■10月の電気計測器生産額は397億円 半導体・IC測定機が146億円で好調
(社)日本電気計測器工業会のまとめによると、10月の電気計測器全体の生産額実績は、396億8700万円で、対前年同月比で30・4%増、対前月比で26・9%減となった。電気測定器内の半導体・IC測定器は好調。
品目別に見ると、電気計器のうち指示計器が5億8200万円(対前年同月比6・4%減)、電力量計は27億4800万円(対前年同月比11・2%増)である。
電気測定器は235億7300万円で対前年同月比51・4%増と好調である。特に電気測定器内の半導体・IC測定器は、145億6600万円(同129・4%増)と、好調を維持している。電圧電流電力測定器は6億500万円、波形測定器12億4900万円、無線通信測定器14億3500万円、回路素子・材料測定器4億6900万円、伝送特性測定器は4億5200万円である。工業用計測制御機器は、100億1900万円(同4・7%増)である。内訳は、PA用計測制御機器が96億4500万円、FA用計測制御機器3億7400万円。放射線測定器は、10億2400万円(同10・7%増)。環境計測機器は、18億4200万円(同34・6%増)となった。