since 7/7/2002
甲斐 鐵太郎
旅をした事実を思い出すのは写真と旅行の記録の文章です
旅をした事実を思い出すのは写真と旅行の記録の文章です
(写真とは思い出です)
(キャノンの安い一眼レフは電池1本で呆れるほど撮影ができます)
カメラはデジカメの時代になったようです。デジカメが普及するまでは世の写真愛好家、カメラ愛好家はフィルムを使うカメラの高級機に憧れたものです。
「写真とは何であるか」ということをフィルムカメラとデジタルカメラを比較することでわかるのではないかと思います。
今のデジカメは良くなりました。キャノンとニコンの一眼レフのデジカメの性能は素晴らしいです。シャッターボタンを押したあとシャッターが切れるまでの時間がフィルムカメラと同じになりました。以前のデジカメはシャッターボタンを押したあとにしばらくして撮影が開始されたのです。電池の持ちも良くなりました。私が最初に使ったオリンパスのデジタル一眼は5枚も撮影すると電池が消耗したのです。よくもまあ、こんなものを商品として世に送り出したものだと呆れました。
私が愛用しているデジカメはキャノンの一眼レフで、これはキャノンの安い一眼レフでキャノンからこの手で2番目にでたものです。電池1本で呆れるほど撮影ができます。オリンパスのヤツは呆れるほど消耗が激しかったのです。呆れるとはいっても喜びの呆れと悲しみの呆れで、大違いです。
それで写真とは何か、というと私にとっては旅の思い出を記録する道具です。そして旅を芸術に昇華させる道具でもあります。古い写真を見ても記憶が甦らないことがあります。人の記憶は当てになりません。お金を埋めても、それを忘れるのが人間です。旅の思い出を忘れることなど何でもありません。しかし、旅をした事実を思い出すのは写真と旅行の記録の文章です。写真とは思い出です。