日(水)に、「令和2年度通常総会」をホテルアウィーナ大阪にて開催しました。
開会のあいさつをする藤田理事長
藤田議長のもと議事進行
総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から規模を縮小して開催し、審議の結果、全ての議案が満場一致で承認され、滞りなく終了しました。
総会終了後、来賓あいさつとして福山喜彦大阪府計量検定所長からメッセージでのあいさつを頂きました。
出席状況は、会員総数475名中、出席者と委任状提出者を含め365名でした。
▽第1号議案令和元年度事業報告(案)▽第2号議案令和元年度収支決算(案)▽第3号議案令和2年度事業計画(案)▽第4号議案令和2年度収支予算(案)
▽承認番号:第TF201号、名称:スペクトリス株式会社、住所:東京都千代田区神田司町2丁目6番、特定計量器の種類:精密騒音計
▽承認番号:第H202号、名称:オムロンヘルスケア株式会社、住所:京都府向日市寺戸町九ノ坪53番地、特定計量器の種類:抵抗体温計
▽承認番号:第L204号、名称:愛知時計電機株式会社、住所:愛知県名古屋市熱田区千年一丁目2番70号、特定計量器の種類:水道メーター
エー・アンド・デイは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による急激な需要増加への対応が困難になり、2020年1月下旬から一時的に販売を休止していた非接触体温計「でこピッと」(皮膚赤外線体温計UT―701)の販売を、7月下旬から順次再開する。
「でこピッと」は、肌に触れずに、おでこにかざすだけで約1秒で検温できる非接触体温計で、累計販売台数が30万台を超える人気商品。
「でこピッと」は、全国のドラッグストア、調剤薬局、家電量販店、通販サイトなどで購入できる。
【販売名】皮膚赤外線体温計UT―701
【医療機器認証番号】226AFBZX00169000
【標準価格】オープン
▽肌に触れずに検温できるので、皮膚からの感染が抑えられる。
▽わきの下にはさんだり、口でくわえるなどの必要がない。
▽肌に触れないため消毒が不要で、衛生的。
▽約1秒で検温できるので、朝の忙しい時間帯での検温や、じっとしていることが難しい乳幼児の検温を無理なくできる。また、短時間に大人数の検温が可能。
▽介護が必要な高齢者など、寝ている人を起こさずに検温することができる。
▽小型・軽量・自立型・握りやすい卵型なので、ベッドサイドやカウンターに設置して、手軽に検温することができる。
▽37・5°C以上の検出時には、ブザー音が3回鳴り、知らせる。
▽体温計以外の用途にも使える。=温度計:お風呂やミルク、スープなどの温度測定、室温表示:室温10°C〜40°Cを表示。
【検温方式】赤外線式※おでこの表面から放出される赤外線量を計測して、おでこ表面の平均温度を外気温に応じて舌下温に換算し表示。
【表示範囲】▽体温計モード:+34・0℃〜+42・2℃▽温度計モード:マイナス22・0℃〜+80・0℃▽室内温度:+10・0℃〜40・0℃
【電源】CR2032リチウム電池1個
【外形寸法/本体質量】46(幅)×40(奥行)×81(高さ)mm/約60g(電池含む)
産業技術総合研究所(産総研)計量標準総合センター(NMIJ)は、2020年9月1日(火)から計量教習等を再開する。
産総研は新型コロナウイルス感染症の拡大防止を最優先に、緊急事態宣言発令期間中に予定されていた計量教習を中止し、8月度までに予定していた計量教習等を中止または延期していた。
再開に関する新たなスケジュールおよび受講申し込み方法については、産総研計量研修センターのウェブサイト(https://unit.aist.go.jp/qualmanmet/metroltrain/)で順次掲載する。
ただし、今後の状況の変化により、開講スケジュールの急な変更や計量教習等の中止もあり得るとしている。
新型コロナウイルスによる感染症は収束に向かうまで依然予断を許さない状況であり、産総研は引き続き、感染拡大防止に努めていく。
1、教習等参加前14日以内の海外渡航者の参加見合わせ。
2、教習等参加前14日以内の新型コロナウイルス感染が疑われる体調不良者の参加見合わせ。
3、個人使用のマスクや体温計等の準備。
4、マスク着用や検温、体調確認など、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策への協力。
5、社会的距離(ソーシャルディスタンス)確保の徹底。
6、教習等受講期間中の不要不急な外出等の自粛。
【問い合わせ先】計量標準普及センター計量研修センター=電話029―861―2422、電子メールM-mettrain-ml@aist.go.jp
経済産業省産業技術環境局計量行政室=▽室長補佐(法定計量担当)関口敦司(新エネルギー・産業技術総合開発機構)【転出】▽後藤博幸(室長補佐(法定計量担当)、産業技術環境局国際電気標準課課長補佐へ)(6月15日付)
▽0103、株式会社島津製作所分析計測事業部分析計測工場試験機製造部一軸試験機・伸び計・硬さ試験機校正担当グループ:長さ、力、硬さ
▽0290、GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社JCSS校正センター:圧力、湿度
福岡県計量検定は、ガラス製温度計の検定を、2020年(令和2年)7月1日(水)から再開する。
同検定所は、設備劣化により、2016年(平成28年)1月からガラス製温度計の検定を休止していた。
具体的な申請方法等は、問い合わせること。
【開始年月日】2020年(令和2年)7月1日(水)
【温度計の種類】ガラス製温度計(ベックマン温度計、ガラス製体温計を除く)
【温度範囲】マイナス5℃以上105℃以下
【検定手数料額】50円/本
【問い合わせ先】福岡県計量検定所検定第二課(担当:白根、大石)=〒811―2302、福岡県糟屋郡粕屋町大字大隈188―2、電話092―939―1545、FAX092―939―1542
島津製作所と理研鼎業は、脳・五感計測における共創事業の契約を締結した。
両者は理化学研究所(理研)の研究成果を島津製作所による事業創出につなげ、社会へ還元することを目指す。
理研と島津製作所には、計測分野(X線計測、PETプローブ開発、質量分析応用など)や、医療診断に関わる解析分野(遺伝子増幅、検出、産物同定、プロテオーム解析など)において数多くの共同研究の実績がある。
2018年秋からは包括的な組織連携により社会課題の解決に取り組む、新たな枠組みについて協議してきた。
今回の契約をもとに、両者は連携をさらに強化し、研究者の交流もし、2021年中に共同研究テーマを創出し、共同ラボを設立する予定。
共同ラボでは、ヒトの理解を深める取り組みとして、脳計測、データ解析、脳機能の本質理解からなる研究プラットフォームの構築を図る。
島津製作所が保有する先端計測技術と理研の広範な研究分野のうち、特に脳科学を中心としたライフサイエンス、データサイエンスの知見・研究成果との融合により、脳・五感計測に関する事業の創出を目指す。
共創事業の契約期間は、2020年度から2021年度の2年間。
▽0073、株式会社トプコンテクノハウスカスタマーサポート部計量校正グループ:光
オムロンヘルスケアは、皮膚に接触することなく額から放射される赤外線で体温を測定できる「皮膚赤外線体温計MC―720」1万本を全国知事会に寄付する。
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策の徹底や受診希望者の増加、新たな医療施設の増加に伴い、発熱の有無のスクリーニングを衛生的かつ簡単に実施したいというニーズが高まっている。今後は、学校や公共施設などが再開することより、これらのニーズはさらに広がっていくことが予想される。
今回寄付する「皮膚赤外線体温計MC―720」は、直接肌に触れることなく約1秒で額の皮膚温度を測定し、それをもとに舌下で測定した体温に換算して表示する体温計。
皮膚赤外線体温計MC―720
測定時間が短く非接触型なので、多くの人の体温を短時間に測定したいときに役立つ。皮膚への接触がないので、測定ごとに消毒作業をすることなく衛生的に検温できる。
▽0198、株式会社東精エンジニアリング:長さ
日本品質保証機構(JQA)は、子どもたちが身近な自然から受けた感動を描き、地球環境について考える機会となることを目的に、1999年から「JQA地球環境世界児童画コンテスト」を開催している。現在21回目の作品を募集中。
今回、コンテストの優秀作品のうち第20回の作品30点を、2020年5月30日(土)〜7月5日(日)まで福知山市児童科学館で展示している。
【日程】2020年5月30日(土)〜7月5日(日)
【会場】福知山市児童科学館(京都府福知山市字猪崎377―1)
【入場料】大人:330円、4歳〜中学生:160円
【開館時間】9時〜17時(最終入館時間は16時30分)
【休館日】毎週水曜日(祝日と重なる場合は翌日)、12月28日〜1月1日
【ウェブサイト】http://www.sandanike-kouen.or.jp/science.php
日本品質保証機構(JQA)は、米国試験所認定協会(A2LA)からISO/IEC 17025に基づく校正事業者の認定を受けている。九州試験所は、2020年5月26日付でA2LA認定でISO/IEC17025:2005からISO/IEC 17025:2017への移行を完了し、認定品目の追加、一部認定範囲を拡大した。
新たにA2LAシンボル付きの証明書を発行できるようになった品目・範囲は以下のとおり。
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
精密定盤 | 平面度 | 1500 mm×2000 mm (対角線2500 mm以下・出張校正も可能) |
測定顕微鏡 | 平行度 真直度 直角度 テーブル送りの指示精度 |
L≦200 mm (出張校正も可能) |
測定投影機 | 倍率の誤差 テーブル送りの指示精度 |
スクリーン外径 L≦600 mm (出張校正も可能) |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
交流電力計 50 Hz, 60 Hz |
電力 | 10 W 〜 6 kW 6 kW 〜 950 kW (クランプタイプのみ) (出張校正も可能) |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
高周波電圧計 オシロスコープ |
高周波電圧 | 10 kHz 〜 10 MHz : 0.01 V 〜 1 V 10 MHz 〜 1000 MHz : 10 dB/µV 〜 120 dB/µV (出張校正も可能) |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
ストップウォッチ | 23℃における歩度 | 0 s/day 〜 388.8 s/day (出張校正も可能) |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
恒温槽 | 温度 | -80 ℃ 〜 950 ℃ (出張校正も可能) |
恒湿槽 | 湿度 | 10 %RH 〜 98 %RH (出張校正も可能) |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
気圧計 | 気体絶対圧力 | 750 hPa 〜 1150 hPa |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
耐電圧試験器 | 直流電圧 | 10 kV 〜 50 kV 上限値を拡大 |
直流電流計 マルチメータ |
直流電流 | 20 A 〜 30 A 上限値を拡大 |
直流電流発生器 直流安定化電源 |
直流電流 | 20 A 〜 100 A 上限値を拡大 |
固定抵抗器 可変抵抗器 |
直流抵抗 | 1 mΩ 〜 100 mΩ, 1 MΩ 〜 100 MΩ 上限値、下限値を拡大 |
耐電圧試験器 | 交流電圧 | 50 Hz, 60 Hz : 10 kV 〜 30 kV 上限値を拡大 |
交流電流発生器 交流安定化電源 |
交流電流 | 50 Hz, 60 Hz : 14 A 〜 100 A 上限値を拡大 |
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
ブリネル硬さ試験機 (ASTM E10による校正)※1 |
硬さ | 試験力 4.903 kN 〜 29.42 kN (500 kgf 〜 3000 kgf) 測定装置 0 〜 8 mm 硬さ 125 HBW 〜 450 HBW (出張校正のみ) |
※1 従来のJIS B 7724による校正に加え、新たにASTM E10も可能になった。
品目 | 校正項目 | 校正範囲 |
---|---|---|
一軸試験機 (ASTM E4による校正)※2 |
圧縮力 | 10 N 〜 2 MN (出張校正のみ) |
※2 従来のJIS B 7721による校正に加え、新たにASTM E4も可能になった。
【問い合わせ先】日本品質保証機構九州試験所=電話0942―48―7763、FAX0942―48―7760、電子メールkyushu-cstm@jqa.jp
▽0157、群馬県立群馬産業技術センター:長さ
▽0318、株式会社センサスヤマモト校正室:圧力
▽0037、山里産業株式会社標準室:温度、電気(直流・低周波)
▽0058、横河電機株式会社経営監査・品質保証本部QHSE統制センター計測標準部:時間・周波数及び回転速度、電気(直流・低周波)
▽0310、エッペンドルフ株式会社校正センター:体積
▽0324、多摩川テクノクリエイション株式会社:角度
▽承認番号:第Q2011号、名称:フクダ電子株式会社、住所:東京都文京区本郷3丁目39番4号、特定計量器の種類:アネロイド型血圧計
▽承認番号:第D205号、名称:Minebea Intec Bovenden GmbH & Co. KG、住所:Leinetal 2, 37120
Bovenden, Germany、特定計量器の種類:非自動はかり
日本品質保証機構(JQA)は、自動車産業向けのEMC試験サービスに本格的に参入することを決定し、新たに東京地区と名古屋地区に車載機器専用のEMCラボ棟を建設する。
これにより、EV/HEV化をはじめとした自動車産業における急速な電子化や、ADASや自動運転に代表される高度な技術発展に伴う顧客の多様化する試験・評価ニーズに応える体制を構築する。
2019年10月に完成した大阪地区の1基に加え、新たに東京地区に2基(2021年1月開始予定)、名古屋地区に3基(2021年5月開始予定)の車載機器専用暗室を開設する。
東京地区(安全電磁デンター)
新設する暗室には、メーカーごとの異なる各種スペックに対応できる試験設備を整えるとともに、1000ボルトまで給電可能な電源設備を導入する。
今後需要の拡大が見込まれる実環境を模擬したイミュニティ試験を可能にするリバブレーションチャンバーを東京地区と名古屋地区(中部地区初)に導入する。
車載機器専用EMCラボ棟の完成時は、見学会やセミナーを実施する。
JQAは、国内各拠点の利点を最大限に活用した顧客の利便性を高めるシームレスな試験ソリューションの提供を実現する「JQAオートモーティブEMCラボラトリーネットワーク」を開設する。
各拠点それぞれの特色を活かしたサービス体制を基盤に、最新設備でのEMC試験だけでなく、Eマーク認証取得に必要となる手続き、認証に必要な申請書類の作成、世界各国への認証申請、無線通信試験や電気安全試験、製品の評価のための各種環境試験なども可能になる。
東京科学機器協会は、2020年5月18日付で役員を改選した。新役員と相談役は次のとおり(敬称略)。
【理事長】矢澤英人(ダルトン取締役会長)
【副理事長】▽長谷川壽一(英弘精機代表取締役社長)▽入江一光(入江代表取締役社長)
【財務理事】▽柴田眞利(柴田科学代表取締役社長)▽下平克彦(田中科学機器製作代表取締役社長)
【専務理事】梅垣喜通(東京科学機器協会)
【理事】▽増田太郎(トーマス科学器械代表取締役社長)▽南明則(コクゴ代表取締役社長)▽竹田拓人(竹田理化工業代表取締役社長)▽高橋秀雄(池田理化代表取締役社長)▽富山裕明(富山科学工業代表取締役社長)▽平田紀行(島津サイエンス東日本代表取締役社長)▽大川昌男(堀場製作所常務取締役管理本部長兼東京支店長)▽西岡光利(佐竹化学機械工業代表取締役社長)▽西原克年(島津理化代表取締役社長)▽福島亮(フクシマガリレイ取締役副社長)▽谷尾俊昭(日本理化学器械代表取締役社長)▽野村篤史(新東科学代表取締役社長)▽三田村義崇(日本計量器工業代表取締役社長)▽森井俊秀(新光電子代表取締役社長)
【監事】▽木村勉▽栗田宣義(日本フリーザー代表取締役社長)▽橋正行(税理士)
【相談役】▽入江照四(入江代表取締役会長)▽関谷幸弘(関谷理化取締役会長)▽杉山雄之介(スギヤマゲン会長)▽荻田隆久(東京スクリーン)▽木崎民生(池田理化相談役)▽佐藤紀一(佐藤真空代表取締役会長)
チノーは、新型コロナウイルス感染症の国内拡大に伴い、パンデミック対策の支援ツールとして発熱の有無を判別するユニット形体表面温度チェッカの温度手動補正付き機種をモデルチェンジした。
従来形の温度手動補正付き「TP―U0260ET」は販売を中止し、「TP―U0260EC」を6月1日から発売した。
TP―U0260EC
▽温度測定範囲:20℃〜40℃
▽測定温度補正:手動でパソコンより補正値を設定
▽精度定格:37℃測定にて±0.5℃(周囲温度25℃にて)
▽検出素子:サーモパイル素子2000画素
▽測定波長:中心波長10μm
▽測定視野角:60°×60°
▽空間分解能:21・8mrad
▽フレームレート:1Hz
▽インターフェイス:10BASE-T/100BASE-TX
▽フォーカス:固定フォーカス
▽接点出力数:2点(無電圧接点出力)
▽データ保存:パソコンへ測定データおよび熱画像(JPEG)自動保存
▽電源:100―240V、AC(フリー電源)
▽使用温度範囲:0℃〜40℃
▽使用湿度範囲:10〜80%RH(ただし結露しないこと)
▽質量:約0・7kg
※ユニット形体表面温度チェッカ本体は、定期校正を推奨
日本電気計器検定所(JEMIC)九州支社は、電気(直流・低周波)、時間・周波数、回転速度のJCSS校正の校正範囲拡張と取扱品目追加をした。
(種類、校正範囲、校正の不確かさ(信頼の水準約95%)の順)
▽ディジタル高電圧計=恒久的施設:直流電圧2kV以上10kV以下、0.08%+1V
▽ディジタル高電圧計=恒久的施設:交流電圧1kV超10kV以下(50Hz、60Hz)、0.07%+4V
▽非接触式回転計=恒久的施設、現地校正:60rpm以上100000rpm以下、4ppm+0.02rpm
▽ストップウオッチ(歩度)=恒久的施設:9.999s以下、0.05s
※校正の不確かさは、範囲の中で一番小さなものを記載。
【問い合わせ先】日本電気計器検定所九州支社標準課=〒815―0032、福岡県福岡市南区塩原二丁目1番40号、電話092―541―3033、FAX092―541―3036、電子メールkousei-fko@jemic.go.jp
2020年6月9日は、世界認定推進の日(World Accreditation Day)。
これは、ILAC(国際試験所認定協力機構)とIAF(国際認定フォーラム)が、認定の重要性をより広く世界にアピールする取り組みとして、毎年6月9日に制定している。
2020年のテーマは、Accreditation:Improving food safety「認定:食品の安全性を高める」。食品の安全性の強化に関する認定に焦点を当てている。
経済産業省は、新型コロナウイルス感染症等の影響による特定計量器の検定やタクシーメーターの装置検査の未受検を救済するため、5月29日、「新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための特定計量器検定検査規則の特例に関する省令(令和2年経済産業省令第52号)」と「新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための特定計量器検定検査規則の特例に関する省令の規定に基づく経済産業大臣が定める期間を定める件」を公布し、同日施行した。
特定計量器(検定証印等が付されているものに限る。)の検定証印等およびタクシーメーターの装置検査証印の有効期間の満了する年月が、2020年(令和2年)4月から同年7月までのものは、新型コロナウイルス感染症等の影響により生じた事由により検定および装置検査を受けることができないと認めるときは、検定証印等および装置検査証印の有効期間をそれぞれの当該年月から6カ月間延長する。
2020年(令和2年)4月7日〜7月31日までに有効期間が満了する基準器検査証印については、2020年04月28日付で、同様にその有効期間が6カ月延長されている。
なお、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、公益上緊急に省令および告示の制定の必要があったことから、本件では意見の募集はしていない。