日本計量史学会、計測自動制御学会 力学料計測部会など4団体共催
特別講演と研究発表、秤の館も見学
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日本計量史学会、(社)計測自動制御学会力学量計測部会、(社)日本計量振興協会(予定)、三重県の計量関係団体は共同で「計量史をさぐる会2002」を、9月13日(金)・14日(土)の両日、三重県四日市市の三重北勢地域地場産業振興センター「じばさん三重」で開催する。計量史をさぐる会は毎年開かれており、講演や計量の歴史に関する研究発表会を開催し、計量史関連の興味深い事物、施設などを見学している。今回の特別講演は『計量史学の役割と成果』(横田俊英(株)日本計量新報社社長)と『「はかり」にかけた人生』(小林健蔵「秤の館」館長)。『神宮寺の舛の調査』など5件の研究が発表される。2日目は、特別講演の小林健蔵氏が20年以上かけて収集した、はかりなど数々の計量器を展示する「秤の館」を見学する。
地元計量団体が実行委つくって準備
「計量史をさぐる会2002」は、三重県計量協会など地元の計量関係団体が現地実行委員会をつくって準備をしてきており、充実した開催内容になっている。
開催概要
【期日】2002年9月13日(金)、14日(土)
【会場】▽三重北勢地域地場産業振興センター「じばさん三重」(近鉄四日市駅前)▽見学=「秤の館」(四日市市中野町1163)
【会費】▽参加費1000円(資料代含)▽懇親会5000円
【開催内容】
第1日(9月13日)
◇研究発表(13時30分〜15時20分、「じばさん三重」5階大研修室)=▽『大和製衡におけるはかりの開発史(仮題)』見方義孝(大和製衡(株)取締役技術本部長)▽『風洞天びんの歴史と現状(仮題)』中山和夫(大和製衡(株)産機事業部主任技師)▽『神宮寺の舛の調査(仮題)』松本克一(三重県、松本計量センター)▽『縄文時代の計量(仮題)』黒岩隆(信州大学)▽『中部地方に於ける初期のメートル法啓蒙活動(仮題)』金森直治(愛知県名古屋市)
◇特別講演(15時30分〜17時35分、「じばさん三重」5階大研修室)=▽『計量史学の役割と成果』横田俊英((株)日本計量新報社社長)▽『「はかり」にかけた人生』小林健蔵(三重県、「秤の館」館長)
◇懇親会(18時〜20時30分、「じばさん三重」6階展示室)
第2日(9月14日)
◇見学会=9時〜12時、「秤の館」(四日市市中野町1163)
【宿泊】宿泊は参加者が、ホテルに直接申し込む。
【申し込み・問い合わせ先】〒162−0837、東京都新宿区納戸町25−1日本計量史学会事務局、Tel/fax03−3269−7989、E-mai:shm@beach.ocn.ne.jp