■【11月1日は計量記念日】東京の「計量いま・むかし展」など全国で記念日行事 計量全国大会は京都で開催
11月1日は計量記念日。1日を中心に、10月末から11月いっぱい、全国各地で計量記念日行事が実施される。東京都の計量行政機関と計量団体は、例年「都民計量のひろば」を開催しているが、今年は江戸東京博物館で開催される「平賀源内展」に併せて「計量いま・むかし展」を開催する。本紙で紹介しているように全国各地で、地域計量行政機関と計量団体が協力し、計量記念日に関連づけて計量への関心を高める行事が実施される。「計量月間」「計量強調月間」などを設定して取り組むところも多い。経済産業省と計量関連団体は共同で「計量記念日全国大会」を、11月4日、京都の国立京都国際会館で開催する。
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今年の「計量記念日全国大会」は京都で開催される。国際法定計量委員会(OIML/CIML)及びアジア太平洋地域法定計量フォーラム(APLMF会議)などの計量に関する国際会議が京都で開催される(別項参照)のに合わせて開催するもので、特別講演も国際法定計量機関(OIML)の事務局責任者などが国際的な法定計量の現状と課題を紹介する。計量記念日全国統一ポスターや公募した計量標語は、注目されているトレーサビリティの普及啓発・推進を意識したものである。計量行政審議会も時期を合わせて京都で開催される。
全国各地では、月間を設定したり、イベントを開催したりと工夫を凝らして計量記念日行事が開催される。計量の基準を定め、適正な計量を確保することが、商取引や日常生活の安全の確保、経済の発展にとって重要であることをアピールしている。
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