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 2003年8月24日(2503号)


■【2003分析展「新たなる発想・大いなる挑戦・さらなる歩み」】    平成15年9月10日(水)〜12日(金)幕張メッセ                ノーベル化学賞の白川英樹博士と田中耕一フェローの講演も

  (社)日本分析機器工業会(矢嶋英敏会長)は、2003分析展を平成15年9月10日(水)から12日(金)の3日間、幕張メッセで開催する。昨年、40回目の記念すべき分析展を成功させ、41回目の今回は「さらなるスタート」と位置づけている。出展社167社、754小間と前回を上回る規模となる。また、初めて多数のドイツ企業が参加するなど、海外の出展社も増え来場者が海外の動向を把握できるよい機会となる。分析展同時開催のJAIMAコンファレンスでは、2000年度ノーベル化学賞を受賞した筑波大学名誉教授の白川英樹博士が特別講演会を行う。また、昨年度ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一フェローの講演も実施される。さらに、計量標準100年を記念し、(独)産業技術総合研究所(NMIJ)が「新規NMIJ標準物質と高精度分析法」と題し、セミナーを行う。

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 同展は、1962年11月に「分析機器展」として開催されてから、今年で41回目を迎える。年々規模は拡大し、単なる機器展示の枠を超えて分析のソフトウェア、アプリケーション、標準に関する情報など、幅広い情報提供の場となっている。

 出展社数は167社、754小間と過去最大となる。前回に引き続き、中国、韓国の企業出展に加え、ドイツ政府の援助で、初めてドイツ企業が多数出展する。来場者は、海外動向を知る上で有意義な展示会となる。

 同時開催のJAIMAコンファレンスでは、2000年度ノーベル化学賞受賞の白川英樹博士を迎え特別講演会を開催する。また、JAIMAフォーラム2003のなかでは、昨年度ノーベル化学賞受賞の田中耕一フェローの講演も行われるなど、見逃せない内容となっている。

【分析展】◇9月10日(水)〜12日(金)、10時〜17時◇幕張メッセ・国際展示場4〜6ホール◇167社、754小間◇ラボ用分析機器、環境用分析機器、プロセス用・現場用分析機器、医用分析機器、各種分析装置付属装置など

【新技術説明会】◇幕張プリンスホテル・プリンスホール(展示会場隣)◇72社、202テーマ

【研究機関コーナー】◇分析展会場内◇機器分析に関する先端研究成果を紹介

【テーマ展示コーナー】◇分析展会場内◇テーマ1:「計量標準100年」(独)産業技術総合研究所◇テーマ2:「マイクロ化学技術が拓く先端ツール」高効率マイクロ化学プロセス研究組合、マイクロ科学技術(株)、日本板硝子(株)

【JAIMAコンファレンス】◇幕張メッセ国際会議場、幕張プリンスホテルプリンスホール◇特別講演会=▽9月10日(水)、12時30分〜13時30分▽幕張メッセ国際展示場コンベンションホール▽「導電性高分子の発見と開発−異分野融合の成果−」:筑波大学名誉教授白川英樹◇JAIMAフォーラム2003=▽9月10日(水)、13時50分〜16時30分▽幕張メッセ国際展示場コンベンションホール▽「科学技術立国を支える分析産業−質量をはかる手法が科学技術を支える−」:島津製作所フェロー田中耕一、浜松ホトニクス社長畫馬輝夫、理化学研究所横浜ゲノム化学総合センター所長和田昭允◇他セミナー、シンポジウム、講演会多数

【問い合わせ先】(社)日本分析機器工業会2003分析展実行委員会事務局(東京都千代田区神田小川町3−22)担当:高野、TEL03−3292−0642、FAX03−3292−7157、e-mail:webmaster@jaima.or.jp、URL:http://www.jaima.or.jp/show/

  2003年8月24日(2503号)

  ■新規NMIJ標準物質と高精度分析法

  (独)産業技術総合研究所・計量標準総合センター(NMIJ)は、2003分析展の最終日にテーマ展示コーナーのなかで新規標準物質と高精度分析法のセミナーを開催する。

 第1部では、現在供給中の新規標準物質(環境組成、標準ガス、鉄基合金)について紹介する。また、最近特に重要となっている臨床検査・バイオ標準の最新動向について報告する。第2部では、無機元素分析及び化学形態分析(スペシエーション)のための同位体希釈ICP質量分析、PCB分析のための精密分離・定量技術、断熱型熱量計を用いた純度決定について高精度分析法の開発報告する。

【日時】9月12日(金)、13時〜17時

【会場】国際会議場2階・コンベンションホールA

(プログラムはB面)

  2003年8月24日(2503号)
 

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