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 2003年8月31日(2504号)


■6月の計量計測機器生産=精密測定機は前年同月比26.3%増

  経済産業省が8月13日に発表した6月分の機械統計確報によると、精密測定機(光学測定機を含む)の生産額は45億4500万円で、前月比4・1%増、前年同月比では26・3%増と好調である。電気計測器は、半導体・IC測定器が前年同月比増となったが、電気測定器(ICテスタを除く)、工業用計測制御機器は減った。工業用計重機、分析機器も増えている。

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  精密測定機の生産数量もこの1年では最も多い2万2127台で前年同月比35・0%増となった。日本精密測定機器工業会のまとめでは、ゲージ(ブロックゲージ含む)は4億2400万円(同11%減)、その他の工業用長さ計は18億700万円(同21%増)である。

 電気計測器では、電気測定器(ICテスタを除く)が83億3500万円(前年同月比15・9%減)。半導体・IC測定器が143億5600万円(同110・7%増)、数量は406台(同41・0%増)。工業用計測制御機器は104億800万円(同13・1%減)である。

 工業用計重機は28億6300万円で前月比16・0%増、前年同月比16・1%増。分析機器は105億2800万円で、前月比で6・2%増、前年同月比で11・9%増となった。また生産数量はこの1年で最も多い2万3903台(同29・5%増)。試験機は17億7600万円(同39・4%増)、測量機器は17億2200万円(同8・6%増)。

  2003年8月31日(2504号)

  (株)タニタが情報システム企業と提携=テレビで簡単に健康管理を実現

  (株)タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、谷田大輔社長)は、情報システム構築事業の(株)フューチャーテック(名古屋市千種区、内山裕次社長)と提携し、テレビ画面で日々の健康管理ができる「地域健康福祉端末システム」を開発した。両社は、今後協力して地方自治体や医療団体等に同システムの導入を働きかけるとしている。

 これは、タニタが開発した「ヘルスプラネット」とフューチャーテックのデジタル地域情報端末STB(セット・トップ・ボックス)技術を組み合わせたもの。ヘルスプラネットのデータをSTBに接続し、デジタルテレビや家庭用テレビに表示する。これにより、誰でもテレビを健康管理端末として利用できる。また、このデータをSTBからネットワークを通じて健康管理サーバーに蓄積することで、医師や保健士から個別カウンセリングや運動プログラムのアドバイス、栄養指導を受けることも可能になる。さらに、在宅医療や遠隔医療のほか離れて住んでいる肉親の健康データを簡単にチェックすることもできる。

  2003年8月31日(2504号)

金門製作所に審判開始決定


  公正取引委員会は、8月25日、(株)金門製作所に対し独占禁止法第49条第1項の規定に基づき審判開始決定を行った。第1回の審判は10月9日(木)、14時から公正取引委員会審判廷(中央合同庁舎第6号館B棟19階)で開かれる。
 同委員会は、東京都発注の水道メーターの談合事件で、7月15日に19社に対し排除勧告を行ったが、金門製作所が応諾しなかったため。

 

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