■【第12回品質工学研究発表大会】2004年6月10〜11日JAホール コスト意識を持って技術戦略を提案
品質工学会は、2004年6月10日(木)、11日(金)の2日間、東京大手町のJAホールで「第12回品質工学研究発表大会」を開催する。テーマは「手段は自由 評価は品質工学」。創立12年目を迎えた同会の研究発表大会は、年々発表申込みが増え、壇上発表、ポスター発表合わせて今年は106件となっている。また同会名誉会長の田口玄一博士が「技術戦略を考える」と題し、ものづくりマネジメント戦略の重要性について特別講演をする。
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品質工学研究発表大会は、毎年開催されている。年々、研究分野と参加企業の幅が広がり、内容の充実が見られる。今年の発表数は106件。
今年の大会テーマは、「手段は自由 評価は品質工学」。技術者がシステムを創造するときは、現状にとらわれない自由な発想が必要だが、評価をするときは顧客の立場に立った機能性の評価に徹することが大切だとする。品質工学の本質である生産活動において社会的損失を最小限にすることを考える。これからの技術者は、コスト意識を強く持ちものづくりを行うことが求められる。
11日(金)には、田口玄一博士(品質工学会名誉会長)の特別講演「技術戦略を考える」と、精密測定技術振興財団品質工学賞とASI賞の表彰式も行われる。さらに、「経営とQE」、「機能性評価」のミニシンポジウムの開催と、品質工学を理解するまたとない機会となっている。
【日時】2004年6月10日(木)、11日(金)、9時〜17時30分
【場所】JAホール(東京都千代田区大手町1−8−3、JAビル)
【テーマ】手段は自由 評価は品質工学−技術戦略の提案−
【プログラム】
《6月10日》壇上発表
◇JAホール
▽機械系(1)/10時〜12時30分
▽機能性評価/14時〜15時30分
▽ミニシンポジウム/機能性評価/15時40分〜17時
◇国際会議場
▽表面処理/10時〜12時30分
▽接合/13時50分〜15時30分
▽ミニシンポジウム/経営とQE/15時40分〜17時
ポスター発表(10時〜17時)
◇第1会議室▽機械系(2)▽ソフトウェア
◇第2会議室▽切断・切削
◇第3会議室▽教育・普及▽オンライン
◇第4会議室▽経営とQE
懇親会 17時20分〜KDDIホール2階
《6月11日》壇上発表
◇JAホール▽機械系(3)/9時40分〜12時10分▽成形/13時15分〜14時30分
◇国際会議場▽材料系/9時40分〜12時10分▽成膜/13時15分〜14時30分
ポスター発表(9時40分〜14時)
◇第1会議室▽画像形成
◇第2会議室▽予測・診断
◇第3会議室▽電気系
◇第4会議室▽計測技術▽医学・薬学
特別講演 「技術戦略を考える」品質工学会名誉会長田口玄一(JAホール/14時45分〜15時55分)
表彰式 精密測定技術振興財団品質工学賞/ASI賞
【参加費】
▽大会 品質工学会会員(一般):1万円、非会員(同):2万円、品質工学会会員(学生):3千円、非会員(同):6千500円
▽懇親会 一般、学生:6千円
【問い合わせ】
品質工学会事務局(東京都港区赤坂4−1−24、(財)日本規格協会内、TEL 03−3583−8234、FAX 03−3582−0698)
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