2007年度中部7県計量協議会開催
計量思想普及事業の実施状況と今後のありかたを討議
計量協会関係者122名が参加
講演は青木豊昭氏の「大国・越前の実像」
2007(平成19年)度中部7県計量協議会が7月5日(木)午後、福井県あわら市の北陸あわら温泉「まつや千千」で福井県計量協会の当番主催に三重県、富山県、愛知県、静岡県、岐阜県、石川県、福井県の計量協会関係者122名が参加して開かれた。議題は各県の計量協会などが実施している計量思想普及事業の実施状況の内容確認と今後の展開の在り方。協議会には来賓として産業技術総合研究所関西センター大阪扇町サイト室長上田升三氏、福井県産業労働部企画幹小竹正雄氏、あわら市長橋本達也氏、福井県計量検定所所長矢戸康夫氏、福井市市民協働推進課長平田孝次氏、日本計量振興協会専務理事河住春樹氏。青木豊昭氏が「大国・越前の実像」−越前から皇位につかれた継体天皇−と題して講演した。協議会は午後2時に開会、表彰式、協議会、講演会、懇親会の順で進行し午後8時に終了した。
高木則之会長
中部計量協会7県の計量思想普及事業
各県から報告された計量記念日を中心にして実施している「計量思想普及事業」の内容は次のとおり。
1、三重県計量協会
(1)県内の小学生を対象に図画・ポスターおよび書道作品を募集、入選作を表彰。
(2)図画・ポスターの優秀作品を印刷して、県内の路線バス100台に掲示。
(3)県および各市の11月の計量強調月間行事などに協力、四日市市の「計量のひろば」、桑名市健康フェスティバル、鈴鹿市消費生活展のほか、などで家庭用計量器の無料検査を実施。
(4)行政機関ならびに消費者グループの催しに付随する計量教室、試買検査などへの講師の派遣。
2、富山県計量協会
(1)計量記念日の懸垂幕を百貨店、市役所前に掲出、計量記念日ポスターを配布、動物園での計量クイズと健康チェックコーナーの実施。
(2)高岡市でミニ計量展をリサイクルフェアと同時開催。
(3)高岡市で計量教室を開催、18年度は18名の消費者の参加で食糧品の試買調査を実施。
(4)会報ほか関係情報誌を会員に配布。
3、愛知県計量連合会
(1)「計量啓発委員会」が中心になって活発に活動していたが。会員の減少、行政機関からの補助金の打ち切りなどによって、何とか事業を継続している状態だ。
【式次第】
1、表彰式 (1)開式の辞、(2)功労者表彰状授与、(3)被表彰者代表謝辞、(4)閉式の辞 2、協議会 (1)開会、(2)会長挨拶、(3)来賓祝辞、(4)議題協議、(5)閉会
3、講演会 4、懇親会
(3面へつづく)
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