since 7/7/2002
横田 俊英
ミニーが卒業してミッキーは新たに2頭の子犬の教育係になった
ミニーは生後2カ月でミッキーの子育て教室に預けられた
ミニーは黒柴のメスの生後3カ月ほどになる子犬で友人の家で生まれた。私の所に来たのはシツケのためである。シツケといっても3カ月ほど年長の黒柴・メスのミッキーに遊んでもらうだけのこと。子犬はある程度人の手と犬と接していないと犬とも人とも良い関係を築く気持ちを持てなくなることが多い。そこでミニーは生後2カ月でミッキーの子育て教室に預けられた。ミッキーだってそのころは生後5カ月であるから、幼稚園や小学校程度、犬の年齢からいえば中学校程度のものであるが、そこに小学生のミッキーがやってきて学校ができあがったのだ。
ミニーは子犬として一人前になった
ミニーはこのミッキー学校で学ぶうちに随分とたくましく成長した。少し内気な子犬であったのが、ミッキーと遊ぶなかで人見知りをしない陽気な子犬に変わった。目やにが沢山出ていて、糞には回虫が混じり、ほかの寄生虫もいた。この寄生虫退治には3週間ほどを要したものの検便しても卵が検出されなくなった。ミニーは小さなケージに閉じこめられていたのをミッキーと活発に庭を飛び回ることによって良い運動をした。人にも素直に近寄ってくるようになり、ハウスというと自分からケージにも入るようになった。
ミニーは子犬として一人前になったのだ。その仕上げは感染症予防のワクチン接種であった。8種混合ワクチンを生後3カ月間近に接種し、それから少しの期間をおいたことで、庭の外の世界に出ることができるようになった。排泄だって1日近く我慢できる。ケージから庭に出すと隅の方に走って行って腰を落として糞と尿をする。ミッキーは新たに2頭の子犬の教育係になった
黒柴・メスの生後3カ月過ぎになるミニーはミッキーの子犬学校の卒業だ。繁殖者のもとにミニーを送り返して、今度はミニーの姉妹犬の赤毛の柴犬の訓練が始まった。ミニーと入れ替わりに、ミニーの姉妹犬と、この子犬の数日前に生まれたもう1頭赤毛の柴犬・メスの子犬がわが家のミッキー学校にやってきた。ミッキーは新たに2頭の子犬の教育係になって大張り切りである。