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    2004年6月27日(2543号)


■【4月の機械統計確報】計量計測機器は回復基調持続 ガスメーターは前年同月比12%減
 

 経済産業省が6月11日に公表した4月の機械統計確報によると、計量計測機器の生産額はガスメータを除き前年同月比プラスになっており、引き続き回復傾向を示している。最高の伸びを示したのは半導体・IC測定器で前年同月比145・7%増である。3月は工業用計測制御機器、ガスメータ、分析機器が前年同月比減であった。4月は年度初めであり、生産金額そのものは3月より減のものが多い。

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 半導体・IC測定器は146%増 

 電気計測器は好調である。電気測定器(ICテスタを除く)が生産金額120億3600万円で前年同月比51・6%増。半導体・IC測定器は214億1500万円(145・7%増)。工業用計測制御機器は90億9700万円(13・5%)で、3月の5・1%減から増に転じた。

 医用測定器は45億3800万円の生産で34・9%増である。工業用長さ計は25億2800万円(26・0%増)。

 ガスメータは23億3100万円で12・0%減である。3月は21・1%減だった。
 工業用計重機は22億9600万円(10・3%増)。精密測定機(光学測定機を含む)は、46億1100万円で18・6%増。

 分析機器は104億1100万円で8・9%の増。3月は2・6%減だった。試験機は26億3700万円(82・1%増)。測量機器は21億4700万円で49・5%増であった。 圧力計など含む計測機器全体の生産金額は319億3100万円。

  2004年6月27日(2543号)


【オーバル新社長に近藤健二氏】経営陣の若返り図る

  (株)オーバル(東京都新宿区上落合3−10−8、加島淳一郎社長)は、5月28日開催の同社取締役会で役員の人事を内定した。6月29日の株主総会で就任する予定。

 代表取締役社長には、取締役兼常務執行役員の近藤健二氏が内定した。社長の加島淳一郎氏は取締役会長に就任する。今回の人事は、社長以下経営陣の若返りにより、企業の活性化を図ることを目的としている。(その他役員人事は次号以下掲載)

 近藤健二氏略歴(こんどう・けんじ)

 ▽1943年3月15日生▽神奈川県出身
 ▽65年3月青山学院大学経済学部商学科卒業
 ▽同年3月(株)オーバル入社
 ▽98年6月取締役就任:横浜事業所長、製造本部長
 ▽01年6月取締役執行役員就任:管理本部長、経営企画室長
 ▽02年6月取締役常務執行役員就任:経営企画室長、管理部門部長、中国室担当
 ▽04年3月取締役常務執行役員:管理部門部長、経営企画室担当、中国室担

     2004年6月27日(2543号)

古都の天秤製造を知る

 古都の天秤製造を知る 2003年末に京都で発掘された天秤工房跡から、天秤の棹の水平を確認する木瓜を作るための鋳型が大量に発見された。全国7ヶ所(東京、群馬、花巻、石川、奈良、高知、神戸)で開催される「発掘された日本列島2004展」で見ることができる。東京:6月1日(火)〜7月7日(水)、江戸東京博物館

 

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