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 2003年9月7日(2505号)


■【第54回計量士国家試験は2004年3月7日】願書受付は10月15日(水)から31日(金) 環境計量士の受検者増える

  第54回計量士国家試験が、2004年3月7日(日)に全国9カ所の会場で実施される。出願期間は、平成15年10月15日(水)から31日(金)まで。出願は、受験を希望する試験地の各経済産業局担当課へ郵送のみで、当日の消印有効となっている。環境問題が関心を集めるなかで、環境計量士の受験者数は年々増加している。昨年度の受験者/合格率は、一般計量士が1044名/23・4%、環境計量士が6762名/11・9%であった。計量士国家試験は、国家試験の中でも難しい試験のひとつであるが、様々な計量関係団体が講習会を開催するなど、勉強の環境は整っている。(関連記事AB面)

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 2003年9月1日に経済産業省から、第54回計量士国家試験の試験案内が告示された。

 今年度は、2004年3月7日(日)に実施される。試験会場は、札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、広島市、高松市、福岡市、那覇市の9カ所。

 計量士は、計量管理を職務とする者である。計量管理技術の高度化に伴い、計量管理の内容は、計量の対象、計量の目的、計量の手法、使用する計量器の種類等において専門化してきている。特に近年の環境問題に対する関心の高まりとともに、環境計量管理の重要性が強く認識されている。そこで、現在は、環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)、一般計量士の3区分となっている。

【試験の区分】▽環境計量士(濃度関係)▽環境計量士(騒音・振動関係)▽一般計量士

【願書受付期間】2003年10月15日(水)〜10月31日(金)(郵送、当日消印有効)

【願書受付先】全国9カ所の希望する試験地の各経済産業局担当課(詳細は2面)

【受験手数料】8、500円の収入印紙を受験願書に貼付(受験票送付のため、必ず50円切手を受験願書の所定の場所に貼付)

【提出書類】計量士国家試験受験願書(試験科目の免除を受けようとする者は、既に合格した計量士区分の合格証書の写しを受験願書裏面に貼付する)

【受験願書の配布】2003年10月1日(水)〜10月31日(金)まで各経済産業局担当課(全国9ヶ所、詳細は2面)において配布。

郵送での交付希望の場合(※1回につき8部までに限る)=160円切手(2部は200円、3部は240円、4部から8部は390円切手)を貼り、宛名及び、希望部数を明記した返信用封筒(角形2号、A4版が入る大きさ)を同封し、請求用封書の表に「計量士/願書○部希望」と明記のこと。

【合格発表(予定)】2004年5月末頃(合格者の受験番号を官報、及び経済産業省ホームページ(http://www.meti.go.jp)に掲載するとともに、合格証を郵送)

【受験資格】制限はなく、誰でも受験可能

願書の配布、受付先

札幌市=北海道経済産業局地域振興グループ消費経済課、〒060−0808札幌市北区北8条西2丁目1−1札幌第1合同庁舎、TEL011−709−2311(代)

仙台市=東北経済産業局産業部消費経済課、〒980−8403仙台市青葉区本町3−3−1仙台合同庁舎、TEL022−263−1111(代)

東京都=関東経済産業局産業振興部消費経済課、〒330−9715埼玉県さいたま市中央区新都心1−1さいたま新都心合同庁舎1号館、TEL048−600−0401〜0402(直)

名古屋市=中部経済産業局産業振興部消費経済課、〒460−8510名古屋市中区三の丸2−5−2、TEL052−951−2560(直)

大阪府=近畿経済産業局産業振興部消費経済課、〒540−8535大阪市中央区大手前1−5−44大阪合同庁舎1号館、TEL06−6966−6000(代)

広島市=中国経済産業局産業部消費経済課、〒730−8531広島市中区上八丁堀6−30広島合同庁舎3号館1階、TEL082−224−5671(直)

高松市=四国経済産業局産業部消費経済課、〒760−8512高松市番町1−10−6、TEL087−831−3141(代)

福岡市=九州経済産業局産業部消費経済課、〒812−8546福岡市博多区博多駅東2−11−1福岡合同庁舎、TEL092−482−5459(直)

那覇市=沖縄総合事務局経済産業部商務通商課、〒900−8530那覇市前島2−21−7カサセン沖縄ビル、TEL098−864−2321(直)

  2003年9月7日(2505号)

NITEが角度の標準供給に関する説明会−10月9日、東京・渋谷の本所で開催

   (独)製品評価技術基盤機構(NITE)は、2003年10月9日(木)にJCSSに基づく角度区分におけるロータリエンコーダ及びロータリエンコーダ校正装置の標準供給の開始に伴い、説明会を開催する。

 トレーサビリティ制度の角度の標準供給の開始については、2003年2月14日付で経済産業省が告示している。

 ロータリエンコーダは、ロボットの関節軸からプリンターの紙送りなど様々な状況で利用されている。しかし、角度の標準供給体制は、充分な体制が整っていなかった。そこで、産業界からの強い要望を受け、今年2月に角度の標準供給開始が実現した。特定標準器は、自己校正機能を持つ角度測定装置で、特定二次標準器への校正は、角度測定装置を用いた自己校正法で行う。

【日時】2003年10月9日(木)、14時〜16時

【場所】(独)製品評価技術基盤機構、2階技術研究室(東京都渋谷区西原2−49−10)

【議題】▽JCSSの概要及び申請手続きと角度供給体制▽技術的要求事項▽技能試験について

【参加費】無料

【申込み・問い合わせ先】参加者氏名、会社・団体、所属、連絡先を明記し、FAXかe−mail。
製品評価技術基盤機構・認定センター認定業務課:藤井幸治(〒460−0001、名古屋市中区三の丸2−5−1)、TEL052−951−3902、e−mail:fujii-koji@nite.go.jp

【締め切り】2003年9月25日(木)先着順) 

  2003年9月7日(2505号)
 

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