クイン国際度量衡局長が記念講演
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　産業技術総合研究所（産総研）は、日本の計量標準整備の中核的機関である計量標準総合センターの発足を機に、同センターの設立趣旨と展望を示す記念講演会を５月２２日、つくばの産業技術総合研究所共用講堂で開催する。Quinn国際度量衡局長、Vankoughnett国際度量衡委員会副委員長が記念講演する。

【日時】５月２２日（火）、13時20分〜17時

【場所】産業技術総合研究所共用講堂大講堂

【プログラム】▽挨拶▽グローバル化の中の計量標準−政府からの期待−（兼谷明男経済産業省産業技術環境局審議官）▽国際競争の中での商品開発における計測技術と計測標準の重要性（杉山一彦松下電器産業（株）副社長）▽記念講演＝The base units of the SI and the fundamental constants of physics（Dr. T. J. Quinn国際度量衡局長）▽記念講演＝Challenes in the Management of National Metrology Instiutes（Dr. A. L. VanKoughnett国際度量衡委員会副委員長、前カナダ計量研究所長）

【問い合わせ先】計量標準総合センター計量標準管理部計量行政調査室＝電話 0298−61−4120、http://www.aist.go.jp/

顧客や地域に期待される集団として成長する
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　神奈川県を拠点にはかりの製造、修理、販売、代行検査等の業務を幅広く展開する（株）東立機工（阿部法弘社長、横浜市鶴見区矢向3丁目2番17号、http://www.hakariya.co.jp/）は３月３０日付で品質システムの規格であるＩＳＯ９００２認証を取得した。

　審査登録機関は日本海事検定キューエイ株式会社（ＮＫＫＫＱＡ）。登録番号はＮＱＡ−０００７４１７Ａ。登録の範囲は、質量計（電気抵抗線式はかり）の製造、修理、販売、分銅の校正、修理、販売、質量計定期検査の代検査である。

　同社は、平成１２年６月年度内において「ＩＳＯ９００２」９４年版認証取得を決意し６月１５日神奈川県産業技術総合研究所のアドバイザー制度を利用し、認証取得へのスタートをきった。品質マニュアル及び規定、記録書類を精力的に作成。７月、登録審査機関を日本海事検定キューエイ株式会社（ＮＫＫＫＱＡ）と決定。９月８日マニュアルチェック。１２月２０日予備審査を受け、指摘事項を修正し社内体制を再構築。平成１３年３月２１日登録審査を受けた。

　阿部法弘社長は「神奈川県のアドバイザー制度を利用の企業の中で『認証取得最短記録』といわれるくらい足早に取り組んだ為に、社員一人一人の理解度を合わせていくことやトップダウンの考え方での社内意思統一に苦労したが、認証取得がゴールではなく、ＩＳＯ９００２を道具として、ＴＰＯに合わせ環境に優しく、顧客や地域に特化し、当てにされ期待される集団として日々成長していきたい」と同社の今後の展開に意欲を見せる。