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 2001年10月21日(2418号)

計量史をさぐる会2001(10月13日)
■計量史をさぐる会2001

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国立科学博物館所蔵の歴史的計量計測機器を展示
千点越す技術史的価値ある資料
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 日本計量史学会、(社)計測自動制御学会力学量計測部会、産業考古学会、東京産業考古学会、技術史教育学会、(社)日本計量振興協会の共催による「計量史をさぐる会2001」が10月13日午後、東京都新宿区の国立科学博物館新宿分館で開かれ、約80名が参加した。国立科学博物館の協力で同館所蔵の歴史的計量計測器が展示され、関連する6分野で解説・討論を実施した。

 国立科学博物館所蔵の「計量」資料の中心は計量研究所から寄贈された資料。1000点を超える資料が同館に所蔵されている。今回のさぐる会ではこれらのなかから、折衷尺、京枡、天びん、浮ひょう、標準抵抗器、シックス最高最低温度計、高温度計など18種類の歴史的計量計測器を展示した。関連する6つの計量計測器分野でディスカッションした。話題提供者とコメンテーターは次のとおり。

▽総論=鈴木一義(国立科学博物館)/大網功(東洋大学)▽長さ計(ものさし)=沢辺雅二(ミツトヨ)/ 藤岡健夫▽体積計(ます)=鈴木和夫/馬場章(東京大学)▽質量計(はかり)=山下喜吉(山下製衡所)/内川恵三郎(日本品質保証機構)▽密度計・比重計=横田賢次郎(横田計器製作所)/ 蓑輪善蔵▽電気計測器=松本栄寿(横河電機)/菅野允▽熱と光の計測器=高田誠二/小川実吉(横河総合研究所)

 さぐる会の後援は(株)日本計量新報社。

 2001年10月21日(2418号)

 
■(産総研)計量標準総合センターが講演会開催

「産業・貿易を支える計量標準の現状・将来」テーマに
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 (独)産業技術総合研究所と(財)日本産業技術振興協会(JITA)は、10月4日、東京都港区の石垣記念ホール(三会堂ビル9階)で講演会「産業・貿易を支える計量標準の現状・将来」を開催した。
 これまで通産省工業技術院のもとで計量研、電総研、物質研が担当してきた計量標準の研究業務はすべて、独立行政法人・産総研の計測標準研究部門に統合され、さらに、計量に関する管理業務は、産総研内の成果普及部門に置かれた計量標準管理部、計量研修センター、国際部門に置かれた国際標準協力室が担当することになった。それらを含めた4部署が計量標準総合センター(NMIJ)として連携し、計量標準に関する研究業務を一体的・総合的に推進していくことになったことから、今回の講演会では、計量標準総合センターの組織と活動を紹介した。

【講演会プログラム】

(午前の部)
▽司会=計測標準研究部門副部門長岡本研作▽開会の挨拶=計測標準研究部門部門長小野晃▽来賓挨拶=経済産業省産業技術環境局知的基盤課課長小谷泰久▽NMIJの概要説明=計測標準研究部門部門長小野晃、計量標準管理部部長大嶋新一、国際標準協力室室長瀬田勝男▽特別講演・物質解析技術開発における信頼性確保と標準物質=(株)堀場製作所分析センターシニアマネージャー池田昌彦

(午後の部)
▽司会=計測標準研究部門副部門長小柳正男▽特別講演・ISO/IEC17025認定取得の課題=アンリツ(株)メジャメント・ソリューションズ品質管理部品質管理課世取山幸寿▽e−measureへの期待=電磁気計測科科長吉田春雄▽拡がる高精度実用長さ標準器−ブロックゲージの国際比較を中心にして−=長さ計測科長さ標準研究室平井亜紀子▽有機標準物質の開発と計測手法=有機分析科有機標準研究室室長加藤健次▽閉会の挨拶=計量標準管理部部長大嶋新一
【講演内容、配布資料の問い合わせ先】成果普及部門計量標準管理部計量行政調査室(電話0298−61−4120、FAX0298−61−4099)

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