2019年度第2回国際計量研究連絡委員会(国計連)が、2020年2月4日、産業技術総合研究所(産総研)東京本部で開催された。
田中充委員長、阿部一貴経済産業省計量行政室長があいさつし、田中委員長の進行で、次の議題を報告、討議した。
田中充委員長
阿部一貴経済産業省計量行政室長
@国際度量衡委員会(CIPM)報告:産業技術総合研究所計量標準総合センター総合センター長(国際度量衡委員会委員)臼田孝
臼田孝氏
Aオリンピックに向けたアンチドーピングに関する政策:スポーツ庁国際課課長粂川泰一
粂川泰一氏
B産総研「ドーピング検査標準研究ラボ」の活動:産業技術総合研究所ドーピング検査標準研究ラボ研究ラボ長井原俊英
井原俊英氏
C計量単位諮問委員会(CCU)報告:産業技術総合研究所計量標準総合センター物理計測標準研究部門総括研究主幹保坂一元
保坂一元氏
D分科会活動報告、他(計量関連国際会議の動向等):国際計量研究連絡委員会事務局(国際計量室長)齋藤則生
『国際単位系(SI)基本単位の定義改定と計量標準 新しいSIが拓く世界 付録:SI文書第9版(2019)日本語版』が近く刊行されることが紹介された。
『国際単位系(SI)基本単位の定義改定と計量標準 新しいSIが拓く世界 付録:SI文書第9版(2019)日本語版』の表紙を齋藤則生氏が披露
国際計量研究連絡委員会(国計連)は、1977年(昭和52年)以来毎年開催され、計量標準、標準物質、法定計量に関する日本全体の意向が国際取り決め等において反映するような活動をしている。
2001年(平成13年)4月1日から産業技術総合研究所理事長の諮問委員会として位置付けられた。委員会の委員は、計量標準または法定計量に関係する行政機関の職員、独立行政法人の職員、学識経験者、業界関係者等で構成されている。
2019年度第2回国際計量研究連絡委員会開催:国際度量衡委員会(CIPM)報告、ドーピング検査関連ほか、2020年2月4日、産総研東京本部で